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仕事が楽しいと人生も楽しい?働くことで充実感を得るには

非エリートの勝負学
#仕事

生活のためには仕事をする必要があります。仕事だと割り切って働くこともできますが、仕事が楽しければ毎日も充実するでしょう。働くことが楽しいと感じている人は、どのように仕事に向き合っているのでしょうか。

この記事では、仕事が楽しい人の特徴と、これから楽しくするヒントをご紹介しています。今、仕事が楽しくないなと感じている人も、ぜひ最後まで読んで、仕事の楽しみ方を見つけてくださいね。日々の充実につながっていきますよ。

仕事が楽しいと思えるのはどんなとき?

どんなときに「仕事が楽しい」と思うのかを見ていきましょう。

そもそもその仕事が好き

もともと、その仕事が好きで、やりたいと思う仕事ができているなら、楽しいと感じることが多いでしょう。子供の頃から憧れていた、その分野が好きで仕方がないという仕事であれば、楽しいのも当然です。仕事に夢中になって、あっという間に時間が過ぎていくでしょう。

いくら好きな仕事だったとしても、楽しいことばかりではありません。うまくいかなかったり、人間関係のストレスを感じたりすることもあるはずです。

そのような困難があっても、好きな仕事であれば頑張ろうと思えます。壁を乗り越えたとき、それまでの苦労が吹き飛び、達成感を感じます。すると、楽しいと感じられるのです。

自分が必要とされていると思えたとき

自分の仕事が人の役に立っていると感じられると、楽しさを感じられるでしょう。人は誰かに必要とされたいという欲求を持っているからです。

お客様だけでなく、上司や同僚などから感謝の言葉を言われたら、モチベーションも上がり、もっと頑張ろうと思えるはず。周囲とのコミュニケーションが良好であることも重要です。

自分の仕事を評価されたとき

自分が頑張った仕事に対し、周りからの評価が得られたり、報酬などの待遇面で評価されたりしたときに楽しいと感じられるでしょう。モチベーションが上がり、次の仕事への意欲も高まります。

仕事は人とのつながりが重要。自分が評価されたときは、周りへの感謝も忘れないようにしましょう。

達成感を得られたとき

何かを達成することは、自分の自信につながります。自己肯定感が高まるのです。達成できたことに喜びを感じ、さらにチャレンジしていこうというポジティブな気持ちになるでしょう。

周囲からの評価や感謝も感じられ、さらに仕事が楽しくなります。達成する仕事は小さなことでも同じです。誰かに喜んでもらえたときにも達成感を感じているのです。

仕事が楽しい人の特徴

ここからは、仕事が楽しい人が持つ特徴を説明していきます。

自分から望んで仕事をしている

自分が何のために仕事をしているかを明確にしている人は、仕事の楽しみを見つけやすい傾向があります。

仕事をしていると、ときには我慢しなければならないこともありますが、仕事への明確なビジョンを持ち、望んで仕事に取り組んでいる人は、困難にも前向きに対応できるでしょう。

仕事に対して前向きに取り組めば、効率が上がり、周りからの評価が得られ、達成感を感じて報酬につながる……と、よい流れになっていきます。

向上心を持って取り組んでいる

向上心を持って仕事に取り組める人は、仕事が楽しいと感じることが多いでしょう。つねに前向きで、嫌な仕事でもポジティブに取り組む傾向があるからです。

与えられた仕事をただこなすだけでなく、人によっては楽しくないと感じる仕事でも、自分なりに工夫して楽しみを見出します。どんな仕事でも自分のスキルになると前向きに取り組むため、不満を感じにくくなります。

仕事における人間関係が良好である

人間関係は仕事の楽しさに大きく関与します。人間関係が良好なら、コミュニケーションも活発となり仕事が格段にしやすくなります。

周りの環境も大切ですが、人間関係を良好にしようという本人の意識も必要。ミスをしても素直に謝るなど、一緒に質の良い仕事をしていこうという気持ちで取り組みましょう。

仕事を楽しいと思えない理由

仕事に楽しさを見出せない理由を考えていきましょう。

やりたい仕事ではない

すべての人が好きな仕事に就けるとは限りません。望む仕事ができない人も多いでしょう。自分の気持ちに反してやりたくない仕事をしていれば、楽しくないと感じるのも無理はありませんね。

また、やりたい仕事だったけれど、実際は思っていたのと違ったという場合もあるでしょう。

働くことを義務としてとらえている場合も楽しさを感じにくいもの。仕事を変える、仕事に対する意識を変えるなどで、仕事に楽しみを見出せるようにするとよいでしょう。

人間関係が良好ではない

仕事よりも職場の人間関係にストレスを感じてしまう場合もあります。モチベーションが下がり、仕事の成果にも影響が出てしまいます。仕事には不満がないのなら、人間関係を改善することを考えると良いでしょう。

