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うつ病の人が仕事を選ぶときの3つのチェックポイント。避けるべき職場を把握しよう

うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと
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うつ病になった人の多くは、「うつ病って治るのかな?」「社会復帰できるのかな?」と不安を抱きます。うつ病回復後、再び働くときどんな職場を選べばいいか悩んでしまいますよね。今回はそんな方向けに、デラさん著書「うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと」から、仕事を選ぶときの3つのチェックポイントを紹介します。

仕事を探すときは最初に、自分がうつ病になった原因を考えましょう。原因を把握することで、避けるべき職場が分かるでしょう。再発しないことを一番に考えて、あなたに合った仕事探しの参考にしてみてください。

うつ病でも働き続けるコツ

うつ病でも働き続けるには、

  • 考えることを辞める
  • 感情をかき乱す情報を遮断する

を意識してみましょう。それぞれ詳しく解説します。

考えることを辞める

うつ病でも働き続けるには、考えることを手放してみてください。自分が消耗しないことが一番大切です。考えるのは悪いことではありませんが、「考え過ぎ」は心が疲れてしまいます。疲弊して、働き続けるのが難しくなるでしょう。

「大切な仕事の前日、明日に備えて早めに寝ようとしてもなかなか眠れない。」「睡眠不足になって、体調を崩し当日休んでしまう。」など、原因は体調を管理しようと考えすぎていることです。

明日の体調のことは何も考えずに過ごしましょう。大切な仕事だからといって、特別な行動をする必要はありません。うつ病の人は真面目で責任感が強いので、がんばりすぎてしまいます。

うつ病になったことがない人は、「サボってる?」と感じる程度の感覚で普通に仕事をしています。

  • どんなに頑丈な人でも体調は崩すことはある
  • 大切な仕事の前日でも何も考えず過ごす
  • 寝坊をすることもある

など、働くことに対して考えすぎないようにしましょう。体調に責任を持つ必要はありません。サボってるくらいの感覚で仕事をしましょう

感情をかき乱す情報は遮断する

テレビやSNSなど、自分の感情をかき乱す情報は遮断しましょう。何も見ない、聴かない、知らない。そんな状態でも、仕事で困ることはほとんどありません。

うつ病回復を目指すなら、自分に流れ込んできた情報に、感情を左右される方が危険です。

テレビで不安を煽るようなニュースや、バッドニュースなど、自分が不安になる要素のある情報からは距離をとりましょう。感情の浮き沈みに悩み仕事が手につかない人は、まずはテレビを消して情報を遮断してみてください。

情報をとらない努力が、うつ病回復へ繋がり仕事の復帰を近付けてくれるでしょう

仕事を選ぶときにチェックする3つのポイント

うつ病の人が仕事を選ぶときは、

  1. ストレスの少ない職場を選ぶ
  2. うつ病になった原因を考えて避けるべき職場を把握する
  3. 自分の疲労量を把握する

それぞれ詳しくみていきましょう。

ストレスの少ない職場を選ぶ

うつ病の人が仕事を選ぶうえで大切なのは、自分が消耗しないかどうかです。ストレスが皆無な仕事は少ないですが、自分が消耗しない度合いが高い仕事を選びましょう。

ライターの仕事で、「うつ病から回復した方法を書くのはストレスなくスラスラ書けるけど、コスメや美容の記事は興味がないからストレスを感じる。」など、自分が消耗するか、ストレスを感じるかどうかを見極めるのが重要です。仕事を選ぶとき、

  • 環境が自分に合っているか
  • 内容が自分に合っているか
  • 拘束時間が長過ぎないか

をチェックしてみてください。面白そう、時給が高いといった魅力があっても、自分に合っていない仕事だと、働くうえでのストレスはものすごいものになります

うつ病になった原因を考え避ける職場を考える

自分がうつ病になった原因を考えて、次の職場選びを考えましょう。「前の仕事ではこれでうつ病になったから、これだけは避けよう」と作戦を考えてみてください

うつ病になった原因が、人に気を遣い過ぎたからだったら、とにかく気を遣わないで済むかどうか重視しましょう。原因は人それぞれなので、自分の過去を振り返ることから始めます。あなたの過去の経験から、再発しないことを一番に考えて次の仕事を選びましょう

自分の疲労量を把握しておく

自分が何にどのくらい疲れるのか、疲労量を把握しておきましょう。どんなことに疲れて、どんなことなら疲れを感じずに続けられるのか分析をします。

  • 仕事内容
  • 一緒に仕事をするなら真面目な人か、適当な人か
  • 人間関係は密なほうがいいか、あっさりしたほうがいいか
  • キレイなオフィスか、雑多なオフィスか

など自分がストレスや、疲れを感じる場面を把握しておくことで、面接時に質問ができます。面接ではしっかり要望を伝え、できないものは「できない」と伝えましょう。自分の疲労量を把握して仕事を選んでみてください。

まとめ

今回はうつ病の人が働き続けるコツと、仕事を選ぶときにチェックすべき3つのポイントを紹介しました。うつ病が回復して再び仕事をするには、ストレスの少ない職場選びや、自分が疲労しないことを一番に考えるのが重要です。

デラさん著書「うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと」では、うつ病回復へ向けたノウハウが詳しく紹介されています。うつ病の人は、「再発しない」「体力勝負をしない」を意識して次の仕事を選びましょう。

環境や仕事内容が自分に合っていたら、働き続けられるはずです。ぜひ本書を手に取り、過去の経験から避ける職場を察知して、働きやすい仕事を見つけるための参考にしてみてください。


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