目次
1.単純ゲームをする
この行動の狙いは「単純作業」による感情の上書きを目的にしています。
・ソリティア
・オセロ
・将棋
・五目並べ
・テトリス
・パズル
どんなゲームでも構いません。正直、楽しいと感じない方がいいです。ハマる必要はありません。とにかく黙々と病んだ時こそ単純作業のようなカンタンなゲームをすることをオススメします。
プレイ時間に関しては10分前後くらいを目安にしてください。もしゲームを辞めた時に襲ってくる感情が大きければ続けた方がいいと思っています。
これはストレスを受けた時にも同じです。例えば、仕事で上司に怒られたり。親に将来のことを聞かれたり。自分のメンタルが悪い方向に進みそうだなと判断した時に「感情を止めるクスリ」のような役割をしてくれます。
この方法は自分の行動で「ネガティブな感情を小さくする」ことができるため「どんな場所」「どんな状況」の時にでも使える手法になります。
2.動画を垂れ流して聞かない
この行動の狙いは「音声」を聞くことによって思考が働くことを防ぐことを目的にしています。
主に使う場面としては、ゲームなどをする気力がない場合。身体を動かす気力もないほど疲弊している状態に使うことが多いです。この行為をすることで耳を使うため、本来なら消耗してしまいます。
しかし、ボクは憂鬱な気分で過ごす時間よりも「モヤモヤが少ない状態」で過ごす時間の方が価値が高いと思っています。
例えばですが、英語のリスニング問題。自分が好きな人の話。テレビで流れてくる言葉など。音を聞いている間に「他のことを考える」って実は難しいです。勉強しようと思っている時に周りの音が気になって集中できなかった経験などを読んでいる方もいると思います。
これをネガティブなことを考えている自分に利用します。自分にネガティブなことを考えさせたくないので、周りに適度な騒音を作ります。流す音声は何でもいいです。アニメでもYouTubeでもOKです。
ムダな音声や映像を流して、見なくても大丈夫。聞かなくても大丈夫。それだけで余計なことを考えるスペースが小さくなって病みづらくなります。
3.その場で1回だけでいいのでスクワット
この行動の狙いは「運動」をすることで自発的に感情の上書きを狙います。
主に使う場面としては、荒れ狂っている時。涙が自然に溢れてしまうくらい自分のことが嫌いな時。ストレス過多で物に当たりたくなる時。感情が高まっている場面で使用することが多いです。
上記のような場面では、動画や音声やゲームでは感情を沈めることができないと思います。どうしても時間が必要になったり、状況の改善が求められるでしょう。
それでも自分をコントロールしないといけない時は「スクワットをとりあえず1回」やってみてください。その場で今すぐに出来る感情の上書き方法としては最強です。他人の目線さえ気にならなければ…
ボクは身体を動かすことが最もネガティブな感情を飛ばすことに効果があると思っています。しかし、そんな気力がない状態も多いです。そのため、気分を変えたい時。落ち込んだ時。流れを変えたい時は1回だけスクワットをします。
10回とか20回とか言いません。1回だけでいいです。
この1回だけで感情を全て沈めることはできないと思いますが、この1回をやるだけでも気分やメンタルは大きく改善します。肉体の疲れという刺激を上書きすることによって今の感覚を和らげるのです。
まとめ(とにかく感情を上書きする)
いかがだったでしょうか?うつ病を経験したボクが実際に試していることでした。もちろん、個人としての考え方と体験談になります。全ての人に当てはまるとは思っていません。
そして、人によって状態は異なります。この3つをすること自体が身体に負担をかけるフェーズの人もいると思います。身体を動かすことがストレスな人。この記事を読む体力すらもない人。光や音の抵抗に耐えられない人はとにかく寝てください。
うつ病から回復するためには「自分から疲れを増やさない」ことが大切になってきます。病まなくていい場面で勝手に病んだり、勝手に自分で自分を責めてしまうのはもったいない。
これを防ぐために紹介した3つの方法を試してみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
デラさん ただの31歳。うつ病の感覚&気持ちを言語化して発信するフリーランス。Twitterフォロワー25000。ココナラにて「うつ病の恋愛相談」の販売実績250件。著書「うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと」 Twitter:https://twitter.com/dera3daze うつ病彼氏の恋愛相談:https://coconala.com/users/513770