お金

好きなアート&ゲームで稼ぐNFT副業/Web3放送作家SHOWGO(@VVQ_SHOWGO)

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これから激アツなGameFiとは?

山田:
2021年7月に、リアルマネートレーディング(RMT)禁止の規定を、ブロックチェーンゲームには適用しないというガイドラインが設けられました。NFTの登場により、いままでは“ごっこ”だったゲームが本物の経済、つまり実体社会に使えるお金につながって、圧倒的なリアリティが感じられるようになったのです。

「GameFi(ゲームファイ)」とは、ゲームと金融(Finance)が融合したビジネスモデルのこと。ゲームは世界で20兆円のマーケットがあるといわれていますが、購入したゲームアイテムが本当の意味で所有されておらず、ある意味、不健全なマーケットでした。

一方、NFT化されたアイテムは確実にあなたのものなので、好きに育てて好きに売ることができます。つまり、ゲームアイテムにお金を使うことは、下取りという概念を含んだ形になるので、財布が緩む。だから、GameFiのマーケットは桁が1つ変わり、最低でも200兆円になると僕は思っています。

GameFiを生み出した「Axie Infinity」の衝撃

昨年、フィリピンで「Axie Infinity」というゲームが流行りました。ゲームをするとお金がもらえる「Play to Earn」という仕組みを採用し、2021年8月には400億円の稼ぎを叩き出して世界を震撼させました。

このゲームをプレイするには、先に3体のNFTを購入する必要があり、その価格は約10万円。フィリピンでは、お金持ちの人(=マネージャー)がNFTを買い、それを貧しい人(=スカラー)に貸し、プレイによって得られた稼ぎを両者で分け合うという「スカラー制度」が自然発生的に始まり、そこから爆発的な流行に結びつきました。

当時、10万円のNFTを貸しておけば、月に15万円は稼げました。半分に割っても7万5000円。だから、マネージャーはどんどんアイテムを買い、スカラーがどんどん流入。1000万単位で買い込み、千人単位という規模で貸し出す、会社化された組織も登場しました。このムーブメントに驚いた既存のゲーム会社の多くが、今、この領域に飛び込もうとしています。

ゲームで遊んで稼げる「Play to Earn」

僕がやっている会社は、世界で初めてPlay to Earnを始めた“元祖Play to Earn”といわれています。「PlayMining」というプラットフォームを、この2年間で100カ国、240万人近くが体験していて、病気やコロナで困っている人が、ゲーム内で副業を持つことで、自分たちの人生を立て直しているということが世界中で起きています。

SHOWGO:
いくつか選択肢があって、ゲームが好きな人はゲームをやって稼ぐ。投資的にアイテムをいくつか買って、人に貸すのもいいですよね。スカラーになれば、ノーリスクで分け前を得られます。これまでただの暇つぶしだったゲームが、副業になる可能性があるということですね。

山田:
今後、ゲームのラインナップもどんどん充実していきます。これからのゲームファンは、副業としての報酬を自然と得てしまうことになるので、稼ぎすぎた人は確定申告しなければならない、というのがあと数年で常識になっている可能性もありますね。

僕らが提供している「JobTribes」というゲームの例でいうと、約4万円のアイテムを買ってゲームを始めると、28日間で最大約2万5000円を稼ぐことができます。うまくいって半分ぐらいとすると、約1万2000円。つまり、4シーズン目で回収できるうえに、4万円で購入した最初のNFTが資産として手元に残っている状態です。ちょっとしたバイトとしてはいいですよね。

SHOWGO:
GameFiの分野は今すごく盛り上がっていますが、どうしても仮想通貨と紐づいているので、始めにくい部分はあります。でも、耕三さんのところの仮想通貨「DEP」は、日本の取引所にもしっかり上場していて、一発で日本円に換えられるのが便利ですよね。

山田:
正直、ゲームを本業にして会社辞めるのはおすすめしません。自分の仕事をベースにしながら、普段やっているゲームをPlay to Earnに変えてみる。すると、月に1万円か2万円増えるという新しい体験ができると思います。

NFT副業ってどれぐらい稼げるの?

SHOWGO:
現状は、成果報酬型の料金体系が多いですね。プロジェクトに貢献したら、売れた分の中からシェアしますという形。暗号通貨で支払われることや、NFTでいただくこともあります。「なんだ、すぐ稼げる感じじゃないのか」と思ったかもしれませんが、NFTには1枚10万円の価値があるものあります。

ただし、これも近い将来、変わってくると思っています。いろんな企業が参入してきて、事業としてやろうとしている。そのとき、「コミュニティをつくるので、あなたに月額いくらお支払いします」という形になっていくでしょう。

NFT副業の可能性とは

TOMO:
夢のある話をすると、自分が持っているNFTに100万円のオファーが来たこともあります。売らなかったんですけど(笑)。今後は、NFTをマーケティングとして捉える企業が参入してくると、収益はマーケティング費用となるので、定額的なお金として支払われるようになると思います。

山田:
これからは、本当に好きなことをして生きていけるような未来になっていくのではないかと思います。なんだかYouTubeのキャッチコピーみたいですが、YouTubeの場合は「あのプラットフォーム上でやったら食えるよ」だった。

ところが、Web3は、解き放たれた世界のなかで生きていけるわけです。自分の人生と経済を守りながら、副業で「自分の得意な部分ってなんだろう」と考え、勇気を出してコミュニティに入ってみる。自分がコミュニティ立ち上げてもいい。やりたいという熱意を中核にして、コミュニティマネージャーに助けてもらいながら、みんなの役に立つもの、面白いもの、認められるものをつくっていく、そんな時代がやってくると思っています。

SHOWGO:
それこそ「NEO TOKYO PUNKS」の作者は副業で、夜な夜な描いた絵がプロジェクトとして育ち、何千万、何億という売上になっています。夢のある副業ですよね。

コミュニティの仲間たちが分散して手伝ってくれるから、世の中を変えるようなサービスやプロジェクトも副業でできるんです。もしNFTに興味を持ったならぜひコミュニティに入ってもらって、幸せな副業生活を送っていただけたらと思います。

(画像提供:iStock.com/Thinkhubstudio)


SHOWGOさんのイベント動画が視聴できます。
https://www.sanctuarybooks.jp/event_doga_shop/detail.html?id=379



Web3放送作家 SHOWGO
株式会社VVQ代表。放送作家としてYouTube「上原浩治の雑談魂」「OPEN MIC」「SASUKE」「カンテレ競馬」他を担当し、急上昇ランキング1位を3回獲得。また、Yahoo!ニュースでコラムも執筆し、半年で1000万PV、トップ掲載9回。一方、副業としてNFTコレクション「NEO TOKYO PUNKS」の運営メンバーとなり、2222枚のイラストが事前販売を含めわずか2分で完売。好きなコミュニティで楽しく働く「NFT副業」を提唱。