牡牛座について検索すると「仕事ができない」というキーワード候補が表示されます。牡牛座の人は本当に仕事ができないと思われているのでしょうか。
この記事では牡牛座の基本的な性格や「仕事ができない」といわれる理由について、大人気占い師・鏡リュウジ著書の『心の震えを信じろ 牡牛座の君へ贈る言葉』を参考にして紹介します。
魚座の本来の性格を把握し、眠っている可能性を引き出す方法を知るためにも、ぜひ記事をご確認ください。
目次
牡牛座の基本性格は「現実主義で堅実」
牡牛座は大地に根ざす「地の星座」であり、星座を分ける3区分では「不動宮」に属しています。普段から慎重で頑固な性格だといわれたり、現実主義で堅実に行動することが多かったりする星座です。
- 一度決めたら揺るがないが、決断までに時間がかかる
- 手の届かない夢や目標には心が動かない
- やりたいことをなかなか見つけられない
などの特徴があります。一方で愛と美と女神ヴィーナスを守護神に持っているため、美しいものを見分ける力を持っている点が魅力です。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感が抜群に優れていて、普通の人にはわからない絶妙な良し悪しがわかるとされています。
牡牛座が「仕事ができない」といわれる理由
堅実で現実主義である牡牛座は、なぜ仕事ができないといわれてしまうのでしょうか。
こちらでは主に3つの理由を紹介します。
- 快・不快で動いてしまう
- 自分のセンスに気づいていない
- ワンパターンに見えてしまう
それぞれ詳しく確認していきましょう。
1.快・不快で動いてしまう
牡牛座は視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感が抜群に優れていることから、日常で「なんとなく気乗りがしない」「うまくいえないけど、やりたくない」など、自分がなんとなく嫌なことを察知できる能力が高いです。
そのためか「快・不快」を判断基準にして、動いてしまうことが多いといえます。心から安心できる快適な環境では力を発揮できるのですが、少しでも違和感のあることに対してストレスを溜めやすい性質です。
「やりたくないこと」に不快感をあらわにしてしまい、パフォーマンスが落ちてしまうため、人から見ると「仕事ができない」と感じられてしまうのかもしれません。
2.自分のセンスに気づいていない
美しいものを見分ける力を持っている牡牛座ですが、実はそのセンスに気がついていない人が非常に多いです。現実主義で安定志向であるため、芸術家やアーティストのような、夢を追うような仕事を選ばない傾向にあります。
本来であれば五感が優れていてハイセンスな牡牛座ですが、選ぶ仕事が現実的なものなので、なかなか力を発揮できません。自分に合っていない仕事を選んでしまっているせいで、パフォーマンスに不満を持たれている可能性があります。
3.ワンパターンに見えてしまう
堅実な牡牛座は、ついつい同じことを繰り返して試す傾向にあります。
会議やプレゼンで定番のフレーズを使ったり、写真を撮るときはどんなときも同じ角度にしたりと、自分の価値観を大切にして、いまここにあるものをキープしようとする性格です。
牡牛座からすると価値観を大切にする行動なのですが、人によっては「ワンパターンだ」と感じてしまうことがあります。親しい人から「またいつものパターン?」といわれてしまう方も多いでしょう。
ワンパターン=惰性で取り組んでいると思われた結果、仕事ができない認定を受けてしまうことがあるのです。
仕事のできる人間になるための3つのコツ
牡牛座の堅実な性格が、時には「仕事ができない」と思われる結果につながっていることがあります。
ではどのようにすれば仕事のできる人間になれるのか、こちらでは3つのコツを紹介します。
1.目的地までの道筋を「見える化」する
牡牛座は堅実ゆえに積極性がないといわれ、アドバイスを受けてもなかなか動かないことから、怠けていると誤解されることも多いです。
実際は牡牛座が「自分で納得しないと動けない」という性格なだけであって、一度確信が持てたら、途中で投げ出すことなく、がむしゃらに進むことができます。
そこで牡牛座は、前もって目的や目標を定め、目的地までの道筋を見える化することで、ゴールまでコツコツ歩み続けられるでしょう。
例えば「なんとなくお金持ちになりたい」ではなく、「何歳までにどれくらいの資産を持つ」ということを明確にして売上目標を立てると、やるべきことがはっきりして、前に進みやすくなります。
目的地を明確に定めることが、牡牛座がすぐに動き出すためのコツです。ぜひ道筋を見える化して、動き出しまでの時間を早めてみてください。
2.「安定」「安心」を確保しながら挑戦する
現実主義で安定を大切にしている牡牛座ですが、変化が求められるこれからの時代では、じっと動かないことで居場所をなくしてしまう可能性があります。今後は、積極的にチャレンジする必要があるでしょう。
とはいえいきなり安定した生活を捨てるのは、恐怖に感じてしまうかもしれません。そこでまずは自分なりの「セーフティネット」を用意して、安定や安心を確保したうえで挑戦することが大切です。
たとえば自分で起業したい気持ちがあるなら、まずは副業として始めてみたり、サラリーマンに戻れるような態勢を用意したりすると、これから取り組むことにパワーを発揮できるでしょう。
いきなりすべてを捨ててチャレンジするのではなく、「最悪でもこれがあるから大丈夫」という安心感を得た状態で、挑戦を始めてみてください。
3.ワンパターンをとことんつらぬく
牡牛座はワンパターンで同じことを繰り返すと思われがちです。ただしこのワンパターンをつらぬくことで、周囲に安心感を与える存在になれます。
牡牛座が導き出したワンパターンは、決して惰性ではなく、自身の五感と経験で導き出した「王道」の手法です。牡牛座がずっと変わらない王道をやり続けてくれているからこそ、他の人はその行動をスタンダードにして、自分の位置を測れるようになります。
もちろん変化が求められる時代なので、どこかで変わらなければならないときもくるでしょう。ただし牡牛座は変わるべきタイミングで、しっかり変化できる性質を持っています。
変化を求められるまでは、いままでのやり方を続けてみてください。それがあなたにとっての「成功の法則」です。
まとめ
牡牛座はマイペースな性格のため、人によっては「仕事ができない」と感じてしまうのかもしれません。ところが実際はセンスに満ち溢れていて、コツコツ継続する力を持った星座です。
牡牛座が輝くためにも、ぜひそのままワンパターンをつらぬいたり、安心を得ながら挑戦したりと、自分の特性を活かした取り組みを進めてみてください。
大人気占い師・鏡リュウジ著書の『心の震えを信じろ 牡牛座の君へ贈る言葉』には、牡牛座の中に眠っている可能性を引き出す35のヒントが書かれています。最も輝ける場所で活動するためにも、ぜひ書籍を参考にしてみてください。