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自分に自信がない人の特徴や原因は?自信をつけるのに効果的な4つの方法

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。
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「自分に自信がないから、仕事も恋愛も全部うまくいかない……」「自分に自信をつけて人目を気にせずもっと楽しく生きたい」と悩んでいませんか?

自分に自信がないのは、過去の失敗経験や完璧主義な性格などが主な原因として考えられています。しかし、そのような背景のある人でも自信をつけることは可能です。

本記事では、Jam著書『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』をもとに自信がない人の特徴から原因、自信をつけるための対処法まで詳しく解説します。

どうしたら自分に自信をもてるようになるのかわからない人は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事は書籍『 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 』の関連コラムです。

自分に自信がない人によくある特徴6つ

まず、自分に自信がない人によくある特徴をみていきましょう。

1.自己評価が低く卑下しがち

自分に自信がない人は、自己評価が低く卑下することが多いです。

周囲からの評価は悪くないのにもかかわらず、自己評価が低いために「全然できていない」「もっと頑張らなくてはダメだ」と常に思っています。

そのため、他者から褒め言葉を受け取っても「自分はそんなにできていない」と卑下してしまいます。

この特徴を持つ人はありのままの自分を認められないため、いつまでも自信がつきにくいです。

2.自己主張が苦手

自分に自信がない人は、自己主張が苦手です。自分の意見はおかしいのではないか」「自分の意見で周囲は困るのではないか」など、色々と考えてなかなか相手に思いを伝えられません。

会議や商談など重要な場面でも意見をうまく伝えられないため、上司から注意を受けたり評価されなくなってしまったりすることも……。これにより、さらに自信を失いやすいです。

3.物事を決めるのに時間がかかる

自信がない人は、決断力が低く物事の判断に長い時間がかかるという特徴もあります。自分の意見に自信がないため、普段は他者の意見に合わせることが多いです。

そのため、いざ自分で決断する場面になると「本当にこれで良いのか」「この選択で間違っていないのか」という不安から判断が遅くなってしまいます

4.嫌なことを長い間引きずる

仕事上でミスをして上司に怒られた、恋人と喧嘩別れしてしまったなど嫌なことを引きずってしまうのも自分に自信がない人に多い傾向です。

日々過ごしていれば、嫌なことや辛いことは必ず出てくるもの。

悪い部分があったのであれば反省をし、次に同じことが起きないよう対策を考えて取り入れていけば良いのですが、その後も引きずってしまう傾向が自信のない人には多くみられます。

5.行動力がない

自信がない人のなかには、行動力のない人も多いです。これは、行動する気がないわけではなく失敗を恐れていることが主な理由です。

失敗したくないために、不慣れなことやまだ体験したことのないことなど確実にできる保証がないものを避けてしまいます。

自分が確実にできることしかしないために、周囲には消極的で受け身な人に映りやすいです。そのため、どんなに真面目に取り組んでいたとしても低い評価を受けることが多く「自分はできない人間なのだ」という思い込みが強くなってしまいます。

これにより、自信をもてなくなってしまうのです。

6.自己否定をしてしまう

自己否定をしがちであることも、自信のない人に多い特徴のひとつ。失敗への恐怖心や嫌な思いをしたくない気持ち、自己主張が苦手などさまざまな事柄が絡み合って自己否定につながっています。

少し思い通りにいかないことがあったり小さなミスをしたりしただけで「自分は何もできないダメな人間だ」と自分自身を否定してしまうため、自信がつきにくいのです。

自分に自信がない人に多い原因

自分に自信がもてないのは、主に以下の原因が考えられます。

  • 経験が足りていない
  • 大きな失敗をした経験がある
  • 自己肯定感が低い
  • 完璧主義
  • 他人と比較している

ここからは、自信がない人に多い原因を紹介します。自信が持てないと悩んでいる人は、該当するものがないかチェックしてみてください。

1.経験が足りていない

1つ目は、自信がない事柄に対する経験値が足りていないこと。

経験が浅いと自分の持つスキルなどに不安を覚えやすく、自信がない状態につながりやすいです。

何事も知識があったとしても、実践経験を積まなければ身に付きづらいです。そのため自信が持てない原因が取り組んでいることに対する経験の浅さにあるのであれば、経験を積むことに意識を向けるとよいでしょう。

2.大きな失敗をした経験がある

過去に大きな失敗を経験した場合も、自分に自信を持てなくなりやすいです。小さなミスであれば、立ち直れるかもしれません。

しかし、会社の機密情報を誤って漏えいしてしまった、コミュニケーションがうまく取れずに取引先を失ってしまったなどの大きな失敗を経験した場合には、深く落ち込んだり自分を責め続けてしまったりすることも……。内容によっては、周囲の人から批判が殺到するケースもあります。

