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「仕事行きたくない」を乗り切るための方法15選!原因を知って行動すれば好循環を作れる

要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑
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仕事に行きたくないと思うのは、あなただけではありません。多くの人に経験があることではないでしょうか。すべて満足できる環境で仕事ができている人は珍しく、何かしらの不満を抱えて働いている人がほとんどでしょう。このため、仕事に行きたくないと思ってしまうのは珍しいことではないのです。

この記事では、『要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑』という書籍から、行きたくない気持ちを少しでも前向きにするための対処法を集めてみました。

対処するためには原因を特定することが必要です。仕事そのものではなく人間関係や環境が原因となっている場合も少なくありません。行きたくない気持ちを我慢して無理をし続けていると、精神的・身体的な不調につながる可能性もあります。自分と向き合って行きたくない原因を知り、適切に対処していきましょう。

この記事は書籍『 要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑 』の関連コラムです。

みんな仕事に行きたくないと思ってる?そう思うのは弱さではない

仕事に行きたくないと思うのは珍しいことではありません。そう思ってしまうのは自分が弱いからだと思い込んでいる人がいるかもしれませんが、必ずしも弱さではないのです。心からの重要なサインである場合も考えられるからです。

ストレスを感じているために精神的な不調を起こしているかもしれません。仕事に行きたくないと思う原因を知り、対処することが大切です。

ストレスの耐性も個人差があります。周りの人が大丈夫だからといって、自分の心の声を無視しないようにしましょう。

仕事に行きたくないと思い続けているとどうなる?

どんなに優秀な人でも仕事に行きたくないと思うことはあるでしょう。ただ、そのようなネガティブな気持ちを持ちながら仕事をするとうまくいかないものです。何も対処せずにいるとどうなるのでしょうか。

行きたくない気持ちを我慢し続けると、以下のようになる可能性が高まります。

  • 仕事のパフォーマンスが低下して悪循環に陥る
  • 働けない状態にまでなってしまうこともある

詳しくみていきましょう。

仕事のパフォーマンスが低下して悪循環に陥る

仕事が嫌だと思っていると自分の能力を十分に発揮できません。仕事に対する意欲が出てこないからです。この状態では成果をあげにくくなり、やりがいも感じられません。集中しきれずにミスをしてしまう可能性も高まるでしょう。

ミスをするとさらに仕事が嫌になります。周りの人もあなたのミスの対応に追われることになれば、人間関係が悪化してしまうことも考えられます。すると、ますます仕事が嫌になり、「行きたくない」と思う気持ちが消えなくなるという悪循環に陥ってしまうでしょう。

職場で孤立してしまったり、仕事ができないと思い込んでしまったりすると、自己肯定感が下がる要因となります。自分の価値を見いだせなくなり、主体的な行動ができなくなるため、新しい挑戦などをして成長することが難しくなります

働けない状態にまでなってしまうこともある

「行きたくない」と思う気持ちを我慢し続けていると、心身の健康を損なってしまう場合があるので注意が必要です。過度なストレスがかかったまま無理をしていると、自分の状態を把握できなくなり、ダメージが蓄積されていることに気づけません。そのまま限界に達してしまうと、突然働けなくなってしまうのです。

「仕事に行きたくない」と思うのは誰にでもあることですが、頭痛や吐き気などの身体症状が現れているときは、無理をしないようにすることが大切。体や心が悲鳴をあげているサインなので、適切な対処をする必要があります。

急に涙が出てきたり、眠ることができなくなったりするのは精神的な病の疑いも。完治には長い時間を要することが多いので、このような状態が続くようなら、早めに病院で診察を受けることをおすすめします。

仕事に行きたくないと思うのはなぜ?まずは原因を知ることが大切

自分に向き合って本当の気持ちを理解してみましょう。それにより解決策がみつかりやすくなり、また再び同じ状態になってしまうことも防げます。一時的に行きたくないと思っているのか、慢性的なものなのかも確認しておきましょう。

考えられる原因として、以下の11個をあげています。自分に当てはまるものを探してみてください。

  • 職場の人間関係が良くない
  • トラブル対応など嫌な仕事が待っている
  • やりがいを感じられず、仕事が楽しくない
  • 仕事ができないことで居場所がないと感じる
  • 仕事が忙しすぎて疲れる
  • やりたい仕事ではない
  • 責任が重いなどのプレッシャーを感じている
  • 通勤が辛い
  • 睡眠不足・疲れなどの体調不良
  • 楽しい休日が終わってしまった反動
  • 天候が悪くて外に出たくない

次から詳しく説明していきましょう。

職場の人間関係が良くない

職場での人間関係に悩みがあると、仕事に行くのが嫌になってしまいます。仕事は周りの人と協力して進めていくことが多いので、人間関係が良くないと仕事がやりづらくなってしまうことも。人間関係に原因がある場合は、慢性的に行きたくないと感じていることがほとんどでしょう。仕事そのものには満足していても、会いたくない人がいるところに毎日行くのはつらいですよね。

