絆を大切にする蟹座の「別れ」との付き合い方

周囲からは「母親」のように慕われ、頼りにされることが多い蟹座。
つながりや絆を大切にしすぎるがあまり、別れが訪れると大きなストレスに感じることもあるでしょう。
しかしそうなると、人との新しい出会いが怖く感じてしまうかもしれません。

この記事では、蟹座のあなたが「別れ」と上手く付き合う方法を、大人気占い師・鏡リュウジ著書『優しさをつらぬけ　蟹座の君へ贈る言葉』より、ご紹介します。
蟹座の優しすぎる性格で悩むことがないように、ぜひ記事の内容を最後までご覧ください。

蟹座は「別れ」に人一倍弱い？

蟹座は12星座のなかでも、とくに感受性が高い星座のひとつです。
人とのつながりや絆を大切に思うがあまり「別れ」が訪れると、心に大きなダメージを受けたり、人一倍ストレスを感じたりしてしまいます。

例えば、進学のための引っ越しで友達と離れるときや、価値観の違いで恋人と別れるとき、大切な人と会えなくなってしまったときなど。
この世の終わりのように感じてしまい「こんなにツラいなら、誰とも出会わないほうがマシだった」と思った経験があるかもしれません。

このように、蟹座は他者への思いやりが強くとても優しい反面、感情と上手く付き合えなければどん底まで落ち込んだり、出会ったことを後悔したりしてしまうのです。

蟹座が「別れ」を克服する3つの方法

ここでは、蟹座が別れを克服する3つの方法をご紹介します。
ツラい気持ちのままでいては、前に進めません。
ぜひ内容を参考に、自分の感情と向き合ってみてください。

【方法1】無理して感情を断ち切ろうとしない

出会いがあれば、別れも必ず訪れます。
そのときが来たら、無理して悲しい感情を断ち切ろうとせず、思う存分落ち込みましょう。

蟹座のあなたはこれまで大切に思っていた人と離れるとき、悲しい気持ちが相手を恨む気持ちに変わったり、出会ったことを全否定したりすることも。

しかし、それでは人との大切な思い出や経験が水の泡になってしまいます。
ツラい気持ちを心の奥底にしまいこもうとせず、思い出したときは過去の思い出に存分に浸ってみてください。

好きな気持ちも、悲しい感情もすべて自分の一部だと認めて、断ち切ろうとせず向き合ってみる。
この経験が、この先のあなたの大きな糧となるでしょう。

【方法2】相手が好きだったことをしてみる

別れというのは、物理的に会えなかったり、この先もつながり続けることが困難になったりする状況を指します。
人と別れたら完全に関係が断ち切れる人もいるなかで、蟹座の場合は、別れたとしても「その人との関係が100％断ち切れる」ということはありません。

いま会えなくてツラい人がいたら、その人に影響を受けた趣味や好きなことを思い出してみてください。
ギターが好きな人だったから、自分も弾き始めた。丁寧に教えてもらえたから、英語が好きになった。

会わなくても、なんらかの形でつながり続けることはできます。
物理的に会えなくてツラい人がいるなら、その人の影響を受けたことを続ければ間接的につながり続けられるのです。

【方法3】「相手の心のなかにも自分がいる」と思う

蟹座のあなたは「相手はとうの昔に忘れているのに、自分だけがその人のことをずっと考えている」と思っているかもしれません。
しかし、自分だけでなく相手の心のなかにもあなたの存在が残っている、ということもあるのです。

深い愛情で、相手を思いやり細やかなサポートをしてあげる蟹座。
その優しさを受けた相手は、あなたと別れたとしてもずっと忘れることはありません。

そのため、いま離れていたとしても「また会いたい」と思ってもらえたり、会えなくても相手の心のなかから、あなたの存在が消えたりすることはないのです。

まとめ

蟹座の人は、深い愛情や優しさを持って人とのつながりを大切にするため、いざ別れたり、離れたりしたときに深く傷ついてしまいがちです。

そんなときは、以下3つの対策を意識してみてください。

無理して感情を断ち切ろうとしない
相手が好きだったことをしてみる
「相手の心のなかにも自分がいる」と思う

ツラいときは無理して押さえ込もうとせず、素直に感情に従ってみてください。
会えなくても、100％つながりがなくなることはありません。
この記事で紹介した方法を試すことで、別れを怖がりすぎず「世界のどこかで生きていてくれるだけでいい」と思えるようになるでしょう。

シリーズ累計70万部超えの大ヒットを生んだ「12星座の君へ」シリーズから、待望の蟹座が発売されました。
「大切な人と離れるのがツライ」「人との別れが怖い」と思われている蟹座の方もいるでしょう。
もしいま、心が悲しさで包まれていたら『優しさをつらぬけ　蟹座の君へ贈る言葉』を読んでみてください。
あなたの特徴を当てることが目的ではなく「自分とどう付き合っていけばいいのか」ということが、わかりやすく書かれています。
この本を読めば、あなたの悩みを解決するための糸口を見つけられるでしょう。