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うまくいかないことばかりな人生を変える!心をラクにして好転させる方法9選

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「毎日が思うようにいかない…」
「どうして自分だけがうまくいかないんだろう」

このように感じてしまうことは少なくありません。仕事でもプライベートでも、周囲との差を感じて落ち込んでしまったり、うまくいかないことで行き詰まった気持ちになってしまったりすることは誰にでもあるものです。

うまくいかない時期は誰もが経験するものであり、その経験は必ず次のステップにつながります。とはいえ、つらいものはつらいので、少しでも早く抜け出したいと誰もが思います。

この記事では、うまくいかないと感じてしまう理由や改善方法について解説します。ぜひ最後まで読むんで、気持ちを少しでも軽くするヒントを見つけてください。

この記事は書籍『 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 』の関連コラムです。

うまくいかないことばかりだと感じてしまう理由

なぜうまくいかないことばかりだと感じてしまうのでしょうか。ここではその理由について説明していきます。

他人と比べてしまう

他人と比べることは、自分がうまくいっていないと感じる最も大きな理由の一つです。SNSの普及により、他者の成功や華やかな生活が日常的に目に入るようになりました。知りたいと思っていなかった情報まで目に入ってきます。

同僚の昇進や友人の結婚などを知り、自分だけが取り残されているように感じてしまうこともあります。しかし、見えているのは「いいところ」だけです。裏では誰もが苦労や失敗を経験しているのです。

マイナスな出来事ばかりが気になってしまう

人間の脳は、ポジティブな出来事よりもネガティブな出来事に強く反応する特徴があります。これは「ネガティビティ・バイアス」と呼ばれる心理現象で、1日の中で9割が順調でも、1割のトラブルばかりが気になってしまうのはこのためです。

プラスの出来事も必ずあるのに、マイナスな出来事ばかりに意識がいってしまい、うまくいかないことばかりだと思い込んでしまうのです。

自分には無理だと思い込んでいる

過去の失敗体験や周囲からの否定的な言葉により、自分には無理だという思い込みが形成されることがあります。

「コミュニケーションが苦手だから、人間関係がうまくいかない」
「ここぞというときにいつも失敗する。だから次のプレゼンテーションも失敗するに違いない」

このように考えていると、本当にうまくかなくなってしまいます。すると、うまくいかない経験ばかりが積み上がり、余計に思い込みが強くなります。しかし実際には、過去と未来に因果関係はなく、努力や経験で改善できることがほとんどです。

理想が高すぎる

理想が高すぎることも、うまくいかないと感じる大きな原因です。理想が高いことは決して悪いことではありませんが、現実的な目標設定ができていないと、つねに不満を感じることになってしまいます。

初めて挑戦する仕事で完璧な結果を出そうとしすぎて空回りしたり、理想の生活を思い描きすぎて現実に満足できなくなったりすることで、うまくいかないと感じるようになってしまうのです。

うまくいかない毎日を変える9つの方法

うまくいかないと感じる毎日を変えるために効果的な方法を9つご紹介します。

  1. できたことにフォーカスする
  2. つらい時だからこそ見えるものがあるのだと考える
  3. 生活リズムを整える
  4. 小さな目標を設定する
  5. 新しいことにチャレンジする
  6. 自然のあるところへ行く
  7. 環境を変える
  8. 自分で選択する意識を持つ
  9. 笑顔を作る

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.できたことにフォーカスする

日々の小さな成功や達成に目を向けてみまましょう。人は失敗や足らないことに意識が向きがちですが、できたことに注目することで、自信を取り戻すことができます。

きちんと朝食を取れたこと、時間通りに完了できた作業、嫌な上司に笑顔で対応できたことなど、どんな小さなことでも「できたこと」として認識することが大切です。

また、毎日3つ以上「できたこと」を書き留める習慣をつけると、前向きな視点が身につきます。うまくいかないこともあるけれど、うまくいったこともあると思えるようになると見方が変わります

2.つらい時だからこそ見えるものがあるのだと考える

生きていると、つらいことも楽しいこともあります。トントン拍子にうまくいくときもあれば、うまくかないことが永遠に続くのではないかと思えるときもあるものです。そういうときは、自分のいる場所が暗闇のように真っ黒に感じて行き先がわからなくなってしまいます。

暗闇の中にいると、幸せそうな人や場所が手の届かないところで輝く光のように感じてつらいものですが、だからこそ見えるものがあるのだと思ってください。本当に望んでいるものは、暗闇の中にいるときの方がよく見えるのです。

うまくいかないことばかりだと感じて落ち込んでいるからこそ、気づけるものがあるはずです。それは、順風満帆な人生では見えないものなのです。

3.生活リズムを整える

うまくいかないことばかりだと感じるときは、生活リズムを整え、心身の健康を優先してみましょう。不規則な生活はストレスや疲労感を増大させ、物事がうまくいかなくなる原因ともなります。