職場には様々な価値観を持った人がおり、性格的にも合う人合わない人さまざま。人間関係を良くしようと思っても、自分だけではどうにもできないことも多いでしょう。このため、改善が難しく仕事に行きたくなくなる原因となってしまいます。
ただ、上司や先輩からの叱咤が常識を逸脱するほどのものであれば、対策をする必要があります。

人間関係の悩みが占める割合は大きいもの。仕事はそれほど好きではなくても、人間関係が良好であれば耐えられることも。それほど人間関係は仕事をしていくうえで重要なポイントとなります。

ただ、どの会社にも価値観の合わない人はいます。先にも述べたように、さまざまな価値観を持った人がいるからです。お互いに努力をしても無理なのであれば仕方ないと割り切ることも求められるでしょう。

トラブル対応など嫌な仕事が待っている

やりたくないなと思う仕事をやらなければと思うと、行きたくない感情が湧き上がります。トラブル対応やクレーム処理など、考えるだけで憂鬱になるでしょう。

トラブルの原因が自分にあるとしたらなおさら。周りの人に迷惑をかけたという申し訳なさと、上司から怒られる情けなさ、恥ずかしさを感じるのではないでしょうか。だた、それをうまく乗り越えて自分の成長につなげることができたら、自信につながる可能性も十分にあるのです。ただ、トラブル対応などは一時的なことなので、解決すれば行きたくない気持ちも薄まっていくと考えられます。

また、仕事では苦手な業務もこなさなければなりません。そんな日は憂鬱な気分になり、仕事に行きたくないと感じてしまうのも当然です。苦手な業務を乗り越えれば、憂鬱な気分も消えていくでしょう。

やりがいを感じられず、仕事が楽しくない

仕事にやりがいが感じられないと、前向きに取り組むことができません。やりがいは、成果を出すことや評価されること、感謝されることによって感じやすいとされています。生活のために時間を切り売りして給料をもらっているだけの状態になってしまうと、不安や焦りを感じ、働くことが嫌になってしまいます

頑張っているのに評価されない、仕事に価値を感じられないなど、やりがいを感じられない原因は人によってさまざま。やりがいがないとモチベーションを維持することができず、仕事に行きたくない原因となってしまいます。まずは自分がなぜやりがいを感じないのかを明確にしてみましょう。理由がはっきりすれば対処もしやすくなります。

今の仕事が自分に合っていないことでやりがいを感じられない場合もあります。仕事が合っていないと、ミスをしたりスキルアップにも前向きに取り組めなくなったりしがちです。
その結果やる気が起こらず仕事に行きたくないと感じてしまうでしょう。

仕事ができないことで居場所がないと感じる

仕事ができないと評価されてしまっていることも行きたくない原因になります。自分は仕事ができないのだと思い込んでしまうと、足手まといにならないか、ミスしないかとビクビクしながら毎日を過ごさなくてはなりません。

要領よく仕事をこなす同僚を見て自己嫌悪に陥ってしまうこともあるでしょう。仕事ができないことで自分の居場所がないような気持ちになってしまうこともあります。このようなストレスが仕事に行きたくないと思う原因となってしまいます。

自分に自信が持てないことによるものなので、慢性的に仕事に行きたくないと感じているのではないでしょうか。仕事のやり方を工夫したり、見方を変えたりすることで改善できる可能性があります。

仕事が忙しすぎて疲れる

抱えきれないほどの業務量を毎日こなさなければならない場合です。終わりが見えない仕事を抱えていると、仕事に対する意欲も損なわれてしまいます。残業や休日出勤が続くと、疲れが溜まっていきます。プライベートの時間にも仕事のことばかり考えてしまうほど、仕事に追われてしまいます。

自分の時間が減っていき、趣味を楽しむことができず、大切な人と過ごす時間もとれなくなるでしょう。これでは心が休まりません。また、今日も忙しくて大変だろうなと思うと、仕事に行くのが嫌になってしまうのも当然。慢性的にストレスを感じている状態です。

プロジェクトなどで一時的に仕事量が増える場合もありますが、つねに忙しい状態が続くのは身体的・精神的に苦痛を感じてしまうでしょう。やりたい仕事だったとしても、疲れが蓄積しているために気持ちの余裕がなくなってしまい、行きたくないと感じてしまうのです。

仕事の効率をよくすることで負担を減らすこともできます。しかし、あまりにも仕事量が多すぎる場合は、仕事量を減らしてもらうことも必要になるでしょう。

やりたい仕事ではない

やりたい仕事とは別の仕事をしている場合も、仕事にやりがいを感じられずに行きたくないと感じる原因になることがあります。本当にやりたい仕事がわからないまま、とりあえず始めた仕事である場合も同様です。希望した部署に配属されなかった・やりたい仕事だったのにいざ働いてみるとイメージを違ったという場合もあるでしょう。