挨拶を心がけたり、感謝の気持ちを素直に伝えたりするだけで人間関係が改善に向かうこともあります。心身に影響が出るほど辛いと感じる場合は、その環境から離れることを考えた方がよいかもしれません。

評価されない

頑張って成果を出しているのにもかかわらず、評価してもらえなと、仕事に楽しさを感じられませんよね。なぜ評価されないのかを考えると対応策が見つかるかもしれません。

仕事は人とのつながりで成り立っています。きちんと成果を上げていても、コミュニケーションが不十分だったり、周りへの配慮が欠けていたりすると評価されにくい傾向にあります。原因が職場や環境にある場合は、転職も手段の一つになるでしょう。

やりがいを感じられない

同じ作業を繰り返すような仕事の場合、慣れてくるとマンネリ化しがちです。やることが決まっていると達成感も感じにくいので、楽しくないと感じてしまいます。

自分なりに目標を立てたり、変化をつけてみたりするとよいかもしれません。ただ、明らかに意図して単純作業や雑用のような仕事をやらされている場合は、パワハラなどの問題が生じていることもあります。

楽しいと思いながら仕事をするには?

仕事が楽しいと思えるようになるには、どうすればいいのかを説明していきます。

どのような仕事でも楽しい仕事になりうる

誰もが憧れるような、人気のある仕事だけが楽しいとは限りません。多くの人が敬遠するような仕事でも、楽しさを見出しているひとはいるはずです。

周りの人がどう思っているかではなく、自分がどう思うかが大切。楽しくなさそうで人気のない仕事が、自分にとっては楽しい仕事だったという可能性もあります。自分自身の考えや価値観を大切にするとよいでしょう。

楽な仕事はないと知る

側から見て楽そうだなと感じる仕事はあります。単純作業などは難易度が低そうに感じるかもしれませんし、仕事量が少なくて早く終わる仕事は楽でいいなと思う人もいるでしょう。

しかし実際に仕事をすると、どんな仕事でも大変なところや難しいところがあります。単純な作業だったとしても、些細なミスも許されないとしたら、つねに集中力をたもっていなければなりません。仕事量が少ないと、時間が経つのが遅く感じ、毎日が苦痛になる可能性もあるでしょう。

仕事によって度合いの違いはあるものの、大変さや難しさは必ずあります。楽だけの仕事はないと知っておくだけでもよいのです。必ず存在する困難を乗り越えて達成感を感じると、仕事の楽しさにつながっていきます。楽な仕事=楽しい仕事ではありません

どこに楽しさを感じるかは人それぞれ

同じ仕事をしていて、同じように楽しいと感じていても、どこに楽しさを感じているかは人それぞれです。楽しいと感じられるポイントは一つではありません

事務職でも、誰かのサポートをすることに楽しさを感じている人もいれば、資料作成や組織を円滑に回していくことが楽しい人もいるでしょう。仕事に楽しみを見出すには、さまざまな角度から見てみるとよいでしょう。

楽しいかどうかは自分次第で変わることも

最初は楽しいと感じていた仕事でも、慣れてくると楽しくなくなってしまいます。マンネリ化してしまい、飽きてしまうからです。飽きる前に変化をつけてみるとよいでしょう。

仕事の量や幅を広げ、新しいことを取り入れていくのです。自分の仕事を可視化し、小さな目標を立てて達成していくようにするのもよいでしょう。達成感を得られるとやる気が増し、楽しさにつながります。

人生の時間の大半は仕事!仕事が充実していれば人生が充実する

1日に8時間程度働くとして、通勤時間や昼休憩など含めると10時間近くを仕事に費やしていることになります。残業が発生すればさらに増えることに。人生の多くを占めている仕事の時間が楽しいものになれば、人生も充実していくでしょう。

楽で早く帰れる仕事にすれば、休日なども含め余暇を充実させることができるかもしれません。しかし、仕事が楽しくなければ、人生の一部を充実させているだけになってしまいます。

仕事に対して前向きな気持ちで取り組み、誰かの役に立っている実感と達成感を感じられる仕事なら、毎日楽しく取り組めるでしょう。すると自然に、人生まで充実していくはずです。

まとめ

仕事が楽しいと思えるためには、誰かの役に立っていたり、達成感を感じられたりすることが必要です。どんな仕事でも、自分の考え方次第で楽しくできる可能性はあるでしょう。

自分の好きな仕事や業種であれば、困難にも前向きに取り組めます。より仕事が楽しいと感じられやすくなるはずです。

コネなし・学歴なしであるにも拘らず、自分の「好き」を貫いて信念に従って行動し、テレビ界で結果をつかみ取ったマッコイ斉藤氏。彼の著書である『非エリートの勝負学』では、彼の少し尖った仕事の考え方を知ることができます。子供のような情熱を持ち続け、戦うことを恐れない姿勢は、あなたにも仕事に取り組む意義を思い出させてくれるでしょう。「後悔はしていない」と言い切れる人生にしてみませんか。


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