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仕事以外引きこもりなのは改善すべき?脱却する方法や引きこもりでも充実させる方法を紹介

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「仕事は行っているけど、週末は家から一歩も出ない…」「仕事以外は引きこもり」という生活に、どこか後ろめたさを感じていませんか?

この記事では、仕事以外引きこもりになってしまう原因から、より充実した毎日を送るためのヒントをお届けします。ぜひ最後まで読んで、今の生活を変えたい人も、そうでない人も、自分らしい暮らし方を見つけてください。

この記事は書籍『 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 』の関連コラムです。

仕事以外引きこもり状態になる原因

仕事に行く以外は引きこもり状態になってしまう原因を見ていきましょう。

仕事の疲れがたまっている

仕事以外引きこもりになる原因に、仕事による疲労の蓄積があります。仕事で心身ともに疲弊してしまうと、休日はとにかく体を休めたい、何もしたくない、と感じてしまうのは自然なことです。

連日の残業や休日出勤、精神的なストレスが大きい仕事をしている場合は、その傾向が強くなります。エネルギーを充電するために、家で過ごす時間が長くなるのは、ある意味当然のだと言えるでしょう。

しかし、疲労回復のために家で過ごすことが習慣化しすぎると、外出すること自体が億劫になってしまいます。その結果、ますます外に出る機会が減り、友人や知人との交流も途絶えがちになり、「仕事以外引きこもり」状態を招いてしまうのです。

人付き合いが苦手

職場での人間関係にストレスを感じていたり、もともと人とコミュニケーションを取ることが得意ではないような内向的な性格である場合、休日にまで他人と積極的に関わりたいとは思えないものです。

友人や知人からの誘いを断ったり、人が集まる場所を避けたりするうちに、自然と家で過ごす時間が増えていくでしょう。無理をして疲れてしまうくらいなら、家でゆっくりするほうがいいと思ってしまうのです。

外での趣味や楽しみがない

休日に外でやりたいことや行ってみたい場所などがない場合、家で過ごすことが最も楽です。誰にも気を使わずに過ごすことが最高の楽しみとなっていきます。

しかし、外に出かけることが減ると、新しい発見や出会いの機会も減っていきます。結果的にますます外に出るのが億劫になってしまい、「仕事以外は引きこもり」状態が固定化してしまうのです。

「仕事以外引きこもり」のメリット・デメリット

「仕事以外引きこもり」という生活スタイルには、良い面と悪い面の両方があります。ここでは、そのメリットやデメリットを見ていきます。

【メリット】疲労回復になる

「仕事以外引きこもり」のメリットとして、心身の疲労回復に効果的であることがあげられます。仕事で疲れた体を休めるためには十分な睡眠とリラックスできる時間が必要です。家で過ごすことで通勤や外出による肉体的な疲労を軽減し、自分のペースでゆっくりと過ごすことができます。

また、人混みや騒音といった外的刺激を避けることで精神的なストレスも軽減され、心身ともにリフレッシュできるでしょう。

疲労が蓄積すると集中力や判断力が低下し、仕事のパフォーマンスにも悪影響を及ぼします。しっかりと休息を取ることは、仕事の効率を上げるためにも重要なのです。

【メリット】無駄な出費がない

外出すると、交通費・食費・娯楽費など何かとお金がかかります。しかし、家で過ごすことでこれらの出費を抑えることができます。浮いたお金を貯蓄に回したり、自己投資に使ったりすることもできるでしょう。

仕事に行く以外は引きこもりの生活をしていると、経済的な負担が少なくなることがメリットだと言えます。ただし、家での食費や光熱費は増える可能性があるため、その点は注意が必要です。

【デメリット】社会との繋がりが希薄になる

家で過ごす時間が長くなると、友人や知人との交流が減り、孤独感を感じやすくなることがあります。また、社会の動きやトレンドに疎くなったり、新しい情報や知識を得る機会が減ったりする可能性もあります。

人間は社会的な生き物であり、他人との関わりの中で自己を確立し、成長していくものです。社会との繋がりが希薄になると、精神的な健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

【デメリット】運動不足になりがち

ずっと家の中で過ごしていると体を動かす機会が減り、運動不足になりがちです。運動不足は体力低下や肥満の原因となるだけでなく、生活習慣病のリスクを高めたり、精神的な不調を引き起こしたりすることもあります。

健康を維持するためには、適度な運動が必要です。家の中でもできるストレッチや筋トレ、ヨガなどを取り入れるなど、意識的に体を動かすようにしましょう

仕事以外引きこもりの毎日から脱却する方法

ここからは、引きこもりがちな毎日から脱却するための5つの方法をご紹介します。

近所を散歩してみる

行き先の目的がなくても、近所を散歩してみるだけでもリフレッシュできます。最初は5分や10分といった短い時間からでも大丈夫です。毎日同じ時間に歩く、新しい道を開拓するなど、自分なりの楽しみ方を見つけると継続しやすくなります

スマートフォンで歩数を記録したり、景色の写真を撮ったりするのも良いでしょう。日光を浴びることでセロトニンというホルモンが分泌され、気分が明るくなる効果も期待できます。

近所を散歩することは、引きこもりがちな生活から抜け出す第一歩として非常に有効です。

趣味を見つける

趣味に没頭することで、仕事以外の時間を充実させ、生活にメリハリが生まれます。また、新しいことに挑戦することで自己肯定感が高まり、自信にもつながるのです。趣味によっては、教室に通ったりイベントに参加したりするなど、外出する機会が増えます。