また、仕事に向いていないことでストレスが発生することもあります。人と話すことが苦手なのに営業で人に会うことが多い、デスク業務が苦手なのに経理でずっと机に向かっているなど、不向きな仕事をこなさなければならない場合です。

向いていないことをするのは、精神的にも苦痛を感じます。仕事に行きたくないと思ってしまう原因となるでしょう。

責任が重いなどのプレッシャーを感じている

大きな仕事など、失敗が許されないような状況に立っていると大きなプレッシャーを感じます。仕事には必ず責任が発生するものですが、大きすぎるプレッシャーには耐えられなくなってしまうことも。プレッシャーがストレスとなり、仕事に行きたくない原因となっています。

責任感が強い人ほど強いプレッシャーを感じる傾向があるようです。上司から期待されていると思うと、その期待に応えなければと大きなプレッシャーを感じるでしょう。自分が頑張らなくてはと思うので、無理をしても仕事をやり遂げようとします。そこで大きなストレスを感じてしまうのです。

また、プレッシャーで自分の能力を発揮することができなかったことで、仕事に対する自信を喪失してしまう場合もあります。これがストレスになってしまうと、不眠や体調不良を引き起こす原因にもなり得るでしょう。

通勤が辛い

仕事ではなく通勤が負担になっている場合です。満員電車が苦手だったり、通勤時間が長すぎたりなどでストレスを感じているのです。

満員電車では、知らない人と密着状態になったり、体臭や香水など苦手なにおいに遭遇したりすることもあるでしょう。閉鎖的な空間で息苦しさを感じることも。長時間電車に揺られるのも疲れを感じてしまいます。

時間をずらして少しでも空いている時間の電車に乗る、通勤中に音楽を聴いたり本を読んだりして楽しむ工夫をしてみるとストレスが軽減できるかもしれません。どうしてもつらいなら、職場に近い場所への引っ越しや在宅勤務も検討してみましょう。

また、朝が苦手な人にとっては、毎朝同じ時間に起きることを苦痛に感じることも。このように通勤のストレスも大きな原因となり得ます。

睡眠不足・疲れなどの体調不良

睡眠不足や疲れなどで、朝起きるのが辛い場合にも仕事に行きたくないと思いがちです。

睡眠不足はメンタルや仕事の質にも影響してきます。睡眠不足が続くと、仕事がうまくいかなくなり、心身にストレスがかかってしまうことに。その結果、仕事に行きたくないとなってしまいます。

睡眠不足により疲れが取れていない場合も多いもの。仕事が忙しく残業続きで思うように睡眠時間が確保できず、疲れがとれないまま仕事をするので仕事がはかどりません。結果的に残業しなければならない状態になってしまうという悪循環に陥ってしまいます。

ゲームなど、自分の都合で夜更かししてしまったなど睡眠不足の原因が明らかなのであれば、早く寝ることを心がけましょう。

睡眠不足やそれに伴う体調不良が、仕事に対するモチベーションを下げてしまっているケースです。

楽しい休日が終わってしまった反動

休み明けは、世界的に憂鬱を感じやすい傾向にあります。土日が終わった月曜でさえ憂鬱なのに、長期休暇明けはなおさらつらいもの。好きなことをして過ごせる休日が終わるときは、仕事に行きたくない、もっと休みたいと思ってしまいます。

休日最後の日の夕方頃から気持ちが沈んでしまうという人も少なくないはず。心身ともにリラックスしている状態から仕事モードへの切り替えができないと、出勤する日の朝は仕事に行きたくないという気持ちを強く感じてしまうでしょう。

休日と仕事の切り替えにストレスを感じているので、通常の仕事の毎日が始まれば、仕事に行きたくないという気持ちが薄れることがほとんど。一時的なものが多いでしょう。

ただ、休日は元気だったのに仕事になると吐き気や頭痛などの不調が必ず現れ続ける場合は精神的な病が隠れているかもしれないので注意が必要です。

天候が悪くて外に出たくない

大雨・暑さ・寒さなど、天候が悪いと外に出るのも億劫になります。大雨で靴や服がずぶ濡れになってしまったり、暑さで汗だくになってしまったりするのはストレスになり得ます。寒暖差や気圧などの変化で頭痛などの不調が起こる場合もあるでしょう。

大雨など天候不良で行きたくない気持ちになってしまうなら、お気に入りのレイングッズを使うなど、雨の日だけにできる楽しみを作っておくとよいでしょう。

天候はどうすることもできませんが、仕事に行きたくないと思う原因が天候にある場合も考えられます。天候が良くなれば、会社に行きたいくない気持ちも薄らぐでしょう。

仕事に行きたくないと思う理由はわからないこともある

なぜ行きたくないと思うのかわからない場合は、複数の理由が関わっていることもあります。紙などに書き出してじっくり考えてみるとよいでしょう。しかし、それでも理由がわからないなら、理由に気づけない状態であることも考えられます。