これにより、「自分は何もできないダメな人間だ」と思い込み自信を喪失しやすいです。その後も失敗を恐れて挑戦できないため、長期にわたって自信がない状態に陥りやすいです。

3.自己肯定感が低い

自己肯定感の低さも、自信がない状態につながる大きな原因です。自己肯定感とは、自分のありのままの能力・性格・容姿などを肯定する感情を指します。

自己肯定感が高ければ、他者に何を言われても自分を否定することはありません。そのため、自信は失われにくいです。

しかし自己肯定感が低いと、自分を否定的に捉えてしまうため自信がなくなりやすいです。

4.完璧主義

自分に自信がつかないのは、完璧主義が関係しているケースも少なくなりません

完璧主義は、どんな物事に対しても100%を求めます。そのため、少しの抜けがあるだけで自分を責めてしまいます。

これにより、自分に対する評価が低くなりやすく自信がない状態に陥ってしまうのです。

5.他人と比較している

他人と比較していることも、自信がつきにくい原因になり得ます。他人と比較して「この部分も伸ばせるとよいかもしれない」「こういうときはあの人みたいな対応すると良いかもな」など、ポジティブに考えられる人は問題ありません。

しかし、他者と比較して自分のできていない部分、劣っている部分にばかり目を向け「これもできていない」「自分は全然できていない」と考えてしまう場合には自信を失ってしまいやすいです。

自分に自信をつけるために今すぐできる4つの方法

自分に自信をもてない原因には、いくつかの原因があると説明しました。ただ、自信をつけるのはそこまで難しくありません。

ここでは、自分に自信をつけるために今すぐできる簡単な方法を4つ紹介します。今日から取り入れられるものばかりであるため、試してみてください。

1.自信がなくてもなんとかなることに気づく

まず、自信がなくても問題ないことに気づくことが大切です。自分に自信がないことは悪いことのように思われがちですが、自信がないという事実は悪いことではありません。

うまくいっていた過去を思い返したとき、自信を持てずに不安な気持ちを抱えていた人もいるはずです。しかし、自信がなくても物事はうまく運べていたのです。そのため、自信がないからといって、すべてがうまくいかなくなるわけではありません。

自分に自信がなくてもなんとかなると捉え直すことで、自信のない自分のことも受け入れられるようになります。

2.褒め言葉をそのまま受け取ってみる

他者から褒められたときには、褒め言葉をそのまま受け取ることも重要です。自分に自信がない人は、他者からの褒め言葉をそのまま受け取れないケースが多いからです。

他者は、あなたを客観的に見て評価してくれています。そのため、否定せずに「ありがとうございます」とそのまま受け取ってみましょう。

自分に対する褒め言葉をそのまま受け取っているだけで、自分に対して肯定的な目を向けられるようになっていきます。これにより、自信がつきやすいです。

3.頭の中にあるシナリオを書き換えてみる

「自分は全然できていない」「自分はできないことばかりでダメな人間だ」と、自分には価値がないように考えてしまう人もいるでしょう。

しかし「できないことばかり」というのは、自分が頭の中で描いたシナリオが反映されたものかもしれません。

頭の中にあるシナリオを「経験をもう少し積めば、自分も他の人と同じようにスムーズに動けるようになるはず」などに書き換えてみるとよいです。

シナリオを書き換えることで、今まで諦めていたことや怖くて踏み出せなかったことにも向かっていけるようになります。そのため自然と行動力が上がり経験も積み上がっていきます。これにより、自信がつきやすくなるのです。

4.今に集中する

過去の失敗を長い間引きずって挑戦ができずにいたり、先のことを考えて不安でいっぱいになったりする人もいるでしょう。

このような人は、今」に集中することが大切です。どんな人も、過去や未来を直接的に変えることはできません。しかし、今だけは誰でも変えるチャンスがあります

そ理想の未来に少しでも近づけるよう、今できることを考えて楽しみながら行動を起こしていきましょう。未来のために前向きな行動を少しずつでも実行できていると、自分に対しての自信もついてきます。

まとめ

自分に自信がない人は自己評価が低く卑下しがちであったり、失敗を引きずって挑戦できなくなっていたりすることが多いです。自信がなくなる主な背景には、過去に大きな失敗をしたことがある、完璧主義な性格であるなどが挙げられます。

しかし、やり方次第で自信をつけることは可能です。本記事で紹介した方法は、自信をつけるためにどれも今すぐにできる方法です。褒め言葉をそのまま受け取ってみたり、頭の中にあるシナリオを書き換えたりなど日々の生活で実践してみましょう。

Jam氏著書『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』では、本記事で紹介したほかにも自信をつけるために効果的な方法が数多く紹介されています。

自信のない自分を卒業したい人は、本著を手に取ってみてください。

この記事は書籍『 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 』の関連コラムです。