SNSからリアルな人間関係まで、現代社会の悩みを解決するちょっとした考え方を書いた本、「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」の著者・Jamさんに、SNS・学校・会社・友達など、ここにいない誰かからココロを守る考え方を寄稿いただきました。
仲良しグループに悩む君たちへ
似た考え方の人達が自然と集まり、いつも一緒にいる人達が増えていく。お互いを〝仲間〞と呼べる関係。
実際にグループの意味を調べると、仲間や共通の性質で集まって行動を共にする集団とあるので、本来はそれがあるべきグループの姿なのだと思います。
でも、よく悩みとして相談されるのは…
「辛いのでグループを抜けたい」
「仲良しグループを外されてしまった」
などです。
そういう時って、グループ内での自分の在り方を相手に委ねてしまっていませんか? 人の誘いで仕方なく入ったグループだったり。
例えば、仲良しグループから外された時…悲しいけれど、本当は仲良くなかったのだと思います。
自分を傷つけた人達は、本当に仲間だったのでしょうか?
本当は離れたいママ友や職場のグループなどもそうです。
きっと子供の為や仕事をしやすくする為にグループに入ったはずです。わざわざ辛い思いをする為ではありません。
それで子供や仕事に悪い影響が出てしまったら元も子もありません。
動物や魚などの個体が弱い生き物は群れを作ります。
群れで行動した方が安全で生き残る確率が高いからです。
身を守る為でも、共通の性質があるわけでもなく、自分を傷つけることしかない群れには居る意味がありません。
むしろ、群れでいる方が危ないならそこを離れたり、もっと自分に合った群れに移動した方が良いです。
仲間と呼べる関係かどうか?
とても大事なことだと思います。