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プライドを捨てる方法7選!気楽に生きるための改善策

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職場の上司から、「プライドが高い」や「我が強い」などと言われて、自分のプライドの高さを感じた経験があるのではないでしょうか?

「プライドを捨てられない人ってどんな人?」
「無駄なプライドを捨てる具体的な方法を知りたい」
「プライドを捨てると、どんな良いことがあるの?」

このようにプライドを捨てたい気持ちを抱きながら、自分を変えられない日々を過ごしているかもしれません。そこで今回は、無駄なプライドを捨てる方法を解説します。円滑な人間関係を築きたい方、プライドを捨てて自分らしい生活を過ごしたい方は、参考にしてみてください。

この記事は書籍『 学びを結果に変えるアウトプット大全 』の関連コラムです。

プライドを捨てられない人の4つの特徴

プライドを捨てられない人には、主に4つの特徴があります。

  • 承認欲求が強い
  • 負けず嫌い
  • 人よりも優れていると思い込んでいる
  • 頑固で自分の主張を譲れない

それぞれの特徴について、詳しく解説します。

1.承認欲求が強い

プライドを捨てられない人の特徴で、人に認めてほしいという気持ち・承認欲求がとても強いことが挙げられます。承認欲求が強いため、周りの人に自分をよく見せようと必死にアピールする傾向があります。

相手からよく思われたい・認められたいという気持ちから綺麗ごとばかり言ってしまい、八方美人と思われることもあるのです。また、自分ができないことでも「できる!」と言ってしまい、言っていることへの行動が伴わず、最終的には人から信頼されなくなります。

2.負けず嫌い

プライドが捨てられない人は、どんなことに対しても負けず嫌いです。自分が優位になっていないと気が済まず、仕事やプライベートでも優位に立とうとする発言や行動をします。

自分が上に立てることを考えて、自分よりも格下の相手とばかり張り合うといった、負けることを回避できる道を選択する傾向があります。

3.人よりも優れていると思い込んでいる

自分が相手よりも優れていることを示そうと、常に他人を見下す発言や行動が見られます。自分が相手よりも優れている・いつも正しいと思っているため、他人の意見に耳を傾けることはしません。相手の意見を聞けないので、結果として独りよがりの行動になってしまいます。

4.頑固で自分の主張を譲れない

自分が相手よりも優れていると考えているため、自分の意見を譲れません。頑固な人であるほどプライドは高く、自分のアイデアや意見に対して必要以上にこだわり、周囲の話は話半分にしか聞かないのです。

また、自分の意見の正しさを主張し、押しつけることも多いため、他人との信頼関係をうまく築けずに敬遠されてしまう傾向があります。

プライドを捨てる7つの方法

無駄なプライドを捨てるための7つの方法を紹介します。

  • ありのままの自分でいる
  • 今まで避けてきたことにチャレンジする
  • できない自分を素直に受け入れる
  • 些細なことでも相手に感謝の気持ちを伝える
  • 謙虚な姿勢を作る
  • ミスしたときの良いわけをしない
  • 多くの名言や本に触れる

無駄なプライドを捨てて、新しい自分で生きていきたい人はぜひ参考にしてみてください。

1.ありのままの自分を受け入れる

背伸びせずありのままの自分を受け入れることで、無駄なプライドは捨てられます。プライドが高い人は、本来の自分よりも大きく見せようとします。

自分を大きく見せる反対の行動を意識して取り組むことで、ありのままの自分でいられるようになるのです。家族や仲の良い友人・同僚などに、ありのままの自分を出していく行動をしていきましょう。

2.今まで避けてきたことにチャレンジする

プライドが高い人は、自分が恥をかくこと、失敗に対して強い抵抗感を示します。自分の失敗や弱い部分を見せないという現実を避けていては、いつまでもプライドを捨てられません。

プライドを捨てるために、苦手なことや初めてのことに対して挑戦して、恥をかいていくことが大切です。

3.できない自分を素直に受け入れる

プライドを捨てるためには、できない自分を素直に受け入れることが大切です。プライドが高い人は、相手に対して「できない」「わからない」などの言葉が言えず、見栄を張ってしまいがちです。

見栄を張った結果、人から頼まれた仕事や役目を引き受けても行動が伴わず、信頼を失ってしまいます。できない自分を受け入れて、人に頼っていくことが自分の評価アップにも繋がります。

4.些細なことでも相手に感謝の気持ちを伝える

プライドが高い人は、他人を見下す傾向があるため、感謝を伝えられません。感謝する気持ちを大切にしていくことで、周りの意見も聞いていけるようになります。まずは、本当に些細なことでも相手に「ありがとう」と口に出して感謝を伝えていきましょう。

