人生お金がすべて? もちろん違います。でも、お金があったら、願いが叶います。やりたいこと、やれることが、今よりずっと増えるのです。投資家として月に8桁のお金を動かすエレガンス・マネーコーチが、幸せなお金持ちへの道を公開します。
目次
秘訣その1 お金持ちから学ぶ「お金に好かれる人」「嫌われる人」
お金に好かれる人のイメージといえば、お財布の中をいつもきれいに保つとか、新月の夜にお財布を振るとか、願かけをしているような人でしょうか。でも、現実はまったく違います。私の周りにいるお金持ちを見ても、お財布に愛情をかけたり、お金を崇める人は、ひとりもいません。
では、お金に対して厳粛で、「お金がありすぎると不幸になる」とか「身の丈にあった生活をしなくちゃ」と、身構え、倹約している人でしょうか。それも違います。
お金持ちになる人は、ズバリ、「お金にプラスのエネルギーを与えられる人」です。
想像してみてください。
「銀座の高級店で、仲間に大盤振る舞いをしてシャンパンをバンバン開ける男性」がいるとします。
どんな男性をイメージしましたか? 豪遊して、札束をちらつかせ、「俺様の金で飲ませてやってるんだ!」というような印象でしょうか。
でも、この男性が、友達や部下が楽しんでくれることを望んでいて、自分はお金だけを出し、ニコニコその様子を眺めている人だとしたら、どうでしょうか?
そういう人のところには必ずお金が集まってきます。銀座で散財していても、周囲を幸せにする使い方であれば、そのお金はプラスのエレルギーを生み、循環します。同じ金額のお金を使っても、自分の価値を下げるお金の使い方をすれば、ただお金を失うだけです。
つまり、お金持ちは「お金は価値のあるもの」だと理解しています。そして、「お金はなくならない」と知っています。正しく使えば、必ず自分に戻ってくるとわかっているからこそ、思い切り使うことができるのです。
同時に、「お金の価値に、大きいも小さいもない」「お金はお金」とフラットな目を持てることも、お金に好かれる条件です。
私も、100円のお菓子でも、いただくととっても幸せな気持ちになります。高級レストランでごちそうしていただいても、もちろん嬉しいです。どちらが幸せかと、比べることはできません。大きなお金でなければ価値がない、と思う人はお金持ちにはなれないのです。
秘訣その2 先人の知恵は賢く活用! 人の失敗談をいかそう
最初は少額から始めよう
投資をやっていると、誰でもひとつやふたつ、大きな失敗をしているものです。私にももちろん苦い経験があります。
投資を始めたのは20歳、資金はほとんどありませんでした。祖母からもらった入学祝いやお年玉を貯めて12万円の元手からのスタートです。最初はビギナーズラックだったのでしょう。2週間かからずに30万円になりました。「天才かも!」と勘違いした途端、翌日にはきれいさっぱり、30万円は消えてなくなりました(笑)。
たまたま相場も地合いもよくて、買えば上がる時期だっただけ。まったく勉強もせず、甘々な私が失敗するのは当然のこと。でも、結果としては元手の12万円がなくなっただけ。学生にとっては大きな額でしたが、人生が終わるような金額ではありません。
スタートは使える資金の3割くらいを目安にしましょう。特別な収入が入ったからと、いきなり1,000万円投資するっていうのもNG。初心者はどんなにお金があっても全投資資金の1/3くらいから始めましょう。もし、その最初の1回で痛い目にあってしまうと、リベンジする気持ちが持てなくなってしまいます。
取引方法くらいはマスターしておく
一度目の失敗を経験して、投資のことをきちんと勉強することにしました。当時の私は操作方法も理解できていない段階でした。失敗した先輩からの助言です。最低でも、取引方法くらいは、勉強してから始めましょう。わからないことは、証券口座を開いた会社に問い合わせれば教えてもらえます。
証券口座はネット証券で十分です。店頭窓口は手数料が10倍もかかりますし、担当者と仲良くなっても3年以内には異動になって姿を消してしまいます。ネット開設の口座でも、問い合わせには親切に回答してくれます。操作は、スマホのアプリを活用するのがおすすめです。
調子に乗らない
私の最大の失敗は一度に600万円を失ったことです。見切り発車で、ギャンブル気質。周りの成功している人から「気をつけなさい」って忠告されていたのですが、調子に乗っていたんですね(笑)。
