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ご飯を作りたくない時の対処法6選!材料と手間が最小限のレシピを紹介

虚無レシピ
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献立を考えたり、買い物に行ったり、「ご飯を作りたくない」と感じることがありせんか。仕事や育児に疲れていると、ご飯の支度が負担に感じてしまいますよね。

「今日は疲れているからご飯を作りたくない」
「毎日の献立を考えるのが大変」
「残業や育児で時間がなくてご飯を作る余裕がない」

という方向けにこの記事では、ご飯を作りたくないときの対処法と、事前に準備しておくこと、簡単にできるレシピを解説します。リュウジ氏の著書『虚無レシピ』では、極限まで無駄を省いたレシピが多数紹介されています。ご飯を作りたくない、財布や冷蔵庫の中が空っぽ、という方にぴったりのレシピが詰め込まれているので、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事は書籍『 虚無レシピ 』の関連コラムです。

ご飯を作りたくないと思う理由

ご飯を作りたくないと思う理由を3つ紹介します。

  • 仕事や育児に疲れている
  • 献立を考えるのが面倒
  • ご飯を作るのに時間があるから

仕事や育児に疲れているから

毎日の仕事や育児に疲れているときは、ご飯を作る気力もありません。仕事で残業をしたり、子供のお迎えに行ったり、日々忙しくしている現代人は多いです。

また料理が好きでない人にとって、疲れているなか毎日ご飯を作るのはとてもストレスです。仕事や育児で忙しいときは、ご飯を作るのが手間に感じます。

献立を考えるのが面倒だから

毎日の献立を考えるのも、ご飯を作りたくない原因になります。栄養バランスを考えて献立を決めると、材料や品数も必然的に多くなります。子どもがいる場合、好き嫌いして、せっかく作っても食べてくれないことも多々あるでしょう。

家族がランチや給食で食べたものと被らないようになど考えていると、毎日の献立決めはとても大変です。メニューを決めるのが面倒で、ご飯を作りたくないと感じます

ご飯作りに時間がかかるから

ご飯の支度をするのに時間がかかるのも、作りたくないと感じる理由のひとつです。仕事終わり家に帰って、買い物をしてご飯の支度をするのは、とても時間がかかります。食後の後片付けまでしていたら、自由な時間はとても少ないでしょう。

1人なら1品で済ませられるところ、家族がいたら栄養バランスを考えて何品か用意することもあります。ご飯作りに時間がかかるので、作るのがおっくうに感じてしまいます。

ご飯を作りたくない時の対処法6選

ご飯を作りたくない時の対処法を7つ紹介します

  1. 簡単なレシピで1品だけ作る
  2. 外食する
  3. 飲食店でテイクアウトする
  4. ウーバーイーツなどデリバリーを利用する
  5. お弁当やスーパーのお惣菜に頼る
  6. レトルトや冷凍食品を使う
  7. ミールキットを利用する

1.簡単なレシピで1品だけ作る

疲れてご飯を作る気分ではないときは、簡単なレシピで1品だけ用意しましょう。メイン、副菜、汁物と用意する必要はありません。

毎日栄養バランスを考えた食事を用意するのは、とても大変です。丼ぶりだけ、麺類だけなど、疲れているときは、1品だけ作りましょう。簡単にできるレシピを後ほど紹介しているので、参考にしてみてください。

2.外食する

自炊に比べて費用はかかりますが、気分転換に外食も利用しましょう。残業で帰りが遅くなったり、週末で疲れていたり、ご飯を作れないときもあります。

ファミレス、レストラン、居酒屋など気分に合わせてお店を選び、毎日ご飯作りをしている自分を労ってあげてください

3.飲食店でテイクアウトする

ご飯を作りたくないときは、飲食店のテイクアウトを利用するのもおすすめです。コロナ以降、テイクアウトを導入している飲食店は増えています。

お店の料理を持ち帰って、自宅で食べるのは特別感を感じられ、外食に比べると費用も抑えられます。洗い物もありませんので、疲れているときはテイクアウトを利用しましょう。

