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好きなアート&ゲームで稼ぐNFT副業/Web3放送作家SHOWGO(@VVQ_SHOWGO)

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NFTが、新たな副業のツールになるのをご存知ですか? “好き”を通じて集まるコミュニティでの活動が、金銭的な報酬につながる。さらには、ゲームをプレイすることで稼ぐ道も!? 業界を深く知る3人の鼎談で、今話題のNFTについて徹底解説します。

NFTとは何か

SHOWGO:
今、インターネットが新しい段階に入っていこうとしています。簡単にインターネットの歴史を振り返ると、90年代〜00年代初頭、ヤフーやグーグルで記事やニュースを見ることができるようになったのがWeb1.0の時代。矢印の向きは一方通行で、発信されるものを見ることしかできませんでした。

Web2.0では、ツイッター、Facebook、YouTubeといったSNSが生まれ、発信者と受け手がコメントで交流できるようになってきた。これがつい最近までの流れですが、Web2.0にはいくつか歪みも出てきました。

たとえば、HIKAKINさんは、YouTubeに1000万人クラスのフォロワーがいます。しかし、このフォロワーを保持しているのはHIKAKINさんではなく、実はYouTubeなんです。仮に、YouTubeがハッキング攻撃を受けたら、HIKAKINさんが10年かけて積み上げてきたフォロワーが吹き飛んでしまうし、ないとは思いますが、YouTubeの一存で消してしまうこともできる。

これを「中央集権的」といういい方をするのですが、我々のデータをあまりにも保持しすぎてしまった企業がいっぱい出てきたわけです。なんだか気持ち悪くありませんか?

このカウンターカルチャーとして生まれたのがWeb3です。ブロックチェーンの技術により、分散の時代が実現した。データ、アカウントなどの情報が、グーグルやアマゾンに握られずに、自分で管理や証明ができるという段階になり、ここに関わってくるのがNFTです。今後自分たちの生活にも密接に関わってくるものなので、確実に知っておいたほうがいいと思います。

それでは、NFTについて説明していきます。

①所定のデジタルデータが唯一無二であることを証明できる技術

たとえば、モナリザの絵はルーヴル美術館に本物がありますが、Web上でも見ることができるし、Tシャツにプリントされたりもしています。でも、それらには価値はなく、本物にしかありません。これを、デジタルの世界でもできるようになったのがNFTの画期的なところです。

デジタルデータは簡単にコピーができるので、これまでは価値がありませんでした。それに対して、NFTには唯一無二のシリアルナンバーが刻まれており、「この写真は、この絵は、元をただせば僕のもの」ということがいえるわけです。ここだけ、最低限覚えておいてください。

②映像、音声、3DデジタルのデータはなんでもNFTにできる

現状、アートの部分がクローズアップされがちなNFTですが、免許証をはじめ、これから先はあらゆるものがNFT化されていくことが考えられます。今後、確実に社会のインフラになっていきますので、今のうちに手がけておいたほうがいいでしょう。

具体的な例を挙げますと、「NEO TOKYO PUNKS」は、僕とTOMOさんが運営メンバーになっているNFTコレクションです。2222枚のアートが2分で完売しました。

変わり種でいうと、仮想空間上で動かせる安田大サーカス・クロちゃんのアバターが12万円で落札されました。他にも、たむらけんじの「ちゃー」というギャグ音声が170万円で売れるなど、いろんなデジタルデータが売られている状況です。

NFTがもたらすシステム

ユーザーが、NFTであるアートを購入すると、クリエイターにお金が入ります。これが資金調達となり、このお金を使ってクリエイターがまた新しいものを生み出すというサイクルです。そして、クリエイターが新しく作ったアートやプロジェクトが成功すると、ホルダーの保有するNFTの価値が上がり、利益につながります。この流れは、株式にも似ているといえるでしょう。

しかし、株と違うのが副業につながるところ。クリエイターとホルダーが一蓮托生となってプロジェクトに関わっていけるのが、NFTの面白いところといえます。

新しい副業の場=コミュニティとは

SHOWGO:
コミュニティとは、クリエイターや作品のファンが集うネット上の場のこと。主にdiscordといったアプリで行われ、掲示板のような、テキストのコミュニケーションが主となっています。このコミュニティを通じて、クリエイターと交流したり、クリエイティブ活動に参加・貢献したりできます。