そして、お金を持つようになると、怪しい人がたくさん寄ってくるようになります。もちろんいい話もありますが、中には詐欺みたいな話も。政府関係者が絡んだシステム開発の投資、王族関係、新興国、大統領と直接の知り合いなどなど、詐欺の話はいつでもきらびやかな言葉で装飾されています。そんなキラキラ話に私もまんまと騙されてしまったのです。
騙されないためには、
・仕組みが理解できない案件には乗っからない
・大きな決断をするときには、自分だけの世界で考えない
この2つが重要。
自分だけでお金を動かしていると視野が狭くなっています。信頼できる投資をやっている人に相談をして、冷静な意見を聞くのがベストです。家族や友人に話してみるのも、もちろんありですが、投資をやっていない人は「10日で10%増える話」なんて聞いたら、即答で「絶対やめなさい!」って言うに決まっています。金利0.025%の世界で生きている人たちに、投資の是非の判断はできません。
でも、そういう人に理解してもらおうと必死に説明しているうちに、「あれ? この話、何か変だぞ?」と、気付けるのです。うまく説明できないものは信じるべきではありません。洗脳されたらおしまいです。
少額でもいいから増える経験をする
株は数百万円の元手がなければ儲からない。そんな勘違いをしている人がたくさんいますが、思い込み。錯覚です。
数百円で買える株もありますし、1〜2万円なんてゴロゴロ! 全体の6割程度は十万円台までで買える株と言われています。お金持ちになりたいなら、まずは何はともあれ始めてみましょう。そして、少しでもいいからお金が増えることを実感することです。
損失はできるだけ少なくする工夫をしましょう。深手にならないように、損が出たときには早めに切り上げる勇気も必要です。
失敗した原因を分析して次にいかす
失敗のあとの最善策は、自分の取引を見直すことです。
失敗した分を取り返そうという思いが強すぎると、「上がると思って買ったものが下がり、下がると思って売ったものが上がる」という負のスパイラルに飲み込まれます。「取り返す」ことで頭がいっぱいになっているときほど、結果が裏目に出るものなのです。
そういうときには、少しだけ休んでみましょう。相場は逃げません。退場さえせずに、正しい努力をしていれば、必ず実を結ぶ世界です。
投資の勉強は身銭を切ってするものです。私自身、ここまでくるのにかなりの損失も経験しています。人間、痛い目にあわないと学習しません。痛い目にあったときに、理由を丁寧に分析できた人は、どんどんお金と仲良くなっていくことができます。
秘訣その3 個人投資家の「8割」は負けている 勝ち続けるために絶対に必要なのは?
勝つためには「情報」と「人脈」がカギ
投資の世界は情報がすべてと言う人もいるくらい。重要なニュースを見落とすと、急激に上がるものに乗り遅れたり、大暴落に巻き込まれることもあります。
個人投資家の8割が負ける理由は、正しい情報をスピーディにキャッチしていないから。ネットで情報はカバーできると思っていませんか? 生きた情報はネットには転がっていません。Google先生だって、すべてを教えてくれるわけではないのです。
そのためには2つの人脈を持つことです。
本当に大切な情報は、クローズされた場所でこっそり共有されています。自分がその中に入っていくのは難しくても、本物の情報を持っている人と繋がれればいいのです。パソコンとにらめっこしているだけでなく、外へ出て現実世界で人と繋がることが大事なのです。
パイプづくりの人脈とは別に、仲間という人脈も絶対に必要です。どんなことでも楽しくなければ続きません。勝ったときに喜びをわかち合って、損したときには励まし合って、ラッキーが続くように話を共有できる仲間をつくりましょう。チャレンジしたことのない投資を教えてくれる人もいるでしょうし、医療系、ゲーム系、バイオ系など、得意な銘柄の情報を交換することもできます。
私のコミュニティでも、5歳児のママさんが、幼児の間で密かに流行り始めているものを教えてくれて、それがほどなく大ヒットしたという経験をしました。失敗談もいっぱい聞けます。仲間と繋がることで、投資を継続していく力をもらうことができるのです。
秘訣その4 少しだけ待って! 会社を辞める前にやっておくべき3つのこと
投資でお金が儲かり始めると、会社を辞めて投資1本にしようと決断する人もいるでしょう。でも、ちょっと待ってください。日本の会社員ならではの「お得」を使い切ってからでも遅くはありません。最低限、この3つは押さえてから、退職届を出しましょう。
会社員のお得①「不動産投資」
銀行が貸してくれたお金で資産を増やせる不動産投資は、効率が良いと私は思っています。株などと違って、毎月同じ日に家賃収入が入るのもメリットですし、会社員経験が3年以上あれば、基本的に誰でもできます。
