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たった半年で人生激変!平凡OLからCEOへの道/松田美南(童顔社長みなみん @minammarketing)

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「このまま会社に勤め続けて、未来の自分にはなにが残るんだろう……」。そんな不安が少しでもあるなら、1日でも早く新しい一歩を踏み出しませんか? ふつうの会社員だった松田さんがたった半年で会社を設立できた、リアルな「きっかけ」と「秘訣」を初公開!

副業を始めて半年で法人化!

行動すれば人生は変えられる

もともと私はごくふつうの女の子でした。父は会社員、母は専業主婦。大学を卒業したら当然就職するものだと思い、製薬会社に営業職として就職。仕事はがんばりつつ、帰宅後や休日は韓国ドラマを見たり友だちとおいしいものを食べに行ったり、平凡な生活を送っていました。大企業だったので安心感はありましたが、私の存在なんて大きい歯車のひとつ。代わりはいくらでもいる。「この先ずっと勤めていて自分の身になるんだろうか」という不安を抱き続けたまま、5年が経ちました。

転機となったのはコロナ禍。在宅勤務になったことを機に副業を始め、2か月で月収100万円、4か月で月収300万円を達成しました。その後、2021年6月に26歳で法人化し、会社を退職。ふつうの会社員だった私がたった半年でCEOになれたんです。

「成功」って難しいと思いますか? もちろん、なにをゴールに置くかで変わってくるとは思いますが、私の結論は「環境と出会いがすべて」。副業を始めてからこの1年、いろんな行動をしていろんな人に会って新しい環境に飛び込んだことで、私の人生は大きく変わりました。ほんの1年前までは、まさか自分が会社を辞めているとも会社を立ち上げているとも思っていませんでしたから。

行動すれば、人生は1年で変えられる。今日は、私がこれまで実際になにを考えてどう行動してきたかをお話ししたいと思います。

とある新年会に参加し、人生の歯車が動き出す

副業にチャレンジするきっかけとなったのは、2021年1月に会社の先輩に誘われて参加した新年会でした。それは起業家や経営者が集まる新年会で、少し怖いなと思いつつも、心の奥底で「おもしろそう」と思っている自分もいたので思いきって参加したんです。

参加者にはFPや資産形成をビジネスにしている人が多くいました。私も当時、会社のお給料だけに頼るのが不安で、マネーリテラシーを身につけるためにFP(ファイナンシャルプランナー)の勉強をしていたので、みなさんのお話がとてもおもしろくて意気投合。自分でビジネスをしている人たちの飲み会は話す内容が全然違う! 見たことのない刺激的な世界がある! 私もこうなりたい!と思いました。

参加していた経営者のおひとりに相談すると、返ってきたのは「やってみたらいいじゃん」という言葉。自分のためにFPを勉強してはいたけど、それをビジネスにする発想はなかったので、なんだか背中を押してもらった気持ちでした。そこで起業塾に入り、起業についてゼロから学び始めたんです。

せっかく新年会という「出会い」の場を得ても、「刺激的〜!」だけで終わったら30〜50点。初心者がいくら自分の頭で考えてトライしてもうまくいかないので、「この人について行ったらこんなふうになれそうだな」と思える、自分を引き上げてくれる人を見つける必要があります。加えて、実際に引き上げてもらうには自分の本気度を行動で示すことが大事。この3ステップを踏めたことが、私の成功の大きな一因だったと思っています。さらには、自分を引き上げることで相手にどんなメリットを提示できるかまで考えられたら、120点だと思います。

待ち構えていた2つの試練

そうして、会社員でもできる資産形成や節税を教える副業を始めた私ですが、さっそく最初の壁にぶつかります。お客さんを全然集められなかったんです。集客方法にはウォームとコールドというものがあり、最初は知り合いなどの身近な人からアプローチするウォーム集客が確実ですが、私は友だちにどう声をかけていいかわからず集客につなげられなかった。

そこでSNSコンサルタントの方に50万円払い、SNS集客を学ぶことに。会社員だった私にとって50万円は大金でしたが、人間は痛みを感じると本気になるもの。本気で努力した結果、集客力が格段にアップし、それがきっかけでWebマーケティングスクールを立ち上げました。

いよいよ会社を辞めるタイミングというとき、さらなる試練が。それは「同調圧力」です。このまま勤めていれば安定や安心がある。結婚や出産をする人も増えてきた。人と自分を比べて「これでいいのかな」「すごく異端なことをしているのではないか」と感じ、眠れないほどの不安に襲われました。そうなることはいまだにあります。

でも、自分の人生は「自分の物語」。どっちの道を選べば物語が楽しくなるか、人生を終えるときに「楽しかった」と思えるか、そこを基準に判断したいと思いました。働く日本人の84%が会社員なのだから、マイノリティになろうとすれば同調圧力は当然あります。だから私は逆に、自分でビジネスをしている人たちと積極的に親しくなって、そういう環境にあえて身を置くことに。すぐに「こっちの世界が当たり前」と思えるようになりました。