4.ウーバーイーツなどデリバリーを利用する

ご飯を作ったり、買い物に行ったりするのも手間なときは、デリバリーサービスが最適です。仕事の帰り道に注文すれば、ほとんど待つことなく配達してくれます。

チェーン店から専門店まで、ウーバーイーツや出前館を見るとさまざまなお店があります。たまには楽して、身体を休めましょう。

5.お弁当やスーパーのお惣菜に頼る

コンビニのお弁当や、スーパーのお惣菜に頼るのもひとつの手段です。おかずだけ買って家でご飯を炊いたり、メインを作って副菜を買ったり、自分の疲れ度合いで選びましょう。

最近は栄養バランスを考えたお惣菜もあるし、夕方や夜の時間帯だとタイムセールをしていることもあります。たまにはお弁当やお惣菜を買って、ストレスが溜まらないようにしましょう。

6.レトルトや冷凍食品を使う

レトルトや冷凍食品も、ご飯を作りたくないときの味方です。自宅にストックしておけば、湯せんするだけ、レンジでチンするだけと、簡単に作れます。

冷凍食品はたくさん種類があるので、スーパーに買い物に行ったとき、子供と一緒に選ぶと喜んで食べてくれるはずです。栄養面が心配なら、大人はレトルトで済ませ、子どもの分だけ作るのもいいでしょう。

ご飯を作りたくないときのために準備しておくこと

ご飯を作りたくない時のために、事前に準備をしておくことも大切です。

  • 週末に作り置きしておく
  • 冷凍食品を買っておく
  • 下ごしらえまでして冷凍しておく

週末に作り置きしておく

疲れてご飯を作りたくないときのために、週末に作り置きをしておきましょう

2~3品でも副菜を作り置きしておくだけで、平日がとても楽に感じます。週末や自分がやる気のある時に、しんどくならない程度に作り置きをしましょう。ご飯作りのストレスが軽減されます。

冷凍食品を買っておく

冷凍食品を買ってストックしておきましょう

湯せんするだけ、電子レンジでチンするだけなど、メインのご飯を冷凍食品にするだけでも、ご飯作りがとても楽になります。スーパーでまとめ買いしておくことで、買い物の手間もありません。余裕があるときは、サラダやスープだけでも作ると栄養も考えられた献立になります

下ごしらえまでして冷凍しておく

下ごしらえをして冷凍しておくのもおすすめです

  • お肉に下味を付けしておく
  • 野菜をカットする
  • おにぎりを握っておく
  • 食パンに具材をのせる

これらはすべて、ジップロックに入れて冷凍庫で保管可能。解凍して焼くだけ、チンするだけなど、とても簡単に作れます。冷凍の作り置きは、ご飯を作りたくないときに助かること間違いありません。

ご飯を作りたくないときでも簡単にできる5つのレシピ

つづいて、ご飯を作りたくないときでも簡単にできるレシピを5つ紹介します。

  1. 虚無そうめん
  2. サバ缶だけ丼
  3. 虚無炒飯
  4. 虚無ボナーラ
  5. 虚無バーグ

どれもリュウジさんの虚無レシピの中で人気なものなので、参考にしてみてください。

1.虚無そうめん

材料は手延べそうめん、かつおぶし、卵黄だけです。タレがとても美味しく、ラー油やマヨネーズで味変いいでしょう。そうめんがあれば、ぜひ試してみてください。

  1. かつおぶしを耐熱容器に入れる。ラップをせずにレンジで50秒加熱して揉んで粉上にする
  2. ①にAを加えてよく混ぜて、冷蔵庫で冷やしておく
  3. そうめんを茹でてザルに上げ氷水で洗ったら水気を絞る
  4. ②とあえて卵黄をのせる

【Aの調味料】
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・オイスターソース 小さじ2/3
砂糖 ふたつまみ
酢 小さじ1/2
・水 小さじ2
オリーブ油 大さじ1
にんにくおろし少々