理由がわからないのに仕事に行きたくないと思うのは、甘えがあるからだと自分を責めないようにしましょう。こちらでは、仕事に行きたくないと思う理由がわからなくなる原因を紹介します。

精神的・体力的に疲れきっている

精神的や体力的に疲れきっている場合、思考力が低下して仕事に行きたくない理由がわからなくなってしまうことがあります。理由がわからないなら休むわけにはいかないと思い、無理をしてしまい、さらに疲れがたまっていきます。

人員不足による激務や、納期へのストレス、連日の残業や休日出勤などを続けていると、心も体も休まる時間がほとんどありません。自分が休むことで周りの人に負担がかかると思うと、休むのも申し訳なく思ってしまいがち。仕事に行きたくない気持ちはあるものの、休むという選択ができません

好きな仕事ややりがいのある仕事だったとしても、疲れは溜まっていくもの。とくに精神的な疲れは目に見えません。気づかないうちに追い込まれていることも考えられるので注意が必要です。

体調が良くない

熱はないものの、頭痛があったり体がだるかったりすることもあります。この程度で休むわけにはいかないと思い、無理して仕事に行く人が多いようです。休むほどではないものの、体調が良くないのは事実なので、仕事に行きたくないと思ってしまうのも当然でしょう。

ただ、自分でも気づかないうちに体調が悪化していることも。仕事が忙しいなど、休む暇がないと自分のことを後回しにして無理をしがちです。周りの人に移してしまうこともあるので、体調を崩しているときは休む勇気を持ちましょう

また、仕事に行きたくないというストレスから体調が悪くなっている場合もあります。1日休んでも解決しないことも多いでしょう。その場合、環境を変えることを視野に入れる必要があります。

自己肯定感が下がり、自分を大切にできていない

自己肯定感が下がり、自分は無価値だと思い込んでしまうと自分を大切にすることができなくなります。悪化すると休むことや楽しむことも難しくなってしまいます。

成果をあげても評価してもらえない、何をしても否定されるといった状態が続いていると、もっと頑張らなくてはと自分を追い込み、自己肯定感が低下。自分は間違っていると思い込んでしまうので、自分の考えを主張できなくなります。このため、仕事に行きたくないと感じる気持ちを封印してしまうのです。

このようにしてストレスを溜め込み、さらに自己肯定感を下げてしまうという悪循環に陥ってしまうことに。最終的にうつ病・不安障害・パニック障害などの病気を発症してしまう可能性も出てきます。

仕事に行きたくない気持ちを改善する方法15選

仕事に行きたくない気持ちを無視し続けているのは危険です。行きたくない理由を見つけられたら、それに対する対処法を実践しましょう。

1.仕事の向き合い方を変える

何のために仕事をしているのかを明確にすると割り切ることができるようになります。人間関係に悩みがあっても、「お金を稼ぐため」だと思えば、嫌なことを言われても軽くとらえられるようになるでしょう。

ほかにも「スキルを身につける」「夢を実現させる」「社会に貢献する」「生きがいを見つける」など、人によってさまざまな目的があるのではないでしょうか。崇高な目的でなくてもかまいません。自分なりに譲れないと思う目的を決め、それ以外はある程度割り切るようにすれば、悩みが少なくなるでしょう。

目的を持つことで先のキャリアを考えるようになると、そのために今しなければならないことが見えてきます。仕事へのモチベーションが見つかるかもしれません。

また、仕事は嫌なものという固定観念を取り払うことができれば、前向きに仕事に向き合えるようになります。どんな仕事でも、誰かの役に立っているもの。自分の仕事は誰の役にたっているのかを考えてみると、つらくても頑張ろうという意欲が湧いてくるでしょう。

2.自分で自分を褒めて自己肯定感を上げる

他の人と比べて自分は成果をあげられていない、評価されていないと感じてしまうと、仕事への意欲が低くなってしまうことがあります。しかし、仕事をしているなら、できていることは必ずあるはずです。

自分ができたことや頑張ってきたことを紙に書き出し、自分で自分をほめてあげましょう。いつもより笑顔で対応できた、電話対応がうまくできたなど、小さなことでよいのです。会社に着いたら、無事に出勤できたことを褒めるだけでもやる気につながります。

褒めるのは他人との比較ではなく、過去の自分と比較することが大切。自分で自分を認めてあげられれば、自己肯定感があがり、仕事に対するつらさも減っていくでしょう。

自分が気づかないだけで、誰かの役に立っていることも十分考えられます。誰かに褒められたり感謝されたりしたことがあるのなら、そこがあなたの強みだといえるので、仕事にも活かしていきましょう。

3.要領よく仕事をこなせるようにする

仕事がうまく進められないことで会社に行きたくないと感じているなら、仕事ができる状態にすればいいはずです。それができないから悩んでいるのだと思うかもしれませんが、やり方を変えるだけで仕事ができるようになることもあります。

