Repezen Foxx(元レペゼン地球)代表・DJ社長の神回一人語りをまとめた『好きなことで生きていく』(発行:NORTHVILLAGE/発売:サンクチュアリ出版)より、DJ社長誕生のストーリーをご紹介します。
目次
中学【厨二病全開】
俺、 小さい頃病気やったんよね。
しかも、その病気けっこうすごくて、どんな病院とかどんな先生に診てもらっても
「もうこれは治らないよ」 みたいな…。
そういう病気で…。
病気の名前は「厨二病」って言うんやけど
マジ卍
ヤンキーかっこいい!
みたいな感じで家にも帰らず毎日遊んでた。
そうやって中学時代を過ごしてたらある日、お母さんから突然
「お願いだから高校だけはちゃんとしたところに行って欲しい」
と言われた。
当時、厨二病だった俺は、
「わかりました母上。ちゃんとした高校に行くでござる」
って言って、そこから勉強をしてね。
不良たちが行くようなヤンキー学校ではなく、ちゃんとした普通の進学校に行った。
高校【俺は社長になれる】
でも高校生のときもまだまだ厨二病だった俺は
「ヤンキーかっこいい」
って思ってたから、
「カラーギャング」
っていうのに入っててね。
福岡で一番有名だったカラーギャングに入りながら普通の高校に通うっていう謎の生活を送ってた。
まぁ高校生にもなったら自分の将来について考え出したりするもんやん?
たぶんこの本を読んでる人の中にも
「将来何しようかなぁ」
って悩んでる人いっぱいおると思う。
まぁ当時の俺はめちゃめちゃ厨二病やったけん、
「大金持ちになりたい!」
「お金があればなんでもできる!!」
「でも人の言うこと聞きたくない・・・」
「ペコペコとかしたくないし・・・」
「早起きとかも絶対したくない!!」
こんなことしか考えとらんかった。
で、これを叶えるためにはどうしたらいいんかな?
って考えたわけよ。
その結果・・・
社長になろうって思いついちゃった。
ちなみに俺は子供のときから早起きが苦手で毎日遅刻してたんよね。
そしたら、もちろん先生から怒られるわけよ。
「コラ! 木元、 お前また遅刻か!そんなに遅刻してたら将来すぐ会社クビになるからな」
って。
でもそう言われた俺はこう言うわけよ。
「先生が言ってることは正しい。そりゃサラリーマンが毎日遅刻してたら、すぐクビになる。当たり前だ。でも僕は将来社長になるからどんだけ遅刻してもクビにはならない!なぜなら僕がクビにする立場だから!」
そしたら先生は俺に向かってこう言った。
お前が社長になれるわけねぇだろ!
それに対して俺はまた
「なれるよ。俺は社長になれる」
って言ってた。