5.謙虚な姿勢を作る

無駄なプライドを捨てるために、自分よりも能力や地位が高い人と積極的に接しましょう。能力や地位の高い人たちとふれあうことで、自分のありのままの能力や身の丈を受け止めるキッカケになります。

自分のレベルを知ることで、自然と謙虚な姿勢が作れるようになってきます。無駄なプライドを捨てたいと考えている人は、積極的に能力や地位の高い人たちと接する機会を作るようにしましょう。

6.ミスしたときの言い訳をしない

プライドを捨てるために、ミスがあったときに自分の非を認めるようにしましょう。プライドが高い人は失敗を認められず、他人に責任をなすりつけたり、言い訳をしたりする傾向があります。

失敗をごまかすのではなく、素直に受け止めることが大切です。自分のミスを認めることで、プライドを捨てられて、人間的な成長にも繋がります。

7.多くの名言や本に触れる

プライドを捨てる方法として、名言や本を読むこともおすすめです。偉人の名言や書籍に触れることで、プライドを保とうとする気持ちを抑えてくれます。

プライドを捨てるのにおすすめの名言例

  • 「プライドのない人間の方が成長できるんですよ」ダニエル・デフォー
  • 「プライドには良いプライドと悪いプライドの2種類がある。良いプライドは自尊心を表し、悪いプライドはうぬぼれや高慢さを表す。」ジョン・C・マクスウェル
  • 「裸になった人間はそれだけ強くなれるんだ」坂本金八(金八先生)

プライドを捨てると訪れる5つの変化

無駄なプライドを捨てることで、以下5つの変化が得られます。

  • 人間関係が円滑に築ける
  • 新しい世界に気づける
  • 自分を客観視できる
  • 感謝できる
  • 自然体でいられる

一つずつ解説をしていきます。

1.人間関係が円滑に築ける

プライドを捨てることで他社に対して寛容な気持ちになれるため、意見を尊重したり理解したりと仲が深まりやすくなります。また相手に対して心開きやすくなり、自分の弱さや間違いを認められるようになります。

人の意見を素直に受け入れていくことで、対立や衝突が避けられ、人間関係が円滑に築けるようになるのです。

2.新しい世界に気づける

自分のプライドばかりに目を向けていると「こうあるべき」と頑固になりがちです。しかし多くのことを受け入れることで、新しいアイデアがひらめく可能性があります。プライドを捨てることで、今まで目にしなかったことから刺激を受け、価値観が広がるでしょう。

3.自分を客観視できる

プライドが高すぎると偏った考えになりがちですが、捨てることで自分のことを客観視できます。自分のことがより深く理解できて、受け入れられるため自信に繋がるのです。自分を客観視することで、強みと弱みがそれぞれ見えてくるため成長できます。

4.感謝できる

プライドを捨て自分の弱点を受け入れることで、周りの人に助けてもらっていると自覚できるため、自然と感謝の気持ちがわいてきます。

また人の長所に目がいきやすくなり、他人との距離が一気に近づきやすくなります。自分の弱さをありのまま受け入れて、支えてくれる人に感謝しましょう。

5.自然体でいられる

プライドと「こうであるべきだ」という考えが捨てられると、周囲の目を気にしながら理想像を演じなくてよくなります。

自然体でいられるようになると妬みや嫉妬などの負の感情から解放され、心から楽しいと思えるようになるでしょう。

プライドは捨てるばかりではダメ!自分で持ち続けるべきケースも理解しよう

プライドは捨てるばかりではなく、持ち続けたほうがいいケースもあります。「向上心やプロ意識」など、前向きな働きがある場合です。つまり「自分の中で譲れない軸」をさします。仕事を例に挙げると、以下の内容があてはまります。

  • 遅刻は絶対にしない
  • 病気以外で仕事は休まない
  • 誰よりもお客さんと接する回数を増やす

仕事で譲れない軸を持っておくと、周囲から「仕事ができる人」だと認識され信頼されやすくなるでしょう。

見栄を張ったり、素直になれなかったりとマイナス方面に働くプライドは捨てたほうが賢明ですが、向上心に繋がるプライドは持ち続けましょう。

不要なプライドは捨てて楽になろう!

プライドを捨てて気楽に生きるためには、ありのままの自分を受け入れ、謙虚な姿勢と感謝する気持ちが大切です。また人間関係が円滑になるだけではなく、自分のことを客観視できるようになるため自己成長に繋がります。

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この記事は書籍『 学びを結果に変えるアウトプット大全 』の関連コラムです。