自分がやるべきタスクを書き出し、手順を明確にして段取りよく仕事を進めていけるようにしましょう。タスクや手順はできるだけ細かく書き出すことがポイントです。やるべきことが可視化されると、目の前の仕事に集中することができ、効率よく仕事を進められます。

要領よく仕事ができるようになれば自信がつき、仕事に行きたくないという気持ちが薄れていくでしょう。周りからの評価も変わっていくかもしれません。

4.小さな目標をつくり、達成感を得る

仕事の中に小さな目標を作ると向上意識とともに達成感を得ることができます。達成する楽しみも持てるでしょう。目標は小さなもの、それほど負荷なく達成できるものがおすすめです。

仕事での目標をつくることにストレスに感じる場合は、プライベートでの目標をたてるとよいでしょう。自分が好きだと思えることから始めます。読書が好きなら、「今日は10ページ読む」「1週間で2冊読破する」「同じ作者の本をすべて読む」など、楽しくできる目標を作って実行していきましょう。

自分で目標を作って実行するというサイクルを身につけていくと、仕事でも目標設定ができるようになります。小さなことでも、成功体験が積み重なると大きな自信につながり、仕事へのモチベーションがあがります。すると、仕事に行きたくないという気持ちが減っていくでしょう。

5.やるべき仕事を書き出して把握する

やるべき仕事をすべて書き出して俯瞰してみると、仕事に対する不安が薄れていくことがあります。書き出してみると、思っていたより少ないと感じ、それほど大変ではなさそうだと思えることがあるからです。

ポイントとしては、やるべき仕事をできるだけ具体的に、細かく書き出すこと。「見積書送付」なら、「価格の確認・見積書案作成・上司に承認依頼・見積書作成・送付」などとします。こうすることで仕事の全体像を把握できて不安が消え、これならできそうという安心感に変わります。

仕事に対する不安が消えることでストレスが減り、仕事に行きたくないという気持ちが薄れていくでしょう。やるべきことが明確になっていると段取りもつけやすく、効率よく仕事をこなせるので達成感や自信にもつながります。

6.ご褒美を準備する

仕事を頑張った自分にご褒美を準備してみましょう。仕事に楽しみがあると頑張ろうという気力がわいてきます

ご褒美は、自分が前向きになれるようなものであれば何でもかまいません。頑張ったら美味しいものを食べる、ランチはおしゃれなお店に行くなど、自分が楽しい気分になるようなご褒美を選ぶとよいでしょう。有給休暇を取得して、休日を楽しむことを励みにするのもよいですね。

楽しみがあると仕事に行きたくないという気持ちが薄らぎます。仕事が終わった後に心が弾むような予定を入れておけば、仕事を効率よく進めて早く終わらせようという意欲が生まれるでしょう。

7.ワークライフバランスを整える

ワークライフバランスとは、仕事と生活を調和させることをいいます。仕事と生活を両立させることで相乗効果を生み出すことを指します。

どんな人生を送りたいかを具体的にイメージして、それを実現するためにはどうすればいいのかを決めましょう。自分にとって一番大切なことを軸にして、働き方や仕事の条件を決めていきます。

趣味を最優先にしたいなら、そのために必要な収入や時間を割り出します。そのためには仕事の効率をあげて仕事量は減らさずにプライベートの時間を増やしたり、テレワークなどを活用したりして通勤に費やす時間を減らすなどの工夫をしましょう。

仕事を充実させるためにはキャリアプランを明確にしましょう。資格の取得やスキルアップの必要性など、目標に到達するために必要なことが見えてきます。オンとオフをしっかりと切り替えることで仕事の効率をあげることも大切です。

何かを犠牲にして働くのではなく、仕事もプライベートも充実させることは豊かな人生につながります。気持ちも前向きになり、仕事に行きたくないと思うことも少なくなるでしょう。

8.睡眠を十分とる

睡眠はとても大切です。睡眠が不足すると疲労が蓄積し、仕事のパフォーマンスにも影響してきます。しっかりと睡眠をとることで体調がよくなっていくでしょう。

最低でも毎日6時間以上の睡眠をとることが大切。平日の睡眠不足や疲れから休日にまとめて睡眠をとる人がいるかもしれませんが、平日の睡眠時間との差は2時間以内に収めることが大切です。差が大きくなると体内リズムが乱れてしまうからです。

適度の運動・湯船に浸かる・寝る直前にはスマホを見ないなどの工夫をして、質の良い睡眠をとることで心も体も健康になれば、仕事に行きたくない気持ちも薄らいでいくでしょう。

9.ストレスを減らす

自分なりのストレス解消法を知っておくことも大切です。ストレス解消に効果が期待できるものには、以下の方法があります。

  • 運動をする
  • 趣味に没頭する
  • 眠る
  • 思い切り笑ったり泣いたりする
  • 日光を浴びる
  • 好きなものを食べる
  • 掃除をする
  • 歌う