趣味を見つけるには、興味があることを実際に体験してみることが大切です。まずは子どもの頃に好きだったことを思い出したり、インターネットなどで情報を集めたりしてみましょう。できるかできないかではなく、やりたいかどうかを優先して探すことがポイントです。

昔の友人に連絡をとる

久しぶりに昔の友人に連絡を取ってみることも、引きこもりから脱却する良いきっかけになります。気心の知れた友人となら、出かけるハードルも低くなるはずです。実際に会って話をしていくうちに、遊びに行く約束をするなど、次の外出の予定ができる可能性もあります。

「最近どうしてる?」などと、気軽に連絡をとってみましょう。新たな刺激や外出の機会をもたらしてくれるはずです。

資格に挑戦してみる

資格取得という明確な目標を持つことで、日々の生活にメリハリが生まれ、学習を通じて新しい知識やスキルを習得できます。目標に向かって努力し達成感を味わう経験は、自信を高めて自己肯定感を向上させます。

新しい知識やスキルを習得することで、視野が広がり、外の世界への関心が高まりやすくなります。また、「せっかく資格をとったのだから」と、新しいことを初めてみる気持ちになり、それが外出のきっかけになることもあります。

自分磨きをする

自分磨きは、外見と内面の両方に良い影響を与えます。自分に自信がつき、「人に見てもらいたい」という気持ちが湧いてくるようになります。自己肯定感が上がるので積極的に行動できるようになり、今までなら躊躇していたような場所にも足を運んでみようと思えるようになるのです。

ダイエットに成功した人は、新しい服を着ておしゃれをして街を歩いたり、友達と食事に出かけたりしたくなるでしょう。語学を学んだ人は、その語学を使うために海外旅行に行ったり、外国人が集まるイベントに参加したりするかもしれません。

自分磨きをして自信を高めることは、新しい興味や関心を引き出し、行動範囲を広げる効果が期待できるのです。

仕事以外引きこもりでも充実した毎日を送る方法

仕事に行く以外は家で過ごす人も、充実した毎日を送ることはできます。外出しなければならないとは限りません。ここでは、その方法を紹介します。

オンラインを活用する

オンラインを活用することで、引きこもりながらも充実した生活を送ることができます。さまざまなサービスやコンテンツにアクセスできますし、オンラインショッピングを利用すれば自宅にいながら買い物ができます。

さらに、オンライン学習プラットフォームを利用すれば、語学やプログラミングなど、新しいスキルを習得することも可能です。オンラインフィットネスで運動不足を解消したり、オンラインゲームで仲間と交流したり、SNSで趣味の合う人と繋がったりすることもできます。

オンラインを活用することで、自宅にいながら、買い物・娯楽・学習・コミュニケーションなど、さまざまな活動を行うことができ、充実した時間を過ごせるのです。

インドアでも楽しめる趣味を持つ

趣味に没頭する時間は、日々のストレスを軽減し、生活に潤いを与えてくれます。インドアでも楽しめる趣味は多くあります。読書・手芸・プラモデル作り・料理・映画鑑賞・ゲーム・ヨガなど、興味を持ったものに挑戦してみましょう。

家でチャレンジする趣味は、他の人の目を気にする必要はありません。思う存分楽しむことができるので、外出しなくても充実した毎日になるはずです。

規則正しい生活をする

規則正しい生活は心身の健康を維持し、生活リズムを整えるために不可欠です。毎日同じ時間に起床・就寝することで体内時計が整い、睡眠の質が向上します。また、バランスの取れた食事を3食きちんと摂ることで体の調子が整い、免疫力が高まります。

また、規則正しい生活をするには自己管理能力も必要になります。「決まった時間に起きる」「バランスの取れた食事を作る」など、小さな目標を達成していくことで自己肯定感の向上や自信につながるのです。

心身を健康に保つことは、活動の質を向上させ、結果として充実した毎日にしてくれます

ストレスを減らす考え方を身につける

ストレスは心身の健康に悪影響を及ぼし、生活の質を低下させます。仕事のプレッシャーや人間関係の悩みを抱えたままだと心からリラックスすることができません。とはいえ、このような悩みを簡単に手放すことは難しいもの。そこで、自分の考え方を変えてみることをおすすめします。

たとえば、上司や先輩に振り回されて疲弊しているなら、「会社を出ればどんなに偉い人でもただの人」だと考えたり、周りの評価が気になるなら、「人の評価ほどあいまいなものはない」と思うようにしたりするだけで気持ちを軽くできます。

自分らしい生活を送り、充実した毎日を過ごすために、ストレスを減らす考え方を身につけておきましょう

仕事以外は引きこもりでも自分らしい生き方ができれば問題なし

仕事以外引きこもりの生活をしていると、このままでいいのだろうかという不安を感じるかもしれません。しかし、その生活を変えても変えなくても、自分が充実感を得られれば問題ないはずです

ただ、疲れやストレスで家から出られないと感じる人は、まず休息をし、ストレスを手放す考え方を定着させていきましょう。Jam著『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』では、心が軽くなる考え方を漫画とともにわかりやすく紹介しています。

家で過ごす時間を充実させるための読書にも最適な本なので、ぜひ一度手に取ってみてください。

この記事は書籍『 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 』の関連コラムです。