負けず嫌いで常に「一番上」になりたい性格だといわれる牡羊座。とはいえ、トップに立てるのはほんのひと握りです。そのためほとんどの人は何度チャレンジしても一番になれず、やる気や自信を失ってしまうことが多いのではないでしょうか。
この記事では、牡羊座が後悔なく生きるためのテクニックや可能性を形にするコツを大人気占い師・鏡リュウジ著書の「誰よりも先に動け 牡羊座の君へ贈る言葉」より紹介します。
牡羊座の負けず嫌いな性格を活かして、もっと自分らしくありたい方はぜひお読みください。
目次
牡羊座が後悔なく生きるための3つのテクニック
牡羊座が自分らしく生きるためにはスピード感とドキドキ感、決断力が鍵になります。
1. 一番上が無理なら「一番先」を目指そう
12星座の先頭である牡羊座にとって「一番」はキーワード。これまで仕事や勉強、スポーツなどで一番にこだわってきた人は多いはずです。
でも、どんなに頑張っても一番になれないと、自信や情熱も失いやすくなりがちに。そんなときは一番上より一番先を目指すことをおすすめします。実は牡羊座の魂に刻まれている「一番」は速さを意味し、「真っ先に」「最初に」という意味合いが強いのです。
今いる場所や取り組んでいることでトップが取れないなら、誰もやっていなかったことを最初にやりましょう。
仕事なら、社内の誰も手をつけたことのない新しい事業や市場に進出したり、音楽やYouTubeなどで表現活動をするなら、これまでにない新しいジャンルに挑戦したりします。
今は新しさとスピードが最も重要視される時代です。「一番先」を目指す牡羊座の本質を大事にすれば、きっと成功に近づいていけるでしょう。
2. 迷ったら「ドキドキ」するほうを選ぼう
迷ったときは、より「ワクワク」「ドキドキ」するほうを選びましょう。
牡羊座は自分の意志がはっきりしていて迷わないイメージ。でも、もちろん牡羊座だって迷うことはあります。
ただ、牡羊座が迷う場合は、自分でも気づかないうちに世間の常識に影響されて保守的になり、自分の本当の思いと常識の間で揺れてしまっているケースが多いです。
すごくやりたい仕事だけど収入が不安定に、転職していいのだろうか。相手のことは大好きだけど、穏やかな生活ができそうにない、結婚していいのか。
でも牡羊座はいくら安全で安定していても、自分がやりたくないことをすることや、退屈な日常には耐えられません。何が起きるかわからなくても、自分が心の底からやりたいと思えることに向かった方が輝くことができるし、失敗しても後悔しないのが牡羊座です。
理屈で考えて決めた方向ではなく、根っこの感情が揺さぶられる方向を選んでください。牡羊座の未来はきっとその先にあるでしょう。
3. 「決断を繰り返し」て、自分の直感力を磨こう
多くの選択と決断を繰り返すうちに、牡羊座の決断力と直感力はとぎ澄まされていきます。
牡羊座にはもともと決断力があります。決められない人が多いなかで、これはとても大きな武器。でも、この決断力・直感力は筋肉と同じで、使わないとどんどん鈍ってしまいます。
自分の武器を維持し、さらにパワーアップさせていくためには選択し、決断する機会を意識的に増やしていきましょう。
仕事であれば責任あるポジションを積極的に引き受け、会議ではイニシアチブをとって積極的に自分の判断や意見を表明します。
恋愛や友人・家族との人間関係でも自らイベントや記念日をたくさん企画したり、定期的に環境や関係性を変化させるような提案をしたり。
日々の生活の中でも、「今日何を着るか」「ランチで何を食べるか」といった小さなことも、毎回意識して自ら選ぶようにします。
失敗したと思うこともあるかもしれませんが、気にすることはありません。牡羊座にとって失敗を恐れて決断を避けるより、たとえ失敗しても決断すること自体が重要だからです。
牡羊座の中にある可能性を形にするためには
牡羊座のよさを活かして成長するための重要なポイントを解説します。
- 学びに競争の要素を取り入れる
- 自分らしさをあきらめない
学びのなかに「競争」「バトル」の要素を取り入れる
牡羊座の持つ闘争心を成長のために利用します。
牡羊座の守護星・火星が象徴するのは、戦いの神アレス。だからこそ、牡羊座は戦うことに至上の喜びを感じるし、誰かと競争するときは「勝ちたい」という強い思いがあります。
音楽をやっているならコンテストやオーディションに応募してください。料理がうまくなりたいならクッキングサイトにレシピを投稿して人気順位を競います。ディベートで勝つことを目標に本を読んだり、知識を蓄えたりするのもいいでしょう。
本格的にアウトプットする勇気がないなら、架空のバトルやレースをおすすめします。目標を設定する時、クリアできた場合のごほうびと、できなかった時の罰ゲームを決めておくのがポイントです。
日々の取り組みや学びに、戦いの要素を取り入れれば、勝ちたいという思いが人一倍強い牡羊座のあなたは、これまで以上に頑張れるはずです。
「自分らしさ」をあきらめない
落ち込んで弱っているときに牡羊座が絶対に避けなければいけないのは、自分らしさをなくしてしまうこと。お金を失うことでも、プライドを失うことでもありません。
12星座の最初に位置する牡羊座は、この世界に「私が存在する」ことを示すために生まれてきました。だからみんながいう最適解やマニュアルどおりに生きても絶対にうまくいきません。むしろ苦しい時こそ、あなたらしさを貫くことが大切です。
たとえば、牡羊座生まれのレディー・ガガは、売れないかけ出しの頃から、周囲のすすめる誰かのまねのような戦略に反して「自分らしさ」を貫き唯一無二のスターになりました。
彼女のように自分らしさを大切にし、貫くことは牡羊座にこそ必要なもの。今いる会社や学校、コミュニティがあなたを認めてくれないからといって、それに合わせて自分を変える必要はありません。
今は衝突したとしても、あなたらしさを追求すれば、いつか必ず光が見えてきます。どうしても今いる場所で自分が認めてもらえないと感じるなら、自分らしくいられる方法や場所を探しましょう。
自分らしさをあきらめないこと、自分らしさを発揮すること。それだけがあなたを本当の意味で復活させてくれる方法です。
まとめ
牡羊座は負けず嫌いで誰よりも「一番」にこだわる人が多い星座です。その特徴を活かしつつ「一番先」を目指すことで、後悔のない、あなたらしい生き方ができるようになるでしょう。
また、自分らしさをあきらめないこと、自分らしさを表現することで牡羊座は本当の意味で輝きます。
あなたにしか見えない光を見つけましょう。
大人気占い師・鏡リュウジ著書の『誰よりも先に動け 牡羊座の君へ贈る言葉』には、牡羊座が最も輝ける場所を提示し、新しい第一歩を踏み出すためのメッセージが詰まっています。あなたの中に眠っている可能性を最大限に引き出すためにも、ぜひ本書を手に取ってみてください。
誰よりも先に動け 牡羊座の君へ贈る言葉
鏡リュウジ（著）
定価：1,200円（税込1,320円）
牡羊座の君がもっと自由にもっと自分らしく生きるための35の方法