自分に最適な方法を見つけて、ストレスを溜め込まないようにすると効果的です。

ただ、飲酒・喫煙・食べ過ぎは体調に悪影響を及ぼす可能性があります。そうなっては逆効果なので、健康的なストレス解消法を見つけていきましょう。

10.毎日の習慣を変える

体の疲れだけでなく、精神的な不調も生活習慣の乱れに原因があることもあります。早寝早起き・バランスの取れた食事・運動習慣を意識するだけで心身ともに整っていくでしょう。朝起きるのが楽になったり、ポジティブな考え方ができるようになったりして、仕事も頑張れるようになります。

早起きしてゆっくりと朝食を楽しむのもよいでしょう。栄養バランスを考えた朝食をとれば集中力が高まって仕事の効率があがるといわれています。好きな食べ物をプラスしたり、見栄えにもこだわったりすると気分が上がります。

睡眠・食事・運動の習慣を改善するだけで、気持ちにゆとりができてストレスが溜まりにくくなるでしょう。

11.運動をする

運動をすると精神を安定させる働きを持つセロトニンが分泌されます。リフレッシュして気持ちが切り替わるので、前向きな気持ちになれます。また、血流がよくなり、脳にも栄養が行き渡るために集中力がアップする効果も期待できるでしょう。

おすすめは、起きてから1時間以内に15〜30分程度の散歩をすることです。15分ほど歩くと、セロトニンが活性化してきます。30分を超えると逆効果になるので、30分程度にとどめておくことがポイントです。リズミカルに同じテンポで歩くことを意識しましょう。

もちろん、ジムに通ったりするのもおすすめです。エスカレーターをやめて階段を使う、目的地まで少し遠回りをして歩くなど、普段の生活にとり入れる方法もあります。

運動をすることで体力がつき、見た目も考え方もポジティブになります。脳が活性化し、ストレス発散にも効果が期待できるでしょう。適度な疲労感を得られるので、質のよい睡眠にもつながります。

12.好きな音楽を聴く

好きな音楽を聴くことで脳をリラックスさせる効果が期待できます。精神を安定させる働きがあるセロトニンが分泌されるからです。音楽は自律神経のバランスと整え、心拍や血圧を変化させてくれます。

癒しの効果があるといわれるヒーリングミュージックもよいですが、自分が好きだと思う音楽で問題ありません。そのときの気分に合わせた曲を選びましょう。出社前に好きな音楽を聴くことでモチベーションがあがり、明るい気持ちになれます。嫌な気分を緩和してくれるでしょう。

アスリートも試合前には音楽を聞いてパフォーマンスを上げています。通勤にストレスを感じている人は、通勤中に音楽を聴くだけでもストレスが緩和されるかもしれません。

13.通勤ルートを変えてみる

通勤にストレスを感じている場合は、可能なら引っ越すことが効果的。難しい場合は、いつもと違う道で会社へ行くことでも気持ちがリフレッシュできます。遠回りになっても混雑が少ないルートやいつもと違う公共機関にしてみると新しい発見があるかもしれません。徒歩や自転車での通勤もおすすめです。

気分や曜日によって変えてみてもよいでしょう。雨の日は濡れる可能性が少しでも低いルート、本を読みたいから乗り換えの少ないルート、ちょっと運動したいから会社から少し離れた駅から歩いてみるなど、通勤に楽しみを見つけられるとストレスが軽減します。

一つのルートしかない場合は、改札口や出口を変えたり、乗車する位置をずらしたりしてみましょう。これだけでも気分が変わります。

14.在宅勤務に切り替える

可能であれば在宅勤務に切り替えるのもよいでしょう。仕事そのものではなく、家を出て仕事に行くことにつらさを感じているなら効果的です。人間関係に悩んでいる場合も気持ちが楽になるはず。

自分の家ならリラックスできる環境で仕事が進められます。通勤時間が削減できて自分の時間が増えるので、ストレスからも解放されるでしょう。集中できるようになり、仕事のパフォーマンスが上がる場合があります。

業務内容によっては在宅勤務が難しいこともありますが、通勤にストレスを感じているなら在宅勤務を視野に入れた転職も検討の価値はあるかもしれません。ただ、在宅勤務にもデメリットはあります。自己管理の必要性やオンとオフの切り替えの難しさなど、人によっては向かない場合もあるので注意しましょう。

15.とりあえず休む

どうしても無理だと思ったら、休むという選択をしてもよいでしょう。休んでも翌日また仕事に行くのが嫌になるだけだと思うかもしれませんが、休んでスッキリした気持ちになれば案外頑張ろうと思えるものです。

休むことに対して罪悪感を感じる人もいるかもしれません。しかし、リフレッシュして前向きな気持ちで仕事に取り組んだほうが効率もよくなります。休む場合は完全に仕事を忘れてしまいましょう。