現金で買う人はおそらくいないでしょうから、ローンを組むことになります。ここで会社員の肩書きが生きるのです。極端な話、ローンが組めたら、翌日に会社を辞めたとしても問題なし。もし不動産投資をするなら、会社を辞める前が鉄則です。
会社員のお得②「クレジットカードの新規作成」
クレジットカードの入会審査は、会社員というだけで簡単に通ります。家を借りるときもそうですが、勤め人ではない場合、納税証明書や通帳のコピーなど、いろいろ用意させられて面倒です。会社員の間に、必要なクレジットカードはつくっておきましょう。抵抗がなければ、借りるまでは当然一切金利が発生しないので、消費者金融系のカードローンのカードもつくっておくことをおすすめします。
カードをつくるときには、「A8.net」や「ハピタス」のようなポイントサイトを経由するのも忘れずに。経由するだけで1枚2万7,000円ほどが口座に振り込まれることもあります。同じカードをつくるなら、お金が増えたほうがいいに決まっています。
会社員のお得③「既存のクレジットカードの限度額アップ」
お金が増えてきたら、限度額30万円のクレジットカードなんて、まったく使えないアイテムになってしまいます。会社員であれば、電話1本で100万円くらいに限度額アップが可能です。
投資で稼ぐと決めたなら、できるだけクレジットカードの限度額を上げておくことです。会社を辞めてから申し込むと固定収入がないと判断されますから、増加枠はせいぜい10万円〜30万円、場合によってはランクを下げられてしまう可能性もあるのです。
人生何があるかわかりません。会社を辞める前に枠だけは十分にとっておきましょう。
秘訣その5 お金持ちになりたいなら、お金持ちを味方につけましょう
お金持ちと一緒にいよう
てっとり早くお金持ちになる、一番の方法はお金持ちと一緒にいること。できるだけ長く近くにいる時間をつくりましょう。
もしあなたが、お金持ちに対して「怖い」「意地悪」というイメージを持っているとしたら、まったくの嘘です。みんな優しい人ばかりです。
ただし、警戒心の強い人が多いのは事実。お金を持っている人のところには、お金をだまし取ろうとする危険人物も近寄ってくるのですから。警戒心が強いのは当然です。
お金を持っていることを褒めてはいけない
「お金をいっぱい持っていて、すごいですね〜!」。これって褒め言葉でしょうか? お金持ちにとっては「生きていますよね、すご〜い!」と言われているのと同義語です(笑)。
お金持ちの人にとって、お金があることは当たり前のこと。それよりも、その人のスキルや人柄、生き方にフォーカスして話題をふることです。
そして、どんどん質問しましょう。知ったかぶりはせずに、わからないことをわからないと認めて、「教えてください」と正直に言いましょう。かわいがってもらえたらこっちのもの。危なっかしいときには手を差し伸べてくれるなど、味方になってくれるはずです。
人としてリスペクトすること
お金持ちが嫌うのは、礼儀と礼節のない人です。拒絶の意思表示をされたときは、すぐに引き下がることを意識しましょう。気難しい上司と接するような感覚に近いですね。どんなときもその人に対する敬意を忘れずにいれば、大丈夫です。
秘訣その6 日本にいても損するばかり! 2018年問題を知ろう
老後、どうやって生活しますか?
投資に興味のある人で、「老後は年金だけでやっていける」と信じている人はおそらくゼロだと思います。ある記事で読んだのですが、日本人の8割が「このままじゃまずい」と思ってはいるようですが、実際にセミナーに行くとか、投資を始めるといった具体的な行動を起こしている人は、全体のたった2%という調査結果があるそうです。
98%の人が対策なし。日本人の悪い癖ですね。
年金も社会保障の財源確保も、とりあえずいますぐにゼロになるわけではないから放っておくなんて、理解に苦しみます。ゆっくりしている時間なんてありません。なぜなら、国は国民からお金を取り上げようとしているからです。
戦後の日本は、財源を増やすためと称して預金封鎖をし、財産税を課しました。お金を持っている人から取り上げるための改革が行われていたのです。
現在も、同じようなことが起きる可能性は十分にあります。たとえば、ペイオフ制度。破綻した金融機関に口座を持っていても、1,000万円までは元本と利息は国が保証するという制度ですが、そんな財源どこにもありません。銀行が破綻すれば、財産は返ってこなくなるのです。
お金を儲けても、置いておく場所がない!?
