ねぇまだ暗い顔して働いてるの?

仕事を楽しくするための思考法

#連載エッセイ
#ねぇまだ暗い顔して働いてるの?

連載させて頂いたコラムも、今回で最後となります。第3回から「仕事」に関わる事を綴らせて頂きましたが、それも最終回。テーマはズバリ、仕事を楽しんでいるかどうか?です。仕事って、絶対にやらなきゃいけない人がほとんど。毎朝起きて出社して、その日の仕事に就いて、定時になったら家に帰るという繰り返し。人生の大半は仕事をしていますよね。だとしたら、仕事は楽しい方が良いに決まっている。でもどうやって楽しくしたら良いのか分からない…。そんな方々へ向けて綴ります。

経営者になり14年、自身がやってきた全ての事を振り返りながら、もう、本当に、自分の引き出し全て空っぽになるまで掘り起こして考えました。大袈裟
ぜひ、最後までご覧頂き、感想を教えて頂けたとあれば、泣いて喜びます必ず。文章崩壊

さぁ準備はできましたか?
では…仕事が楽しくなる方法を、一緒に探しに行くとしましょう。

仕事とはなにか?

仕事を楽しくするためには、まず、仕事とは何か?を知る必要があります。皆さんにとって仕事とは一体なんでしょうか?先に進む前に、30秒くらい考えてみてください。

思い着きましたか?それとも考える前に、もうここの文章が見えてましたか?
ビジネス本でよくあるやり方なので、真似してみたかっただけですすみません笑

様々な答えがあると思うんです。
「生きるために必要」とか「お金を稼ぐために必要」とか。
たぶん全部合ってますよね。ただ、冒頭でもお話した通り、人生の大半は仕事をしているんですよ。社会に出てから引退するまでの期間、ずっと仕事をしていく。そう考えると、「仕事=人生」だと思いませんか?

仕事はなんのためにあるの?

仕事=人生と定義して考えると、この質問は「人生はなんのためにあるの?」となります。皆さんはどんな人生を過ごしたいですか?少なくとも、毎日つまらないと感じながら過ごしたい人はいないですよね。笑って楽しく、前向きに過ごしていきたい…。大半の方はそう考えるはずです。つまり、人生を楽しくするためには、1日の活動時間の半分以上を費やす「仕事を楽しくする事が一番の近道」なんです。

予期せぬ出来事が起きた時に

社会って、たくさんの事が自分の邪魔をしてくると思いませんか?
せっかくやる気で出社しても上司や同僚から気分の悪い事を言われたり、交通状況が悪かったり、天気が悪かったり、大きな事から小さな事まで揺さぶってきます。
でも、そういうもんなんです。そういう事は起きるんです。防げる事もあれば防げない事もある。だからこそ気にせずいきましょう!!ザックリ
いや、ふざけているわけではなくて、自分でどうにかできる事以外に振り回されちゃいけないという事をお伝えしたかったんです。予期せぬ事をどうやって防ぎますか?むしろ「あぁ、こういう事もあるよな」程度で良いんです。自分で支配できない事は仕方がない。そのせいで自分のやろうとしていた仕事やプロジェクトが遅れてしまう方がもったいない。

『仕事を楽しむための法則① 自分で支配できる事以外に感情を振り回されない事』

どうやって仕事を楽しくするんだい?

仕事=人生であるならば、仕事を楽しくする事が人生を楽しくする事に繋がる。じゃあどうやって楽しくするのか話していきましょう。
それは、「成果を手に入れる事」に尽きます。
え、無理無理って思った方もいらっしゃると思いますがちょっと待って!!!!!笑
皆さんが思ってる成果の出し方は、もしかしたらめっちゃ難しく考えてしまっているだけの可能性があるんです。もっと解釈を簡単にしてお伝えしますので、もう少しだけお付き合いください。

『仕事を楽しむための法則② 成果を手に入れよう』

そもそも成果はなぜ必要なのか?

上記の表は仕事初めの時のやる気と仕事に慣れてきた時のやる気の波を表しています。仕事初めの時は覚える事も多く、覚えた事による自己成長感や達成感をすぐに感じやすい時期です。対して、仕事に慣れてくると、最初は難しく感じていた業務も簡単にこなせるようになり、次第に新鮮さも薄れていきます。この慣れてきた時期が、最も仕事に魅力を感じなくなったり、飽きてしまう事が多い時期になりがちです。
最初は誰だって頑張れます。でも人は”慣れる”という最強の性質をもっている。
楽しいゲームや趣味も、毎日やっていたら飽きますよね。最初は楽しかったのに、楽しく感じなくなってしまう。それら全て、慣れてしまうからなんです。だからこそ、仕事において成果を出し続ける事こそが、慣れに負けず成長を実感し、楽しむ事を継続する唯一の方法なんです。

『仕事を楽しむための法則③ 成果こそが慣れを吹き飛ばす特効薬』

成果と結果の違い

そもそも混同されがちな両者の違いは上記の通りです。

・結果とは、行動に対しての直接的な結末
・成果とは、その行動を通して得られた事柄

私はこう解釈しています。

『仕事を楽しむための法則④ 結果ではなく成果を追おう』

成果を出す事が必要なもう一つの理由

人間の最大の敵である慣れを吹き飛ばす事に加え、もう一つ大事な事があります。それは、できなかった事をできるようになる経験を勝ち取る事です。世の中ではよく「成功体験」という言葉で表現されています。だけどなにも大成功を納める必要はありません。

弊社は飲食店なので、スタッフに、商品理解をする事でお客様を喜ばせる体験をしてもらっています。自分が商品の説明をする事で、お客様が喜んでくれる体験は、自分の力でお客様を喜ばせる経験を勝ち取る事と同義です。それが自身の喜びに繋がるケースも多く、自信を育み、接客・サービスの質を更に向上させます。
100人以上のスタッフを指導してきた私が気づいた事は、人が仕事に楽しさを見出す時とは、自己成長を実感出来た時や、小さな成功体験が得られた時だと強く感じます。だからこそ、その体験を勝ち取る為に、小さな成果を出す事が必要なんです。

『仕事を楽しむための法則⑤ 成果を出す事で成功体験を勝ち取る』