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友達いない人はやばい?1人で寂しい人生を変えるための方法を解説

なぜか感じがいい人の かわいい言い方
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「友達がいない自分はやばいのかな?」「友達がいなくて寂しい……」など、友達がいないことに対し悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?

結論からいうと、友達がいない=やばい人ではありません。ただ、一緒に遊びに行ったりいろんなことを気軽に話したりできる友達は欲しいですよね。

そこで本記事では、山崎拓巳氏の著書『なぜか感じがいい人のかわいい言い方』から、友達をつくるために有効な方法を解説します。友達がいない人の特徴や友達がいなくなる理由も紹介するので、気になる人は参考にしてください。

この記事は書籍『 なぜか感じがいい人の かわいい言い方 』の関連コラムです。

友達がいない人はやばいのか

結論からいうと、友達がいないだけで「やばい人」だと思われることはありません

しかし、友達がいない人は一般的に「何か問題がある人なのではないか」と思われるケースが多いです。実際、友達がいない人はコンプレックスや過去のトラウマなどから周囲の人との交流を絶ってしまう傾向があります。

また、プライドが高かったり過剰なネガティブ思考だったりという性格を持っていることも。これにより、関わりづらい人だと思われがちです。

しかし、友達がいない人のなかには「1人でいることが好き」「友達は1人いればいい」という考えのもと、人間関係を構築している人もいます。

そのため、友達がいないからといって必ずしもやばい人であるとはいえないのです。

友達がいない人の3つの特徴 

友達がいない人には、次のような特徴があります。

  • コミュニケーションが苦手
  • 内向的で1人でいることが好き
  • 自分に自信が持てない

上記について、順に詳しく解説していきます。

1.コミュニケーションが苦手

友達がいない人は、コミュニケーションに苦手意識を持っている人が多いです。相手の気持ちをくみ取ったコミュニケーションが難しく、相手の機嫌を損ねたり意見の食い違いを起こしたりしがち。

そのため、相手から距離を置かれたり対人トラブルで精神的に疲弊したりするケースが少なくありません。

このような状態を避けようとコミュニケーションの機会を減らす人が多く、さらに友達ができなくなくなってしまいます。

2.内向的で1人でいることが好き

友達がいない人は内向的な性格の持ち主も多く、他者と積極的に交流する機会を持とうとしません。1人でいる時間が好きであるため、仮に友達がいても常に行動を共にしようとは思いません。そのため、相手側の理解や歩み寄りがない限り自然と疎遠になっていってしまいます

3.自分に自信が持てない

友達がいない人は、以下のような経験から自分に自信が持てないタイプも多いです。

  • 外見にコンプレックスがある
  • 過去にいじめを受けた経験がある 

上記のような理由から自分に自信が持てない場合、他者に対して常に気を遣うことになります。気を遣っていることは他者にも伝わるため、距離を置かれやすいです。これにより、新しく友達が欲しくても友達ができない状況に陥ります。

そのため自分に自信が持てずに常に他者へ気を遣っている人は、自信が持てない原因となっている事柄を解消するのが大切です。

友達がいなくなる理由 

学生の頃は友達がいたけれど社会人になってから友達がいなくなった、年々友達が少なくなっているという人もいるでしょう。

友達がいなくなる代表的な理由には、以下のものがあります。

  • 相手に気を遣いすぎてしまう
  • 相手との距離感を保ちづらい
  • 他者を信頼できない

ここからは、上記について詳しく解説します。

相手に気を遣いすぎてしまう

友達がいなくなる大きな理由のひとつとして、相手に気を遣いすぎていることが挙げられます。常に気を遣って接していると、精神的に大きなストレスを抱えがちです。このような状態を続けていくと、徐々に他者と関わるよりも1人で過ごした方が楽だと感じるようになります。