もちろん、休むことを会社に連絡するのは必須です。上司が喜んで承諾してくれるとは考えにくいですが、言いにくいからと無断欠勤をすることは絶対にやめましょう

ただ、月に何日も休まなければならない状態なら、心身ともにかなり疲弊している可能性があります。その場合は長期的な休暇を取ったり、ストレスの原因を見つけて適切な対処をしたりしましょう。無理をせず、早めの対応を心がけてください。

仕事に行きたくないと思ってもやってはいけないこと

仕事に行きたくなくてつらい気持ちになってしまっても、やってはいけないことがあります。自分はそうならないように、必ず覚えておきましょう。

無断欠勤をしてしまう

休むことは悪いことではありません。しかし、無断で休むことはやめましょう。同僚や上司など、会社の人に迷惑をかけることになってしまいます。さらに、無責任な人だという認識を持たれてしまうでしょう。連絡がないことで周りの人に余計な心配をかけてしまうこともあります。

どのような理由であっても、電話やメールなどで休みの連絡を入れましょう。社会人として最低限のルールは守らなければなりません。休む連絡をしても上司の許可がもらえないのだとしたら、労働環境にも問題があります。

対処をせずに我慢をしてしまう

なにも対処をすることなく、毎日我慢をし続けることは避けましょう。心が限界になってしまうと、うつ病や適応障害などの精神的な病を発症してしまう可能性があります。一度発症してしまうと、回復するまでには長い時間が必要となってしまいます。

また、できることはやってみたものの改善がみられない場合も心に負荷がかかっていることに変わりはないので、無理をせずに休むことを考えてみましょう。仕事から離れ、ストレスを減らすことが大切です。

精神的に追い詰められてしまうと、自分の状態に気づくことが難しくなります。限界を超えているのに自分は大丈夫だと思い込んでしまうのです。心の病は目に見えないので、自分で自分を守るしかありません。我慢にも限界があります。手遅れになる前に、早めに対応することが大切です。

勢いで辞めてしまう

先のことを何も考えていないのに、勢いだけで会社を辞めてしまうことはおすすめできません。落ち着いて考えると打開策が見つかることもあります。辞めた後に後悔しても遅いので、勢いで辞めることは避けましょう

とくにストレスで精神的に疲弊している場合は、思考力が低下し、最適な判断ができなくなっている可能性があります。信頼できる上司や友人、専門機関に相談してみることをおすすめします。業務の改善や休職の検討もできるはずです。

転職をするにしても、その先のキャリアプランを考えたり、転職先を見つけたりしておくことが大切。転職先でも同じ状況になることは避けなければなりません。嫌だから辞めるのではなく、自分にとって最善の道を選ぶことを優先しましょう。

これ以上無理はしないで!限界のサイン

心身に拒否反応が出てしまうほどストレスを感じている場合は、仕事に行くことはおすすめできません。以下のような症状が続いていて改善がみられないようなら、決して無理はせず、自分を第一に考えるようにしましょう

自然に治る可能性は少ないので、早めに精神科・心療内科・メンタルクリニックへ行くことをおすすめします。

吐き気やめまいがする

仕事に行こうとすると吐き気やめまいを感じるのは、ストレスが影響しているかもしれません。強いストレスで自律神経が乱れることによって吐き気やめまいなどの症状を感じるのです。

ベッドから起き上がることさえつらい、通勤の電車の中で耐えられなくなり途中下車してしまうなど、仕事ができる状態ではなくなることも。

決まった場所や時間に症状があらわれたり、夕方には吐き気がおさまったりする場合は注意が必要です。消化器内科や耳鼻科などで体の病気ではないということであれば、心因性の体調不良の可能性が高いでしょう。

頭痛や動悸がある

自律神経の乱れによって頭痛が起こります。精神的ストレスによって引き起こされる筋肉の収縮で痛みが発生。頭を締め付けられるような痛みがダラダラと続きます

動悸は、朝になっても副交感神経から交感神経への切り替えがうまくできていないことが原因です。切り替えられていないのに体を動かそうとすることで起こります。

仕事に行くときに頭痛や動悸を繰り返すようなら、ストレスが限界値にまで達しているかもしれません。

朝起きられない

精神的ストレスの蓄積により、仕事に行くことに対して拒否反応が起こって起きられないことがあります。休日は問題なく起きられるのなら、ストレスの原因が仕事にある可能性が高いでしょう。ストレスによって寝つきが悪くなり、睡眠の質が落ちて睡眠不足状態になっていることも考えられます。

生活習慣を整えて睡眠時間を十分とっているのにも関わらず、どうしても起きられないことが続く場合は注意が必要です。

ストレスからうつ病を発症することも

つらいのを我慢して無理を続けていると、うつ病などの精神的な病気を発症することがあります。発症してしまうと完治には時間がかかってしまうので、我慢し続けることは避けましょう。

