「断捨離に興味があるけど、何から始めればいいの?」
「ミニマリストってどんな基準でモノを手放しているの?」
SNSで見るスッキリした部屋に憧れるけれど、自分には無理だと諦めていませんか?
この記事では、SNS総フォロワー40万人のミニマリストしぶさんの著書『新版 手ぶらで生きる。 見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法』の内容を参考に、ミニマリストが実践する断捨離の考え方と具体的な方法を解説します。
断捨離は単なる片付けではなく、自分にとって本当に大切なものを見極めるプロセスです。モノを減らすことで、時間とお金に余裕が生まれ、心が軽くなります。
この記事を読むことで、あなたも今日から無理なく始められる断捨離の第一歩が見つかります。最後まで読んで、ストレスのない快適な暮らしへの道を歩み始めてみてください。
目次
ミニマリストが行う断捨離の基本




ミニマリストの断捨離には、一般的な片付けとは異なる明確な目的と考え方があります。単にモノを減らすだけでなく、自分の人生で何を大切にしたいかを見つめ直すプロセスなのです。
断捨離は満たされた人生のために行うもの
断捨離の本質は、モノを捨てることではなく、自分にとって本当に必要なものを選び取ることです。ミニマリストしぶさんは、モノを持たない生活を「満たされた人生のため」としています。
多くの人は、モノが多ければ多いほど豊かだと考えがちです。しかし実際には、モノが増えるほど管理の手間が増え、本当に使いたいモノが埋もれてしまいます。探し物に時間を取られ、掃除に追われ、気づけばモノに支配される生活になってしまうのです。
断捨離によってモノを減らせば、以下のような変化が訪れます。
- 探し物の時間がなくなる
- 掃除が楽になり、時間に余裕ができる
- 本当に必要なモノだけに囲まれた快適な空間
- 無駄な買い物が減り、お金が貯まる
- 心の余裕が生まれ、ストレスが減る
つまり断捨離は、物理的な空間だけでなく、心の空間も整える行為なのです。モノを手放すことで、本当に大切なものが見えてきます。
「シンプル」と「ミニマル」の違い
ミニマリストの断捨離を理解するには、「シンプル」と「ミニマル」の違いを知っておく必要があります。この2つは似ているようで、実は本質的に異なる概念です。
シンプルとは「強調するものがない状態」を指します。すべてが均等で、特に目立つものがありません。一方、ミニマルとは「ある1点を目立たせるために他を削ぎ落とす状態」です。
最も分かりやすい例がApple製品です。iPhoneのデザインを思い浮かべてみてください。余計なボタンや装飾は徹底的に排除され、画面という最も大切な要素が際立っています。これがミニマリズムの本質なのです。
断捨離においても同じ考え方が適用できます。あなたにとって本当に大切なもの(家族との時間、趣味、健康、仕事など)を際立たせるために、それ以外の不要なモノを手放していく。これがミニマリストの断捨離の核心です。
例えば、読書が人生で最も価値のある時間だと考える人は、本とそれを楽しむための快適な空間を残し、それ以外のモノを最小限にするといった選択をします。自分にとっての「1点」が何かを明確にすることで、断捨離の判断基準が生まれるのです。
ミニマリストが実践する断捨離のコツや手放したもの




ここからは、ミニマリストしぶさんが実際に手放したモノと、その背景にある考え方を紹介します。単に「持たない」のではなく、なぜ持たないのかという理由を理解することで、あなた自身の断捨離の判断基準が見えてきます。
冷蔵庫を持たない
冷蔵庫を持たないという選択は、必要なときに必要な量だけ買うライフスタイルへの転換を意味します。冷蔵庫があると、つい食材をストックしてしまい、結局使い切れずに腐らせてしまった経験はありませんか。
冷蔵庫を手放すことで得られるメリットは以下の通りです。
- 食材の無駄がなくなる
- 新鮮なものを食べる習慣がつく
- 冷水で体が冷えることがなくなる
- 「本当に食べたいとき」がわかる
過剰なストックをやめることは、モノに対する執着を手放す練習にもなります。「いつか使うかもしれない」という不安から解放され、今必要なものだけで暮らす感覚が身につきます。
もちろん、誰もが冷蔵庫を手放す必要はありません。大切なのは、「本当に自分に必要か」と問い直す姿勢です。冷蔵庫が本当に必要なら持てばいいのです。
テレビを持たない
テレビを手放すことは、受け身の娯楽を減らし、自発的な活動を増やすための選択です。
テレビがない生活では、自分で何をするか選択する機会が増えます。読書をする、勉強する、運動する、友人と会う。自分の時間を能動的に使えるようになるのです。