とくに、睡眠時間の確保と栄養バランスのとれた食事は重要です。毎日同じ時間に起床し、決まった時間に食事をし、適度な運動を取り入れましょう。生活リズムが整うと自然とやる気が出て、物事に取り組む意欲が高まります。

自分を整えることで日々のパフォーマンスが向上し、結果的にいろいろなことがうまく進むようになるのです。

4.小さな目標を設定する

小さな目標を設定し、うまくいく感覚を取り戻しましょう。小さな目標なら達成しやすく、成功体験を積み重ねやすくなります。一度にすべてを変えようとせず、段階的に取り組んでいくことがポイントです。

「毎日5分だけ英語の勉強をする」「週1回は新しい料理を作る」など、具体的で達成可能な目標を設定します。これらの小さな成功体験が、より大きな目標への自信につながっていきます。すると、物事がうまくいくように感じられるのです。

目標を設定するときは、紙に書くなど見えるようにし、達成したら印をつけるなどして進捗を確認するようにするとさらに効果的です。

5.新しいことにチャレンジする

日常に変化を取り入れることで、新しい可能性が広がります。普段とは違う活動や趣味に挑戦することで、新たな視点やスキルが身につきます。慣れ親しんだ環境や習慣から一歩踏み出してみましょう。

新しい習い事を始める、行ったことのない場所に行くなど、わくわくすることにチャレンジしてみましょう。失敗を恐れずに、小さなことから始めていくことが大切です。新しい経験は、自分の可能性を広げ、自信につながっていきます。

6.自然のあるところへ行く

自然に触れることは、心理的なストレス解消に効果的です。意識的に自然と触れ合ってみましょう。遠くへ出かけて、大自然を満喫するのももちろん良いですが、街路樹や雑草や、見上げた空でもいいのです。

「空が綺麗だな」「風がきもちいいな」などと身近な自然を感じるだけで、一瞬でも無心になることができます。人に相談するより、無心になれた方が楽になれるときもあるのです。心が落ち着き、うまくいかないとつらく感じていた気持ちが楽になります。

7.環境を変える

環境を変えることは、周囲からの扱いや自分自身の振る舞いを大きく変化させる効果があります。新しい環境では、これまでの固定観念や役割から解放され、より自然な自分でいられることが多いものです。

長年働いている職場では「いつも通りの自分」という固定されたイメージに縛られがちですが、部署異動や転職によって、新しい目で見てもらえる機会が生まれます

転職や転居といった大きな変化が難しい場合でも、普段と違う場所で仕事をする、新しいコミュニティに参加する、休日は意識的に違う場所に出かけるなど、できることから始めてみましょう。

周りの人が変わると、周囲の自分に対する接し方も変わり、それによって自分自身も新しい可能性に気づくきっかけとなります。

8.自分で選択する意識を持つ

状況を「与えられたもの」ではなく、「自分で選択したもの」として捉え直すことで、主体的な姿勢を持つことができます。受け身の立場から、能動的な立場に意識を切り替えることが重要です。

自分で選択したことならその答えはすべて正解です。うまくいかない原因を自分の中に見つけられれば、改善することができるのです。

ランチのメニューを、誰かと一緒ではなく自分の意思で決めたり、休日の過ごし方を自分で計画して実行したりするなど、選択して決断することを意識していきましょう。

9.笑顔を作る

つらいときは表情も曇りがちですが、無理にでも笑顔を作ることで気持ちが前向きになります。表情は感情に影響を与え、笑顔を作ることで実際にポジティブな気持ちが生まれてきます。楽しいから笑顔になるのではなく、笑顔になるから楽しくなるのです。

鏡を見て笑顔の練習をする、面白い動画を見る、好きな人と会話するなど、意図的に笑顔になる機会を作りましょう。また、周りの人に笑顔で接することで、良好な人間関係も築きやすくなります。

うまくいかないことばかりだと感じるときこそ心をラクにする考え方をしよう

うまくいかないことが続くと、気持ちが落ち込み、ストレスを感じやすくなります。普段ならなんとも思わないような出来事でも気になってしまい、ますますつらくなってしまうのです。この状況を早く抜け出すために、まずは心を楽にしていきましょう。

自分がコントロールできない他人や環境は変えられませんが、自分を変えることはできます。Jam著『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』では、モヤモヤする気持ちやさまざまな悩みから自分の心を守る考え方を紹介しています。

この本を読むと、悩んでいたことが悩みではなくなるような考え方ができるようになります。ぜひ手元に置いて、心が疲れていると感じたときにパラパラとめくってみてください。気が付けば心が楽になっているはずです。

この記事は書籍『 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 』の関連コラムです。