  • 気分が落ち込んでしまう
  • 不安感がある
  • 吐き気やめまいがとれない
  • 頭痛が続く
  • 動機がある
  • 何も楽しいと思えない

以上のような症状が続いている場合は病気の可能性があります。

とくに、仕事のことを考えただけで自然に涙が出てしまう場合は危険信号です。うつ病になってしまうと、今まで楽しめたことを楽しいと思えなくなってしまいます。

ストレスが原因で発症する病気には、うつ病のほかにも適応障害自律神経失調症などがあります。適応障害はストレスから離れると症状が改善するという特徴があり、休日は楽しむことができる状態です。自律神経失調症は生活習慣を改善することで自律神経が整って改善がみられることがあります。

身体的・精神的な拒否反応が出ている場合は、かなり危険な状態だと思った方がよいでしょう。自分のことは自分にしかわかりません。早めの対処を心がけましょう。

どうしても仕事に行けない、もう限界だと感じたら

心身ともにストレスが溜まり、限界を感じるようなら無理をせず休んで環境を整えましょう。心身ともに疲労して、正しい判断ができなくなっているかもしれません。1人で抱え込まないことが大切です。

上司に相談する

仕事が合わなかったり、人間関係に悩んでいたりするなら、信頼できる上司に相談してみるのもよいでしょう。客観的な意見によって気づきが得られたり、環境の改善を図ってもらえたりするでしょう。異動や長期休暇などを検討できるかもしれません。

異動をすれば人間関係も仕事内容も変えられるので、転職と似たような状況にもなり、新たなスタートをして再び頑張れるようになる可能性があります。

長期休暇をとるなら、しっかりとリフレッシュするためにも休暇中は仕事のことは忘れ、自分と向きあう時間をとりましょう。生活リズムを正しく保つことも大切です。

信頼できる上司が見つからないのであれば、信頼できる友人でもよいでしょう。社外の友人であれば、会社の外から見た意見を言ってくれるので、違う視点に気づけるかもしれません。

心療内科などで相談するのも効果的。いずれにせよ、自分ひとりで抱え込まないことが大切です。

休職をする

長期休暇では改善がみられなかった場合は、休職制度を利用するのもよいでしょう。蓄積した疲労やストレスをしっかり取り除くことができれば、再び働けるようになるはずです。

休職を希望する場合は、医師による診断が必要になります。会社によって手続きが異なるので、事前にしっかり確認をしておきましょう。条件を満たせれば傷病手当金の給付を受けることもできます。

休職中は仕事から離れ、体調を最優先に考えましょう。気持ちが上向いてきたら散歩や外出を始めます。生活リズムを乱さないように心がけ、日中に活動できるように調整していきましょう。

少し良くなったからといってすぐに復帰すると、再び悪化する場合もあります。回復したと感じても、しばらくの経過観察期間をとってから復職するほうが安心でしょう。

追い詰められて限界を感じているなら、そのまま放置してしまうのは危険です。仕事から離れてみることで身体的・精神的に健康な状態に戻すことが大切。勇気がいるかもしれませんが、取り返しのつかないことになる前に検討してみましょう。

転職をする

転職をして環境を変えることで仕事への向き合い方が変わることがあります。仕事に行きたくない理由を明確にし、その原因を取り除ける仕事を探しましょう。入社してみなければわからないことも多いかもしれませんが、前向きに働ける可能性ができる限り高い仕事をみつけることです。

また、現在不満に感じているところだけで見るのではなく、自分が大切にしたいものを譲らないことも大切。自分とも向き合い、後悔しないようにしっかりと検討しましょう。

ただ、うつ病などの病気の可能性がある場合は無理な転職はおすすめできません。思考力が落ちているので、正しい判断ができなくなっていることも考えられるからです。可能であれば、休職などで回復を待ってから環境の改善を考えましょう。

仕事への向き合い方を変えることでモチベーションが上がる

仕事に行きたくないと思うのには、何かしらの悩みが隠れていることが多いようです。たとえば、仕事ができる人になればモチベーションが上がって仕事に楽しみを見つけられるかもしれません。

ただ、いきなり「できる人」になるのは難しいと感じるのではないでしょうか。しかし、大活躍して出世するとまではいかなくても、要領よく、そつなく仕事をこなせるようになれば、ある程度の悩みが解決できるかもしれません。仕事への向き合い方が変わり、モチベーションを上げることができるでしょう。

要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑』の著者である小鳥遊氏・F太氏によれば、仕事の要領はやり方次第でよくなるものだそう。要領よく仕事を進める仕事術から、人間関係・メンタルに至るまで具体例をもとに説明されているので、自分に落とし込むことが容易になっています。

この本を読んで一つ一つ実践していけば、仕事生活がもっと楽になるはず。明日、仕事に行きたくないなと思う日に、パラパラと眺めるだけでも気持ちが前向きになりますよ。

この記事は書籍『 要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑 』の関連コラムです。