2.サバ缶だけ丼

材料はサバ缶だけのシンプルな丼です

シンプルではありますが、焼き方にこだわれば、「サバ缶味」だけじゃなくなり味わい深くなるので、ぜひ試してみてください。

  1. フライパンにオリーブオイルとサバ缶の身だけを入れて火にかける
  2. サバの身を半分にさき、好みで鷹の爪を入れ、全体を焼く
  3. にんにくと味の素を入れて混ぜ、火を止めて醤油を入れたら、ご飯にのせる

ご飯を炊くのが面倒なときは、パックご飯を使うとさらに時短できます。

3.虚無炒飯

材料は米と卵だけ。野菜やお肉が入っていなくても、高級炒飯の味になります。

  1. ボウルに卵1個とAを入れて、よく溶いておく
  2. 別のボウルにもう1個の卵を溶き、ご飯を加えてよく混ぜる
  3. フライパンにラードを熱し、①を入れて手早く混ぜたら、②を入れて混ぜ合わせる
  4. Bを入れてパラっとするまで炒め、最後に酒を加えてサッと炒める

【Aの調味料】
・ナンプラー 大さじ1
・味の素 3ふり

【Bの調味料】
・ナンプラー小さじ1
・オイスターソース小さじ1/2
・黒胡椒 思ってる3倍

ナンプラーがご自宅にないという方も、この炒飯のためだけに買う価値はあります。ぜひ試してみてください。

4.虚無ボナーラ

材料はパスタ、卵、ピザ用チーズだけあれば作れます。わざわざ生クリームなど用意する必要はありません。

  1. ボウルに卵を割り入れ、Aを加えてよく混ぜておく
  2. フライパンに水350ccとBを入れて沸かし、パスタを入れて約7分ゆでる
  3. ゆで汁が大さじ1くらいになったら火を止め、フライパンをふって温度を少し下げ、オリーブオイル1を入れて混ぜる
  4. 弱火で軽く火を入れて混ぜ、とろみをつける

Aの調味料は「ピザ用チーズ35g」「黒胡椒ひとつまみ」
Bの調味料は「コンソメ小さじ1/2」「塩ひとつまみ」

仕上げ黒胡椒や、追加でベーコンを入れても美味しいので、参考にしてみてください。

5.虚無バーグ

材料は合いびき肉120gだけ。ハンバーグなのに卵、玉ねぎ、パン粉は必要ありません。疲れているときでも簡単にできるので、ぜひ作ってみてください。

  1. ボウルを2つ用意して、60gずつ合いびき肉を入れる
  2. 片方のボウルにAを加えてよくこねる(もう片方はこねない)
  3. 分けていた肉を合わせてざっくり混ぜ、空気を抜きながら形を作る
  4. フライパンに油を熱し、肉の真ん中をへこませてから入れる
  5. 蓋をして弱火で3分焼いたら、ひっくり返してさらに3分焼き、取り出す
  6. ④の空のフライパンにBをいれて煮詰め、ハンバーグにかける

【Aの調味料】
・塩 小さじ1/5
・片栗粉小さじ1弱
・黒胡椒適量
・ナツメグ(あれば)3ふり
・水 大さじ1

【Bのソース】
・醤油 小さじ2
・みりん 小さじ2
・酒 小さじ2
・にんにく(おろし) 1/3個
・味の素 2ふり

ご飯を作りたくないときはゆっくり休もう

今回は、ご飯を作りたくないときの対処法や事前に準備しておくこと、簡単に作れるリュウジさんの虚無レシピを解説しました。どうしても疲れたときはゆっくり休んで、外食やデリバリーに頼りましょう。

リュウジ氏著書『虚無レシピ』では、極限まで無駄を削ぎ落としたレシピが多数紹介されており、ご飯を作りたくないときでも楽に支度ができます。虚無レシピを献立に取り入れることで、今までよりもずっとご飯作りが楽になるはずです。ぜひ本書を手に取って、毎日のご飯作りの参考にしてみてください。

(写真 三輪友紀)

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この記事は書籍『 虚無レシピ 』の関連コラムです。