『うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと』(2022年11月8日発売)著者のデラさんに「うつ病の当事者が語る。社会復帰をするための4つのコツ」を聞きました!
「うつ病彼氏の恋愛相談」で救われる人が続出!「うつ病の当事者」であったデラさんが今うつ病に悩む全ての人に伝えたいことを本音で語ります。
「うつ病でも社会復帰して、自立したい。そんな人のためになる記事です」
こんにちは。Twitterでフォロワー約9000名。ココナラで相談の仕事を約100件。レビュー★5 うつ病歴8年目の「デラさん」です。以前に「講演会」をさせていただき、記事化していただきました。そちらもチェックしていただけると嬉しいです。
うつ病になってから約2400日。これだけ生きてると「お金の悩み」が尽きません。そうなると、 働かないといけませんよね。ですが、復職しても再発して退職。読んでいる皆さんも、そんな経験があると思います。はい、私もです。
今回の記事は「うつ病からの復職」「働き続けるために必要な4つのコツ」をテーマで話していきたいと思っています。クルマの免許を取るようなイメージで、練習は必要になりますが「スキル」として習得できるものを紹介します。
ですので、読んでいる皆さんも眠くなるかもしれません。ですが、最後まで読んでくれたら嬉しいな。ちなみに、途中で寝てしまった人は追試です。
うつ病の筆者でも働き続けられる4つの裏技
これらを詳しく話していきます。これを読んだ時点で「俺できてるw」っていう感覚でしたら、お疲れ様でした。別の記事を読むことをオススメします。ですが、逆に「え?どういうこと?」と疑問や興味をもってくれた方。
他の記事には載ってないような「文章のオンパレード」で解説していきます。ぜひ、今後も読み進めてくださいね。それでは、うつ病の社会復帰がなぜ難しいのか?そこを明確にしていきましょうか。
うつ病の社会復帰が難しい理由
結論から言えば「回復が追いつかない」ことが最大の要因です。具体的に例えると「週5で働いた疲労」VS「週2での回復」というイメージなのですが、うつ病を経験した99%の人が疲れに負けていると思います。
だからこそ、再発してしまったり。体調を崩してしまったり。仕事のパフォーマンスが落ちてしまい、居心地が悪くなる。つまり、我々のミッションは1つだけ。「回復が勝つ」ことなんですよね。
ですので、これからテクニックのお話をしていきますが…可能であれば、働く日数を減らして、休む日数を増やすことをオススメします。なぜなら、回復に充てられる時間が多くなることで勝率が上がるからです。
「仕事の疲労よりも、休みの日に回復する量を多くする」という1点に絞って話をしていきますよ。ちなみに、クレームが来る前に言っておきます。これは「仕事で成果を出す」記事ではありません。みなさん準備はいいですか。
1.仕事の優先順位を考える
具体的に言うと、例えば「ゴミを捨てる」という仕事があったとします。これを120%の力でやると3分で終わるけど、30%の力でやれば4分で終わる場合。後者を選択してもらえるようになって欲しいです。
なぜなら「ゴミを捨てる」という他の人がやっても大差がない仕事。緊急ではない仕事。お金を産まない仕事。こういう仕事に「フルパワーかめはめ波」をぶち込んでも、もったいないです。なぜなら、敵がいないから。
うつ病になってしまう多くの人が、こういった場面で気を張って頑張ってしまうケースが多いです。なので、疲れが尋常じゃない量が蓄積されてしまいます。
逆に「ミスをしてはいけない時」であれば、120%の全集中で業務に取り組まないといけません。なぜなら、取り返しがつかないから。もちろん、全力でやった上での失敗に関しては仕方がありません。ですが、スタンスとして大事な場面以外では「フルパワーでやる必要性はない」と思っています。
要するに、頑張るタイミングを見極めて。それ以外はリラックス。このスイッチ切り替えができるようになると、疲労が抑えられて働き続けやすくなります。
よくある失敗として「その他」を頑張りすぎて「メイン」を疎かにしてしまうことがあると思います。本人は頑張っているつもりでも、評価されない。それは昔のボクです。