現代では、本当に見たい番組があればスマホやパソコンで視聴できます。テレビという大きな家具を置くコストに見合う価値があるかを考えてみてください。
収納を持たない
収納家具を買い足すことは、一見すると片付けの解決策に思えます。しかし実際には、収納を増やすほどモノが増える悪循環に陥ります。
ミニマリストの考え方では、部屋に備え付けられた収納だけでどうにかできないかを考えます。収納に収まらないモノは、そもそも持つ必要がないモノだという判断基準です。
「収納グッズを買おう」と思ったら、まず立ち止まって考えてみてください。本当に必要なのは収納ではなく、モノを減らすことかもしれません。備え付けの収納に収まる量まで減らせば、モノが増えない体質を作れます。
財布を持たない
キャッシュレス生活を実践すれば、財布という持ち物を手放せます。スマホ1つで支払いが完結する時代において、財布は必須アイテムではなくなりました。
キャッシュレス生活には多くのメリットがあります。
- ポイントが貯まってお得
- 会計スピードが速く時間の節約になる
- 家計簿が自動で記録される
- 小銭の管理から解放される
- 財布を忘れる心配がない
また、財布を紛失して現金を失うというリスクからも解放されます。電子マネーであれば支払い機能を停止することができますが、形ある現金は無くすと戻ってきません。
リスクを最小限にするという意味でも、キャッシュレスの存在は大きいです。。
自分が1ヶ月に必要な額を把握する
ミニマリストしぶさんは「あなたは毎月、いくらお金があれば生活できる?」という問いに即答できる人は意外に少ないと指摘しています。自分の最低生活費を把握することで、漠然としたお金の不安から自由になることにつながります。
最低生活費を把握することで「毎月これだけ稼げば死なない」という状況がわかれば、新たな挑戦へと繋げることが可能です。
また、「これだけあれば満足できる」という指標がないと、いくらお金を稼いでも、欲望が尽きることがなくなってしまいます。
「お金の不安」から解放されるためにも、「いくらで生きていけるか」を把握しましょう。
変動費よりも固定費を大きくする
お金の管理において、変動費よりも固定費の割合を増やすほど、心理的に楽に生きられます。変動費とは、月によって金額が変わる支出(食費、交際費、娯楽費など)です。固定費とは、毎月一定額の支出(家賃、通信費、サブスクなど)を指します。
変動費は予測できないため、常に「使いすぎていないか」という不安がつきまといます。今月の食費はいくらになるのか、交際費がかさんでいないか、といった心配は大きなストレスです。
一方、固定費は金額が決まっているため、予算が立てやすく安心感があります。「今月はサブスクで3,000円、家賃で70,000円」と明確に分かっていれば、残りの金額を自由に使えるという心の余裕が生まれます。
変動費を抑えようと日々節約を意識するよりも、固定費を適切に設定して、その範囲内で自由に暮らす方が、お金の不安から解放されるでしょう。
レンタルとシェアを使いこなす
最近は、モノを所有しなくても、必要なときだけ使えるレンタルやシェアリングサービスが充実しています。所有から利用へと考え方を変えることで、断捨離はさらに加速します。
例えば以下のようなサービスを活用できます。
- カーシェア・レンタカー(車を所有しない)
- 服のレンタル(流行の服を買わずに着る)
- 書店が併設しているカフェ(ドリンクを楽しみながら本を借りる)
レンタルやシェアを活用すれば、モノを所有する負担から解放されます。保管場所も不要、メンテナンスも不要、使わないときの罪悪感もありません。本当に必要なときだけ使えるという身軽さが、ミニマリストの理想なのです。
まとめ
ミニマリストが実践する断捨離は、単にモノを減らすことではなく、自分にとって本当に大切なものを際立たせるための行為です。
この記事でお伝えした重要なポイントを振り返ります。
- 断捨離は満たされた人生のために行う
- ミニマルとは「ある1点を目立たせるために他を削ぎ落とす」こと
- モノだけでなく、思考や人間関係も手放す対象
- 必要なときに必要な量だけという考え方
- 受け身ではなく自発的な時間の使い方
- 収納を増やすのではなくモノを減らす
- 固定費を増やして心の余裕を作る
- 所有から利用へと考え方を変える
断捨離の第一歩は、自分にとって何が最も価値があるのかを問い直すことです。その答えが見つかれば、何を残し何を手放すべきかの判断基準が自然と生まれます。
ミニマリストしぶさんの著書『新版 手ぶらで生きる。 見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法』では、今回紹介した内容以外にも、ミニマリストとして大切な50の考え方を紹介しています。興味がある方は、ぜひ手に取ってみてください。



