嫌われる女になりなさい

田中みな実とMEGUMI。男性はどちらを選ぶのか ーモテる女性の「賢さ」とは。

#連載エッセイ
#嫌われる女になりなさい

 

女性ウケには「本音」が必要

反対に、女性が女性を賢いと感じるのは、物事をよく考えていたり知っていたり、それを自分の言葉で話せること。ハキハキとした受け答えもそうだし、自分の意見を持って 誰に対しても同じ態度で接する人。それが 女ウケする女性である。女性ウケするには「本音」が重要だ。上部だけで上手く立ち回ろうとしても、男性と違って女性の深読みは鋭く、本心で言っていないのがバレバレだと女性同士の信頼関係を築くのは難しい。

その昔、男性の前で態度が変わる、あざとい女性を男友達が「かわいい・・」と言おうもんなら、いやいやちょっと待って・・と 本性を伝えたくなったものだった。
「あの子はそんないい子じゃないよ!」って真剣に忠告してしまったこともある(笑)
自分に正直だった私は、男性の前でも女性の前でも態度は同じがいいと思っていたから。

男性には「転がされてあげる♡」

あざとい女性は、「男性が好きな女性」をちゃんとやることができる。
正論をぶつけるのではなく、転がされてあげる。俺が転がしていると男性に思わせておいて、実は自分の思いのままになっていくすごさよ。
何か、自分の思い通りにしたい場合に「正攻法で」挑むのはサバサバ女子あるある。
しかし「自分に正直」「本当のこと」をいう女性は、男性社会から面倒がられる。
本音で話せる女性をサバサバしていると好感持つのは女性だけで、男性からしたらサバサバ感とは=色気をかき消す“萎える”要素。
どんなにカッコつけていてもデリケートなハートを持っている男性のプライドを大事にするためにも、少々嘘を言ったり、ごまかすことも取り入れて、むしろミステリアスは色気のうちだと思っておいた方が、女性は幸せになれる。

この春、あざとい女 1年生。

相談に来てくださる女性たちの背景を聞いていると、恋愛が上手くいかない理由の大きな1つとして「女性ウケを気にしている」共通点がある。
私たちは 笑ったり媚びたり、うまく立ち回る術をどこかで潜在的に知りながら、成長過程の途中で「女性の目」を気にして 立ち回る賢さを封印してきたのではないか。多くは小学校の高学年から中学生で 同性グループの洗礼を受け、女性の中で生きていくためのルールを自然に学んでいる気がする。友達ではなく、母親の顔色を伺ってきた人たちもそう。男性にウケないと、恋愛で勝つのは難しい。
この春、あざとい女 1年生としてデビューしてみませんか? 女子ウケなんて、男子にウケないのだから♡

(画像提供:iStock.com/mammuth)


高橋あい/恋愛コンサルタント

自身の“体験談”をもとに、テクニックを綴ったブログが人気となり
恋愛コンサルタントとして活躍中。
雑誌やテレビ、ラジオなどメディア出演多数。
著書
『最速で出会いが増える顔になる(サンクチュアリ出版)』
『不安0%の恋をはじめる方法(大和出版)』『1ミリでも距離を縮めたい彼女になる(大和出版)』
ameba blog「不安で泣かない私になれる」https://ameblo.jp/realmind-ai/
この記事は書籍『 最速で出会いが増える顔になる 』の関連コラムです。