「NEO TOKYO PUNKS」には約3800名が参加していて、制作過程を共有したり、ライブ配信したりしています。ユーザーにストーリーを制作してもらう企画などは、びっくりするくらい盛り上がります。絵が描けない、動画を撮れないという人でも、「ストーリーを考える」などハードルが低い形で創作活動に参加できるのが面白いですよね。

また、Web2と違い、コミュニティでは二次創作がOKなので、界隈のみんなで楽しむことができます。絵が描ける、あるいは動画やブログに関する技術を持っている方は副業にもなります。まさに、何らかのコンテンツを好きな人たちが、“好き”を理由に集まっていて、そこで一緒になって新しいことをやっていこうよ、という場といえます。

コミュニティで誕生した新しい職業

SHOWGO:
NFT副業では、エンジニア、ブロガー、動画エディター、ファンアートクリエイターなど、何らかの技術を持っている人は大いに重宝されます。その中でも注目したいのが、コミュニティマネージャー=コミュマネです。

注目の新職業、コミュマネとは?

TOMO:
コミュニティマネージャーとは、その名のとおり、コミュニティを目指す方向へ導く人のこと。そのNFTを買ったら、どう楽しませてくれるんだろう? というのを発信していく活動を行ないます。そして、活動していくなかで、先に挙げたような役割の人が必要になったら、運営チームを組成することもあります。
さらに、チャットの場を整備し、「今後はこんなことをやっていきます」と指針を伝える。そうやってプロジェクト活動をコントロールしていくというお仕事ですね。

山田:
会社に近いですよね。株式会社だと社長が引っ張っていくけど、コミュニティは「目的」と「メンバー」だけがあって、「じゃあ誰が引っ張っていくんだ?」という状況。そこで、同人とかおままごとではなく、本当のビジネスにつなげられる集まりにするために、コミュニティマネージャーが必要になるわけです。

TOMO:
NFTの世界に飛び込んだのは2021年9月。NFTを買ったのをきっかけに、いろいろと調べながらdiscordのサポートを始めました。本業でITの仕事をしていることもあって、Slackを構築するイメージでチャンネルを作ったり、いい感じに動くbotを入れたり。

それが、あるときから「コミュニティマネージャー」と呼ばれるようになって。最初はクリエイターの方に「サポートの必要ないですか?手伝いますよ」とDMするところから始まったんですけどね。

SHOWGO:
実は、これがむちゃくちゃ大事なスキルで、「何か手伝えることはありますか?」と入り込む勇気が必要です。僕もTOMOさんとはDMから関係が始まっていて、リアルで会ったこともありません。それなのに、これだけ大きなプロジェクトになっている。皆さんには、「ちょっとした勇気だから」「意外と人は受け入れてくれるよ」ということをお伝えしたいですね。

TOMO:
コミュニティマネージャーは刺激的な仕事です。お金も発生している“大人の遊び”みたいな感覚でしょうか。どう展開するかを考え、マーケティングやブランドに詳しい仲間を集めたりして、課題解決に向かう。家族でも仕事でもない場所で重宝がられるうれしさがあります。

1日のサイクルでいうと、僕は朝の4時から7時を副業タイムとしています。夜の間にたまったコメントを返したり、discordの設定や企画を考えたり。本業はテレワークなので、会社のPCの横に自分のPCを置いて、ちらちら見ながら、必要になったらコメントしたり。

だから、時間がある程度自由に使えるような人には向いているといえます。ママさんなら、子どもが寝ているときや、抱っこしながらスマホでコメントもできますし。アプリを入れるだけで仕事にできます。

SHOWGO:
もうひとつ、初心者におすすめしたい職業がモデレーターです。discordの中で進んでいく会話を盛り上げる役割ですね。誰かの発言に反応するだけでなく、運営が持っていきたい方向にパイプ役となって進めていくお仕事です。SNSのテキストコミュニケーションが苦手じゃなければ、特別なスキルは必要ありません。

それ以外でも、コミュニティではさまざまなスキルで貢献することができます。営業ならスポンサーを連れてくる、法務なら法律的なアドバイスをする。僕がまさにそうで、放送作家としてシナリオを考えたりしています。みんなが普段やっていることを持ってきてコミュニティに貢献し、NFTの全体の価値が上がれば、結果的に自分が持っているNFTの価値も上がります。

買うだけじゃなく、クリエイターとともに、価値を共有するパートナーである、仕事として貢献できるというところが、Web3コミュニティの新しい点といえますね。