目次
思考力が高まる本
『武器としての図で考える習慣: 「抽象化思考」のレッスン』
賢い人になるための図で考える技術がわかる本。
「なぜ頭がいい人は、ぱっと図を描けるの?」と思ったことはないだろうか。
この本には、その理由とその方法が書かれている。
特に、本の中で紹介される図で考えるための「使える型」の部分は、非常に具体的なためすごく勉強になる。
本質を見出すにも、アイデアを生み出すにも、ロジックに強くなるためにも、図で考える技術を身に付けておいて損はない。
✓図で考える習慣を身に付けたい人
✓思考力を高めたい人
『「答えのないゲーム」を楽しむ思考技術』
あらゆる場面で使える「深く考える思考技術」が学べる本。
我々は、「答えのあるゲーム」に慣れてしまっている。
学生時代に出会うのは、学力テストのような答えのあるゲームばかりであり、その中で競い合ってきたからだ。
しかし、ビジネスや人生は、そのほとんどが「答えのないゲーム」。
だからこそ、「答えのないゲーム」での戦い方を学ぶ必要がある。
この本では、そんな「答えのないゲーム」の中で戦うときに武器になる深く面白く考える技術を学ぶことができる。
✓「答えのないゲーム」での戦い方を知りたい人
✓そもそも思考する方法が分からない人
『イシューから始めよ』
「何かを成し遂げる」ためにやるべきことを1/100にしてくれる課題解決の方法が学べる本。
イシューとは、「2つ以上の集団の間で決着のついていない問題」と「根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題」の両方の条件を満たすものを指す。
世の中で問題だと思われていることのほとんどは、 イシュー(=今この局面でケリをつけるべき問題)ではないと言える。
本当に価値のある仕事をするためには、イシューを適切に設定することから始めなければならない。
この本を読めば、適切なイシューの見極め方が分かり、あなたの仕事に圧倒的な効率と成果をもたらしてくれる。
✓全てのビジネスパーソン
✓本質を見極めるのが苦手な人
『アイデアのつくり方』
あなたの人生を変える「アイデアのつくり方」が学べる本。
アイデアのつくり方が5段階に分けて書かれている。
この5段階に沿ってアイデアを考えれば、誰でも良いアイデアを生み出せるようになるはずだ。
そして、この本の最大の魅力は、普遍的なアイデアづくりの方法論でありながら、非常にコンパクトに分かりやすくまとめられているところにある。
僕は1時間もかからずに読んだこの本で、人生が大きく変わったと思っています!
✓アイデア力を身に付けたい人
✓仕事で企画や開発をしている人
『メタ思考トレーニング』
飛躍的な発想力を生み出すメタ思考が身に付く本。
メタ思考とは、「物事を一つ上の視点から考える」ことである。
メタ思考を身に付け、広い視野で物事を考えられるようになることで、もともとは気づけていなかったことまで含めて物事を思考できるようになる。
この本には、そんなメタ思考を身に付けるための34問の演習問題が載っており、問題を解いていくうちに思考回路が少しずつ変わって、考える力が飛躍的にアップするはず。
✓視野が狭いと悩んでいる人
✓実践的な思考力を身に付けたい人
教養が深まる本
『自分とか、ないから。』
東洋哲学をもとに「自分探しの答え」が見つかる本。
ブッダ、老子、空海など7人の東洋哲学の思想家たちの考えを分かりやすく痛快にまとめ、人生を楽にする考え方のヒントが詰まっている。
自分とかない、この世はフィクション、欲はあってよし、など本当にぶっ飛んでいながらも納得感のある本だった。
僕が2024年の上半期に読んだ本(150冊くらい)の中でトップ5に入る本です!
✓自分探しの答えが見つからない人
✓今の人生に生きづらさを感じている人
『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』
現代人が抱える多くの悩みに対する「過去の偉大な哲学者たちの答え」がまとめられている本。
この本を読めば、「人間の悩みは、大昔から全く変わっていない」ということだ。
哲学は、そんなよくある悩みを賢い人たちが真剣に考えたものである。
哲学の本と聞くと、ハードルを高く感じるかもしれないが、身近な悩みと関連して書かれているので、非常に読みやすい。
哲学に触れる最初の一冊としてもおすすめです。
✓一つのことにずっと悩んでしまう人
✓哲学に興味がある人
『考えることこそ教養である』
これからの時代を生き抜くための「教養とは何か?」について学べる本。
これまでの時代は、知識を積み上げ記憶するPCで言うハードディスク的な頭の良さが求められてきた。
一方、これからの時代は「知識や経験をどう使うのか」というCPU的な頭の良さが求められる。
身に付けた知識と経験をもとに自分の頭で考える事の必要性とその方法が学べる良書。
✓暗記が重要とされることに違和感を感じる人
✓実用的な「考える型」を知りたい人
『FACTFULNESS』
データや事実に基づき、世界を正しく読み解く習慣が身に付く本。
我々の頭の中は、間違った常識や思い込みで溢れている。
そして、実は賢い人ほどそういうものにとらわれてしまいがちだ。
この本には、常識や思い込みから抜け出すためのものの見方が書かれている。
✓全てのビジネスパーソン
✓常識や思い込みにとらわれがちな人
『なぜ働いていると働いていると本が読めなくなるのか』
日本における労働と読書の歴史から、日本人の働き方の問題点を究明した本。
働いていると、スマホをだらだら触る時間はあるのに本は読めない。或いは、仕事に直接的に必要な本は読めるのに、もともと趣味で読んでいたような本は読めない。
必ずこのような経験をしたことがあるはず。
この本には、そういった「働いていると趣味で本が読めなくなる現象」は、なぜ起こり、働きながら本を読むための一つの提案が書かれている。
個人的に教養を深めるために読書は必須だと思うので、この本をラインナップに入れました!
✓最近、本が読めていない人
✓働きづめで趣味の時間が取れていない人