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【生きていける自信がないと感じる人へ】自信がなくてもやっていけるようになる対処法7選

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「この先、生きていける自信がない」
「これからの人生をやっていけるのか不安しかない」

自信が持てず、将来に対して漠然とした不安を感じている人は少なくありません。自信がないと感じることは誰にでもあるものです。では、自信を取り戻し、前向きに生きていくにはどうしたらいいのでしょうか?

この記事では、生きていける自信がないと感じてしまう原因と対処法について解説しています。この記事を読めば、情報過多やSNSの影響により、自信を失いやすい環境の現代社会を生きていくためのヒントが見つかるはず。ぜひ最後までお読みください。

この記事は書籍『 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 』の関連コラムです。

生きていける自信がないと感じる原因

生きていける自信がないと感じる原因を解説します。

  • 他人と比較している
  • 過去のトラウマがある
  • 理想が高すぎる
  • 情報過多による不安
  • 運動不足
  • 疲労がたまっている

それぞれ詳しく見ていきましょう。

他人と比較している

つい誰かと自分を比較してしまいがちですが、これにより自信を失ってしまうことがあります。比べることは悪いことではありませんが、つねに比較してばかりいると、自分の良いところが見えなくなり、自信を失ってしまう原因になります。

友人が良い成績を取ったり着実にキャリアを築いていたりする姿を見ると、自分の現状に不足を感じてしまいます。すると、「自分なんて…」と自信を失ってしまい、同じような成功を手にすることができない自分は生きていけるのだろうかと不安に陥ってしまうのです。

過去のトラウマがある

大きな失敗や失恋など、過去にうまくいかなかった経験がトラウマとなっている場合も生きていく自信を失わせる原因となります。また同じことを繰り返すのではないかと不安になってしまい、新しい挑戦や人との関わりに抵抗を感じるようになるのです。

「どうせ無理」というようなネガティブな思考が定着してしまうと、自分の可能性を狭め、成功体験が乏しくなって自信を失います。挑戦しなければ成功することもありません。生きていくための自信を得られないまま、不安ばかりになってしまいます

理想が高すぎる

高い理想や目標を持つことは素晴らしいことですが、現実とのギャップが大きすぎてしまうと自信を失うことにつながります。達成できないことで自己否定感が強まり、自信を失うことにつながるからです。

「完璧にしなければならない」「成功し続けなければならない」といった考え方はプレッシャーとなり、失敗してしまうと挫折感が大きくなります。このような考え方でいると、小さな成功や進歩に気づけずに自分を過小評価してしまうことになり、自信を失うのです。

情報過多による不安

現代社会では膨大な情報に触れることができます。とくにSNSなどから流れてくる情報は、他人と比較する要因になったり、不安にさせるようなものだったりすることも少なくありません。新しい情報が次々と飛び交い、何が真実なのかわからなくなることもあります。

情報が多すぎることで自分の判断に迷いが生じ、自信を持った選択ができなくなります。「このままでは将来が不安」「自分だけ取り残されている」と感じるようになり、生きてける自信を失ってしまうのです。

運動不足

運動不足は心身の健康に悪影響を及ぼします。運動によって分泌されるセロトニンという神経伝達物質は幸福感やリラックス効果をもたらしますが、運動不足になるとセロトニンが減少し、不安やストレスを感じるようになってしまいます。

セロトニンの不足はうつ病などのメンタルの病気にも影響することがわかっています。運動不足によって不安感が増し、自信を失ってしまう可能性が少なくないのです。

疲労がたまっている

疲労がたまっていると、思考力や集中力が低下し、イライラ感やモチベーションが保てなくなるなどの症状が現れます。寝つきが悪くなり、さらに疲労が溜まっていく悪循環に陥ってしまう可能性もあります。

このような状態では、ちょっとしたミスでも大きな失敗に感じられ、自己評価が大きく下がります。モチベーションも低下するので、これから生きていけるのだろうかという不安が強まり、自信が持てなくなってしまうのです。

自信を取り戻して生きていくための方法7選

ここからは、生きていく自信を取り戻す方法を7つご紹介します。

  1. 「今」を大切にする
  2. ありのままの自分を受け入れる
  3. 他人と比較しない
  4. 完璧主義を手放す
  5. 生活習慣を見直す
  6. 小さな成功体験を積み重ねる
  7. 環境を変える

次から詳しく解説していきます。

1.「今」を大切にする

この先の未来が悪い結果になると想像して不安になるくらいなら、未来なんて何が起こるかわからないと割り切ることも大切です。未来のことを考え、より良くなるように行動することは大切ですが、未来を100%コントロールすることはできません。