その結果、友達を作る意義がわからなくなり、友達を作ろうという行動を起こさなくなります。このため、新しい友達がなかなかできません。

また、すでに親しい間柄の人とも親密度を上げていくことが難しく、いつの間にか疎遠になってしまいます。

相手との距離感を保ちづらい

他者とのほどよい距離感を保つのが苦手な人も、友達がいなくなる可能性が高いです。

たとえば、社会人になった友達から「仕事に集中したいからしばらく遊べない」と言われたとしましょう。

このようなとき、友達がいなくなる人は相手に対して学生時代と変わらない関係性の維持を求めるなど、自分勝手な行動を取ることで、距離を置かれてしまいます。

その後も相手とのほどよい距離感を保つのが難しいため、距離を置く人がどんどん増えてしまうことに。このような結果、友達がいない状況に陥ってしまうのです。

他者を信頼できない

最後に挙げるのが、他者を信頼できないことです。他者を信頼できないと、相手が自分を信頼してくれていたとしても、関係値を深められません。

そのため、長い付き合いでも友達と呼べる関係性を構築できずに、人が離れていってしまいます。

友達がいなくて寂しい生活を変えるための方法 

友達がいない人のなかには、寂しい生活から抜け出すために良好な人間関係を構築できるようにしたいと考えている人もいるでしょう。

そこで、ここからは山崎拓巳氏の著書『なぜか感じがいい人のかわいい言い方』をもとに、友達をできて楽しい生活に変える具体的な方法を解説します。

相手へ先に好意を寄せる

人間関係がうまくいく条件として、好意を相手に伝えることが挙げられます。自分から相手に対して好意を先に伝えれば、相手も自分に対して好意を向けやすくなるからです。

日常会話の中で「面白い方ですね」「○○さん、めちゃめちゃ好きです」など、相手への好意を伝えるようにしましょう。

好意を伝えるだけでなく、相手の興味がある対象に興味を持つことも大切です。相手が興味のある対象について深堀りして聞くことで、相手が自分の話を夢中になって話すようになります。これにより、相手と強い信頼関係を構築しやすくなります。

クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンを使いこなして会話をする

友達を作りたいけれど、雑談がなかなか続かずに悩んでいる人もいるかもしれません。そのようなときは、質問の仕方に目を向けましょう

質問には回答が限定されるクローズドクエスチョンと、自由な答えを出せるオープンクエスチョンの2種類があります。

たとえば「今日、朝食を食べましたか?」は、回答が「はい」と「いいえ」しかないクローズドクエスチョン、「今日の朝食は、何を食べましたか?」は、相手が自由に回答できるオープンクエスチョンです。

雑談中、話を広げたいときはオープンクエスチョンを使用するとよいです。

オープンクエスチョンで話が広がったあとは、相手が回答しやすいクローズドクエスチョンで、話を点検するように深堀りしていきましょう。

クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンを組み合わせて質問することで、相手の頭の中をクリアにできます。

これにより、相手から「もっとこの人と話していたい」と思われるようになり、自然と深い話ができる友達へと関係性が進展しやすくなります

オンライン交流をする

プライベートで他者と関わる機会があまりない場合、友達をつくるのは難易度が高いです。また、他者との直接的なコミュニケーションを避けていた人は対面での会話に苦手意識を持っているケースも多いでしょう。

そのような人は、まずオンラインでさまざまな人と交流する機会を持つのがおすすめです。

オンライン交流を通じて対人のコミュニケーションスキルが身につくため、より人間関係の構築が簡単になります。

できるだけ外で過ごしてみる

「直接会って話す方がストレスにならない」「自然な形で友達を作りたい」という人は、できる限り外で過ごしてみるとよいです。

外で過ごしていると、飲食店や雑貨店などの店員やお客さんなどと話せる確率が上がります

さらに、出会った人からほかの人を紹介してもらえることで交友関係に広がりがみえやすくなることも魅力です。

まとめ

友達がいないのは、決してやばいことではありません

友達がいないのはその人自身の性格が関係しているケースもありますが、過去の経験から深い関係性構築に抵抗を感じたり、誰に対しても気を遣いすぎて精神的に疲弊したりするために友達を作らないケースも多いからです。

ただ、友達がいなくて寂しいと思っている場合には日頃の対人コミュニケーションを改善する必要があります。

相手へ先に好意を寄せたり、クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンを組み合わせて質問したりなど会話時に工夫してみましょう。

ここで紹介したほかにも、山崎拓巳氏の著書『なぜか感じがいい人のかわいい言い方』には友達をつくるために役立つ方法が多数掲載されています。

友達をつくって楽しい毎日を送りたい人は、ぜひ一度本書を手に取って一つずつ実践してみてください。

この記事は書籍『 なぜか感じがいい人の かわいい言い方 』の関連コラムです。