嫌われる女になりなさい

あなたがモテないのは「役に立つ女」だから。

#連載エッセイ
#嫌われる女になりなさい

役立たずでも愛されると知って

食事会でサラダを取り分けたり、ドリンクの空きをチェックしていた昔の私が見たら、今は完全に「役立たず」だ。

それでも私は愛されると確信を持っている。
役に立ちたい気持ちは、みんなある。やらなくていい、も大事なことなんだ。

ドリンクは、なくなると誰かが必ず声をかけてくれるし お肉なら焼いてもらえる。
役に立ちたい人の気持ちに思いっきり感謝をして、美味しいね。と笑顔を向けることも「役に立つ」だと知った。

役立たずを安心してやっていられる4つの理由はこのようになる。

1)役に立とうとしなくても、すでに役に立っている
2)役に立ちたい人を立ててあげる方が喜ばれる
3)役に立たなくちゃ は自己満である
4)いざとなればできる(笑)

役立たずでいい、4つの理由

役に立とうとしなくても、すでに役に立っている
好きでやっていること、素でやっていることで、相手が感動したり尊敬したり 勝手に役に立っていることに気づこう。

役に立ちたい人を立ててあげる方が喜ばれる
みんな、人の役に立ちたいもので 喜ばれると自尊心が高まる。
役に立つことに血眼になるよりも、してもらったときに全力で受け取り喜びを伝える引き出しを増やした方が 幸せになれる。

3)役に立たなくちゃ は自己満である
人の話を聞いて、解決してあげようとなんてしなくていい。
具体的に聞かれていない場合は、アドバイスを求められていない。(いや、具体的でもそんなにアドバイスって求められていないと思う)
人は聞いてくれる人が必要なもの。聞いてもらえるだけで相手は満足するものだ。

4)いざとなればできる
いざとなったらできるんだから、普段は爪を隠して忘れてるくらいでちょうどいい。

必要とされるのは、私が私の人生を一生懸命生きているから。
自分のことを一生懸命やっていると、必要としてくれる人は常に現れるし
もっと自分の人生に集中するだけで、誰かの役に立っていると思っていい。

私がメイクを楽しんでいると、もう少し女子力をあげなきゃと刺激をもらった!なんてよく言われる。
好きなことに夢中になっているだけなのに、元気をもらえると言われる。

私たちは存在しているだけで、誰かに知らないうちに役立っている。
これは「役立たず」をやってはじめてわかるかも?

優しい同志たちへ。
嫌われる女になりなさい。


高橋あい/恋愛コンサルタント

自身の“体験談”をもとに、テクニックを綴ったブログが人気となり
恋愛コンサルタントとして活躍中。
雑誌やテレビ、ラジオなどメディア出演多数。
著書
『最速で出会いが増える顔になる(サンクチュアリ出版)』
『不安0%の恋をはじめる方法(大和出版)』『1ミリでも距離を縮めたい彼女になる(大和出版)』
ameba blog「不安で泣かない私になれる」https://ameblo.jp/realmind-ai/
この記事は書籍『 最速で出会いが増える顔になる 』の関連コラムです。