人との絆やつながりを大切にして、過去の出来事にも強く愛着を持つといわれる蟹座。
変化が激しい現代を生き抜き、成功するためにはどうしたらいいのでしょうか。
大人気占い師・鏡リュウジ著書の『優しさをつらぬけ 蟹座の君へ贈る言葉』より、かに座の性格や成功のポイントをご紹介します。
目次
蟹座は「過去のつながりを大切にする」性格
12種類の星座のうち、ホロスコープの図では最も下に位置する蟹座。
その位置が示すように、蟹座は未来ではなく過去の出来事や昔からのつながりを大切にしている星座です。
あなたがやりたいことが見つからない、将来の夢がない、とするなら、それは「過去」ではなく「今や未来」を見ているから。
やりたいことを見つけたいと思うのであれば、流行りのことをするのではなく過去を振り返ることから始めてみてはどうでしょう。
蟹座にとって、とくに大切な過去とは原体験です。
自分の固定概念を打ち壊すような出来事、心に刻まれている仲のいい友人や恩師からの言葉、何度も夢中になって見たアニメや漫画は何かを思い出してみて。
例えば、学生のころに書いた日記やノートを開いて読んでみる。
実家に帰って思い出の場所に行ったり、棚から昔使っていたものを引っ張り出してみたり。
幼少期や学生時代じゃなくても、大人になってからの体験でもいい。どんなに些細な出来事でもいい。
いまのあなたの価値観や趣味、性格を作り出した原体験を思い出してみることで、自分が何に感情を揺さぶられるのかがわかり、本当にやりたいことが見えてくるはずです。
また自分を見失ったり、夢や目標がわからなくなったりしたときは、思い出のモノを日常的に手に取りやすい場所に置いておくと、どんなときも自分の原点を思い出すことができるでしょう。
蟹座は「誰かの役に立ったとき」に力を発揮する
蟹座は、人の役に立つのが大好きな星座。困っている人がいれば優しく寄り添い、細やかな気遣いも得意。
現代は年収や職業が評価され、注目される時代です。
しかし評価される、お金を稼げるという目的だけでは、蟹座の心は満たされません。
蟹座の心が充足する瞬間は「誰かの役に立ったとき」。
もしあなたがいまの環境や仕事に満足できないのであれば、そこはあなたの長所が生かせない場所なのかもしれません。
もし人との関わりがなかったり、周りから感謝されない環境ならいますぐ離れたほうがいいでしょう。
そして人を守り、支え、ケアをする、そんな場所に身を置いてみてください。
教師やヨガのインストラクターのような人に何かを教える仕事。
医師や介護士、シッターやカウンセラーなどの人の心身に寄り添う仕事。
秘書やマネージャーなど人を支える仕事。美容師やスタイリストなど1人ひとりのニーズに向き合う仕事。
直接人と関わるのが苦手なら、間接的でもいい。
蟹座のあなたには、細かな気遣いができたり、人のして欲しいことを察知する力があります。
そのため事務や営業といった、裏で支える仕事に就いてもいいのです。
「誰かの役に立てる場所」を見つけて、身を置いてみてほしい。そうすればあなたの人生は輝きを増していくはずです。
蟹座が成功するには「人を巻き込む」ことが大切
AI、5G、暗号通貨、メタバースなど、ここ数年で物事はすさまじい速さで発展を遂げています。
ただ蟹座は、自分が知らない未知の世界に飛び込んでいくのが苦手。
蟹のように自分の甲羅に閉じこもってしまうせいで、内に秘めたせっかくの能力が活かせず、自らで可能性を潰してしまう。
けど、変化が激しい現代において、新しいものを避けていては生き残ることが難しいです。
ドイツの理論物理学者・アインシュタインが「複雑なものには多様性で対処しろ」と語っているように、蟹座も「まだやったことがない未知のこと」に挑戦していくべきです。
蟹座は人とのつながりを大切にする星座。
もし新しいことを始める勇気が出ない、自信がないというときは自分以外の誰かを巻き込んでみるといいでしょう。
仲のいい友人を誘って一緒にYouTubeで動画投稿してみる、信頼できる仲間と新しく事業を始めてみる。
ひとりで未知の世界に飛び込むと怖くなったり、逃げ出したりしたくなるでしょう。
そんなときは誰かを巻き込み、約束することで「裏切りたくない」「役に立ちたい」という思いが生まれ、新しいスタートが切れる。
ずっと同じ環境に居るのはもったいない。人を巻き込むことで自分の殻を破り新しいチャレンジができるでしょう。
まとめ
かに座は過去のつながりを大切にする星座で、誰かの役に立っていると実感したときに、力を発揮します。
そのため「人を巻き込む」ことが、これからの時代を生き抜き、成功する秘訣です。誰かを巻き込み、約束することで「裏切りたくない」「役に立ちたい」という思いが生まれて、新しい一歩を踏み出せます。何か始めたいものがあれば、ぜひ信頼できる仲間に声をかけてみてください。
『優しさをつらぬけ 蟹座の君へ贈る言葉』では、蟹座が「この先どう行動していけばいいのか」ということが、わかりやすく書かれています。ぜひ本書を手に取って、自分のなかに眠っている可能性を見つけてみてください。