今まで、お金を持っている人たちは、資金を海外に移して生き延びてきましたが、2018年からは本当に恐ろしいことが始まります。
世界の先進国とメキシコ、チリなどの新興国を加えた35カ国が加盟するOECD(経済協力開発機構)は、2018年9月までに加盟国間で互いの資産を共有することを決めたのです。日本居住で海外のシティバンクや、OECD加盟国に証券口座を持っていると、その情報が国税庁に筒抜けになります。
つまり、日本人のお金は、「海外にあっても日本の財産、取れるものは全部取る!」という考えです。
海外駐在中に海外で銀行口座を開けば、その情報も国が把握します。日本と海外を行ったり来たりしていれば、日本に住民票がなくても課税されるのです。法の抜け穴が次々に潰され、自国民を囲い込む日本。もう、お金持ちは日本では暮らせません。シンガポールや香港、ドバイといった、情報公開しない国へ、完全移住するお金持ちがどんどん増えているのです。
富裕層だけの話だと思ってはいけません。相続税の増税は70%にもなります。有価証券に対する課税、消費税と所得税の増税などなど。とにかく国民から少しでも多く搾取しようという政府の改革が、いよいよ完結に向かっていきます。
増税され続ける現状を、指をくわえてみていてはだめです。株でもFXでもいい。何かを始めましょう。海外法人をつくるのも、お金持ちでなくたってできること。もう一度言います。
国は絶対に守ってくれません。安全神話はとっくに崩れています。
秘訣その7 人生の豊かさとは? 一度きりの人生を味わい尽くす方法
多くの選択肢から自分で道を選ぶ
人生は泣いても笑っても一度きり。せっかくの人生、味わい尽くさなければ損です。そのための方法は最高にシンプル。経済的自由を手に入れることです。
子どもの教育費も、老後の心配もなく、胃薬を飲んで会社に行く必要もない。自分が働くのは安定した定期収入のためだけであって、自由な選択のためのお金は、お金自身に働いて稼いでもらえばいいのです。
私も投資をしながら、4年間会社員として秘書をしていました。理不尽なことがあって「辞めようかな」って思ったことももちろんあります。でも、会社を辞めても経済的に充分生活できる地盤があると、「少しくらい我慢してあげようかな」と思えます。「辞められない」状況だから辛いのです。「いつ辞めてもOK」なら、理不尽さえも楽しめるのです。
幸せは選択肢の多さで決まる
投資オンリーの生活にしてもいいし、定年までリラックスして会社員を続けるのもいい。人生の豊かさは、選択肢の多さで決まります。
ランチに行く? ショッピングに行く? 旅行に行く? 自分の思い描くライフスタイルを、自分で選択して、実現する。その自由はすべてお金が叶えてくれるのです。
「お金がないから諦める」。私が大嫌いな言葉です。経済的な理由で我慢するのではなく、「やりたくないから、やらない」。やらないことも自分の意志。そういうスタンスが自由であることです。
「時間」を意識したら、1日でも早く自由がほしくなる!
今、この瞬間にも時間は過ぎ、年齢は積み重なっていきます。いつでも、今が一番若いのです。少しでも若いうちに、お金の心配をせずに、自由に生きることを始められたら、生き方は必ず変わります。
複利計算のできるサイトで計算してみたところ、100万円持っていて、年間40%ずつ増やしていったら、10年後には約3,000万円になるという結果が出ました。こんな風に具体的に、未来を描くのも大切です。
お金や投資は目的ではありません。自由に生きる、願いを叶えるための道具です。経済的自由は自分だけでなく、家族や周囲も幸せにできます。どんな人生を選ぶかは自分次第。
ひとりでも多くの人が、選択肢の多い人生を選べるようになることを、心から願っています。
(画像提供:iStock.com/cdwheatley)
経塚あすか(きょうづかあすか) 次世代・投資家コミュニティ ixi主宰 エレガンスマネー・コーチ http://ameblo.jp/asap-xoxoxoxo/ お金を「手段」として、自分のやりたいこと・欲しいもの・理想のライフスタイルを手にいれられる女性を増やしている。 主宰する秘密の投資コミュニティでは1年間で300名以上に投資術を指南。 日給10万円超え、月収100万円超え、半年間の総利益2,000万円超えなど初心者から結果を出すメンバーが続出している。
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