ライフスタイル

出会いの季節に知っておきたい!人間関係のトラブル回避のコツ!

#ライフスタイル

ママ友同士では 

子供が保育園や幼稚園、小学校に入ったときに、「ママ友」という人間関係がはじまります。
ママ友とはうまくやりたい。けれど、毎日お茶に誘われて面倒くさい。
だけど自分が率直な行動をとってしまうと、子供が仲間はずれの標的にされるのではないか。
そんな風に悩む方は多くいます。

ママ友の悩みは大きく2つに分けられます。
ひとつは「子どもに害が及ぶと困るので、嫌な付き合いがやめられない」。
もうひとつは、「そもそもママ友たちとうまくいかない」。
実は、どちらも簡単に解決可能です。
まず何よりも大切なのは、
「ママ友は自分の友達ではない」
という認識を持ちましょう。
ママ友というのは、ママ同士が友達でというわけではなく、「子どもの友達のお母さん」に過ぎないのです。
そう考えると、心配の質が変わります。
敵は作らず、愛想よく「あなたを尊重しています」という態度を取る。
「でも私は人間関係が苦手なので、失礼があったらごめんなさい」と事前に伝えておく。
その上で、どこかの派閥に誘われたとしても、距離をつめすぎないこと。
そうすれば、
「この前はあっちの人と仲よくしていたのに」などと誤解されることは避けられます。
みんなに「ああ、この人は誰とでもいい距離を保っているな」と思わせることができれば、だんだんと信頼を得ていくはずです。

仮にもしいじめや嫌がらせのようなことがあったとしても、何の反応もしない相手は基本的に「いじめがい」がないので、自然と収まっていくでしょう。
私は、「ママ友とは、社会的な仕事」とお伝えするようにしています。
“期間限定の子どものマネージャー役”とも言えるでしょうか。
ママ友のことで悩むよりも、子供とあなたの信頼関係をつくることに力を注ぎましょう。

POINT→ ママ友は友達ではなく、「子どもの友達のお母さん」に過ぎない。


女子の人間関係 水島広子(著)

女子の人間関係

水島広子(著)
定価:1,300円(税込1,430円)
詳しくはこちら
グループ、派閥、噂話、嫉妬など女性特有の人間関係の悩みを持つ方に対人関係療法の専門医水島広子氏がその原因を解析&ステップを踏んで丁寧に解決方法を教えます。
女性だけでなく、女性の部下、上司、恋人、妻を持つ男性も役に立つ内容です。