目次
留年【学歴なんていらない】
そのまま俺は
「将来社長になるから宿題もしなくていいや!そういうのをさせる側やし!」
「規則も守らなくていいや! 守らせる側やし!」
そう思って、 テキトーに高校生活を送ってた。
成績はもちろん学年最下位。
その結果・・・
高校留年しちゃった。
しかもそんな真面目な学校で留年する人なんて誰もいなくて
全校生徒1000人中
俺ひとりだけ年上
という冗談みたいな状態で学校に通ってた。
流石に親や友達も心配してた。
「クラスどころか会校でひとりだけ年上で気まずくないの?」
って。
「なんも気まずくない」
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だって俺のほうが年上なんだから、年下のみんなが年上の俺に気を遣えばいいだけ。
そんな俺にも受験のシーズンが来たんやけど、俺は社長になりたいわけだから
「学歴なんて要らないかな・・・」
って思っとった。
でもよく考えたら俺、社長になりたいけど、会社の立て方なんて、なんも知らねぇ。
ってことに気がついた。
上京【人生は壮大なRPGゲーム】
やけん、このままじゃ社長になれないやって思ったけど、
そもそも社長って「経営者」のことだから大学にある 「経営学部」 ってところに行ったら「経営者のなり方」 つまり、「社長のなり方」 がわかるはず!
そう思って東京の大学の経営学部を受験して行くことを決めた。
そしたら友達から
「お前、 東京行くのかよ!福岡こんないい街なのに捨てんのかよ」
って反対された。
俺は友達に言い返した。
「福岡から出たことない奴は、福岡がいい街かどうかわからんやろ」
「福岡がいい街かどうか知るためにも福岡から出る必要がある」
「一度きりの人生死ぬまで福岡から出ないなんて嫌だ」
【人生は壮大なRPGゲーム】
神ゲー?クソゲー? 運ゲー? 課金ゲー?
それは自分次第。
俺が生まれ育った福岡はポケモンで言うところのマサラタウン。
最初の街から飛び出て、俺の冒険は始まる。
19歳の春、 地元福岡を飛び出し、ひとりで東京へと向かった。
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