第1回「【厳選23冊】人生が変わるおすすめ本。」
はじめまして。しんや(Instagram:shinya__books)です。僕は「ちょっと知的な本紹介」というコンセプトでInstagramをメインにSNSで本の紹介を行っています。ありがたいことに、現在はSNS総フォロワー17万人を超えております。
今、僕が率直に感じていることは、本の情報を必要としている人が想像以上に多いということです。昨今、若者の読書離れや出版業界が斜陽産業だと謳われるなどネガティブな話題が多い本ですが、何気ない僕の本の紹介に17万人もの方々が目を向けてくれるくらい本の情報が必要とされているということを考えると、まだまだやれることがあるんじゃないかと思うようになりました。
そんな中で、こちらの「今は読めていない人のための読書案内」の連載では、「本への苦手意識があるけど、いつかは読めるようになりたい」「昔はよく読んでいたけど、最近は忙しくて読めなくなった」という方に向けて、読みやすくてタメになるおすすめ本紹介や本の読み方、本を実生活に活かすコツなどについて書いていきます。
記念すべき第1回目の今回は、「【厳選23冊】人生が変わるおすすめ本。」です。
厳選したおすすめ本を5ジャンル5冊ずつ計23冊(1ジャンルのみ3冊)をサクサク紹介していきます。ぜひ気になるジャンルの気になる本から手に取ってみてください!
ちなみに、来月は「1冊30分で読む読書法」を書く予定です。お楽しみに!
目次
人生に悩んだら、最初に読みたい超王道の自己啓発本
『嫌われる勇気』
僕が自己啓発本を読むようになったきっかけの一冊。
そして、1,000冊以上読んできた今でも最高の本だと思う。
アドラー心理学の哲人と人生に悩める青年のやり取りから後悔なく生きるための人生哲学が学べる。
「嫌われる勇気」とは、人に嫌われようという考え方ではなく、最善の努力をして嫌われてしまうのは仕方ないという考え方です。
現代社会を幸福に生き抜くには、“嫌われる勇気”は持っておいた方がいい。
✓周りの目を気にしすぎて行動できない人
✓日々の生活に悩みを抱えている人
『チーズはどこへ消えた?』
「読書初心者におすすめの自己啓発本はありますか?」という質問を受けたとき、この本を真っ先に思いつく。
この本のメインは、2人の小人と2匹のネズミが迷路の中でチーズを探し求める物語。
チーズとは、ただの食べ物ではなく、我々が人生において追い求めるもののシンボルである。
それは人によっては、お金であり、権力であり、家族であるかもしれない。
2人と2匹の性格や行動の違いから、変化するこの世界に対応する術を学べる。
ほんの60分ほどで読める短い物語が、あなたの人生を変えてくれる。
✓これから読書を始めたい人
✓変化を恐れて身動きを取れずにいる人
『夢をかなえるゾウ』
夢をかなえるための不変の成功法則が学べる自己啓発エンタメ小説。
ダメダメな主人公のもとに突然ゾウの神“ガネーシャ”が現れ、ガネーシャ独自の方法によって主人公を成功へと導く。
ガネーシャが口にする教えは、「靴をみがく」や「募金する」などのように非常に簡単なものであるが、実践することで得られる効果は絶大だ。
そして、ガネーシャの関西弁でストレートな言葉がズカズカと心に刺さってくる。
✓漠然と成功したいと思っている人
✓何としても今の自分を変えたい人
『7つの習慣』
読んだ人を成功に導く7つの習慣が分かる本。
この本は、他の自己啓発本とは一線を画す内容だ。
成功を目指すには、成功の土台となる人格を構築することが何よりも重要であり、この本に書かれている「7つの習慣」は人格を磨くための原則を説いたものである。
先行き不透明な時代だからこそ、小手先のテクニックを身に付けるのではなく、人格の成長を促す「7つの習慣」が重要になってくる。
いきなり「7つの習慣」すべてを実践するのは難しいので、できそうなものから順に実践するのがおすすめ!
✓本当にタメになる自己啓発本をお探しの人
✓大きな成功を収めたい人
また、原著を読むのは少しハードだと感じる方は、下記の漫画版を先に読んでみてください!
https://amzn.to/40Iv9xV
『人を動かす』
人を動かすための具体的な方法論が書かれた一冊。
この本には、
・人を動かす3原則
・人に好かれる6原則
・人を説得する12原則
・人を変える9原則
が書かれている。
これらは、対人関係の基本原則であり、この本が出版されてから50年以上、全く廃れることのない内容だ。
✓影響力を持った人間になりたい人
✓何かを成し得たいと思っている人
人間関係が良くなる本
『放っておく力』
禅が教えてくれる人生を快適化するヒントが詰まった本。
それぞれのヒントは一見当たり前のように感じることでも、普段の自分ができていなかったことに何度も気づかされる。
特にこの本に書いてある「人間関係のコツ」の部分を読むと、現在の人間関係の悩みに対して一歩引き、落ち着いて考えられるようになれるはず。
大切なことは、「いちいち、気にしない、反応しない、関わらない。」です。
✓日々の人間関係に疲れてしまった人
✓最近、何となく上手くいっていない人
『反応しない練習』
あらゆる悩みが解消されるブッダの超合理的な考え方が学べる本。
表紙を一見すると、宗教的な考え方の本のようだが、全くそんなことはなく、現代でも使えるブッダの考え方が紹介されている。
この本では、全ての悩みの始まりは小さな「心の反応」にあると語られ、その「心の反応」について正確に理解し、向き合い方・対処法を実践することで、現代人は多くの悩みを確実に解消できる。
僕は、この本を読んで人間関係に悩むことが一気に減りました。
✓人間関係の悩みが尽きない人
✓小さな悩みがストレスになっている人
『仕事も人間関係もうまくいく 「気遣い」のキホン』
人間関係をうまく運ぶ「気遣い」が分かる本。
年上の方との人間関係はもちろん、同世代や年下との人間関係においても、気遣いができるということは重要な能力となる。
この本では、そんな「気遣い」の基本を37のコツに分けて、具体的に紹介してくれる。
この本の内容を少しずつ実践するだけでも、あなたの人間関係は大きく変わるはず。
✓今よりも気がきく人間になりたい人
✓周りの人からの評価を簡単に上げたい人
『人望が集まる人の考え方』
前述の『人を動かす』と並ぶ、50年以上読み継がれてきた人間関係の不朽の名著。
日常的な人間関係や同僚との関係からチームマネジメントに至るまで、あらゆる人間関係に通ずる人望を集める基本原理が書かれている。
小手先のテクニックではなく、本質的な部分から学ぶことで、いかなる場面にも応用可能な力が身に付く。
僕が人間関係に悩むたびに立ち返っている一冊です。
✓物事を学ぶときは基本原則から学びたい人
✓良好な人間関係の築き方を知りたい人
『友だち幻想』
友だちとは何か?本当に必要なのか?ということを問い直した本。
社会構造が大きく変革しているにもかかわらず、「人と人のつながり」は昔のままであり続けようとしている。
本書は、この歪な現状に問題提起し、「人と人のつながり」の再定義を試みる。
この本を読めば、「友達はたくさん作るべき」「近くの人とは仲良くしなければならない」といったこれまでの人間関係の常識を解き、人間関係に対する心のこわばりを優しくほぐしてくれるはず。
✓今の友達付き合いに疲れている人
✓職場や学校での人付き合いに違和感を覚えている方