「今」はそのうち「過去」になります。「今」を大切にして笑って過ごせれば、未来の自分が思い出す過去を笑っていた記憶にすることができます。先のことを不安に思う時間を、今を楽しむ時間に変えてみましょう

生きていける自信があってもなくても、今を大切にすることで心が落ち着いていきます。

2.ありのままの自分を受け入れる

自分にもっと能力があればなどと、理想の自分像を求めてしまうことは少なくありません。しかし、そういった考え方をしていると、自分を否定的に捉えることになり、自信を失うことにつながります。

ありのままの自分を受け入れるとは、自分の価値観や個性、長所や短所をすべて認めて肯定するということです。短所を隠そうとするのではなく、自分の一部として受け入れることが大切です。

とはいえ、自分の短所を受け入れるのは抵抗があるかもしれません。その場合は、違う角度から客観的にみてみましょう。優柔不断なのは他人の意見を尊重できるということですし、心配性なのは慎重に物事を進められるということなのです。

ありのままの自分を受け入れ、自分を褒めてあげることで自信が持てるようになっていきます。

3.他人と比較しない

他人と比較することは、自分を否定することに繋がり、自信をなくす要因となります。SNSの普及により他人の成功を目にする機会は多くなりましたが、それはほんの一部分であり、裏では大きな苦労や我慢が隠れていると考えるようにしましょう。

それでもどうしても気になってしまう場合は、もし相手と入れ替わったら本当に満足できるのかを考えてみます。価値観や幸せの基準は人それぞれ違うので、それほど幸せを感じないかもしれませんし、そこに至るまでのつらい努力があったとしたら、それをやるのは嫌だと思うかもしれません。

他人と比較するのではなく、過去の自分と今の自分を比較すると成長していることに気づいて自信になります。人は人と考え、他人と比較しないようにしてみましょう。

4.完璧主義を手放す

完璧を求めすぎると、できないことばかりに目がいってしまいます。しかし、できていることもあるはずです。完璧な人間などこの世に存在しないと考えてみましょう。多少足りないものがある方が、人間としての魅力があるのです。

また、仕事などで成果を求められることに対しては、一つ一つ小さなステップをクリアしていくという過程を楽しむことも大切です。総合的な結果は失敗だったとしても、細かく見ていくとできていることが必ずあります。完璧でなくても大丈夫。失敗したらやり直せばいいのです

5.生活習慣を見直す

生活習慣の乱れは心身に大きな影響を与えます。睡眠・食事・運動などの基本的な生活習慣を見直し、心身ともに健康な状態を保つようにしましょう。

睡眠はストレスの軽減や、集中力・記憶力の向上につながります。質の高い睡眠をとれるように、寝る前のスマホの使用を控えたり、毎日同じ時間に寝たりするようにしましょう。また、運動をすることでセロトニンが分泌され、気持ちが安定して質の良い睡眠ができるようになります。

規則正しい生活習慣は気持ちを前向きにしてくれるので、自信を取り戻すための基盤を整えられるのです。

6.小さな成功体験を積み重ねる

小さな目標を立てて 達成するという成功体験を積み重ねることは、自信を取り戻すために効果的な方法のひとつです。大きな目標を達成することも重要ですが、日々の小さな成功を見つけて自分を褒めることによって自己肯定感が高まるからです。

目標は小さくても具体的なものにしましょう。たとえば、「10分早く起きる」「新しい料理を作ってみる」「5分だけ本を読む」など、ちょっと頑張れば達成できるものにします。できたら自分を褒めてあげましょう。

このように小さな成功体験を積み重ねていくと、自信がついてきて前向きに生きていく力が蘇ってきます。

7.環境を変える

環境を変えることで自分に対する評価が変わることがあります。同じことをしているのに、周りからの評価がまったく違うということも少なくありません。ポジティブな影響を与えてくれる環境に身を置くことで、新しい視点に気づき、自信につながることもあるのです。

また、通勤ルートを変えたり新しい趣味を始めたりというような小さな変化を加えることでも新しい発見を得られます。そうすることで新たな可能性に気づき、自信を取り戻すきっかけに出会う可能性があります。

自信がなくても生きていけるような考え方をしよう

自信がないと感じながら生きていくのは、不安に押しつぶされそうでつらいものです。しかし、今、生きているということは、「自信がなくても今までなんとかやってこれた」ということではないでしょうか。自信がなくてもなんとかなると思えば、気持ちが楽になるかもしれません。

Jam著『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』では、このような気持ちが楽になる考え方を64個紹介しています。自信を取り戻すには多少の努力と時間が必要かもしれませんが、考え方を少し変えることは今すぐにできます。ぜひこの本を読んで、悩みや不安を手放していってください。

この記事は書籍『 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 』の関連コラムです。