うつ病になった僕が伝えたいこと

うつ病を患っている全ての人に伝えたい。回復力を上げる3つの極意

#連載エッセイ
#うつ病になった僕が伝えたいこと

過去の旅に出て、うつ病の原因をGETしよう

「2.自分の過去を振り返り、違う選択肢を模索する」

これは究極の暇つぶしでもあり、考え方に柔軟性が出てくる最強の遊び。だと思っています。さて、突然ですが。皆さんは恋愛シュミレーションゲームをしたことはあるでしょうか?

選択肢が出てきて、正解を選ぶと「好感度UP」みたいなゲームです。それを自分verとして遊んでみるイメージ。

今までたくさんのイベントがあったと思います。受験、恋愛、大会、挙げ出したらキリがないでしょう。「あの時、別の行動をしてみたら?」をテーマに「過去の旅」に行ってみてください。旅をする時間が長ければ、長いほど。実は「自己分析」になります。

さて、この遊びをする最大のメリットは「うつ病になった原因」を見つけられること

好きな時代をワープしてもいいですが、メインは「うつ病になる前」ここに集中してフライトをして欲しい。そして、どうすれば「うつ病にならなかったのか」を試して欲しい。そして「原因」を見つけるのが最大の目的です。

うつ病になった理由がわかっていない状態と、原因がしっかりを分析できている状態。回復のスピードにかなりの差が出てきます。そして、「なんで私はうつ病になってしまったんだろう」と落ち込む必要がなくなります。

ちなみに、この遊び。ワタシは4年かけて人生を20週しました。進む量はちょっとでも大丈夫。この過去の旅は「ゲーム」をするような感覚で少しずつプレイした分だけ、自分にしっかりと返ってきます。

自分にしか得にならない選択

「3.自分のためだけの選択をしてみる」

ここは少し難易度が高めですが、これができるようになれば。回復がグッと近づいてきます。できたらラッキーと気楽に読んでくださいね。

うつ病になってしまう人の多くは「周りの配慮」まで考えています。つまり、自分だけではなく。それ以外の人のことも考えているという点です。

例えば、「家族」「友人」「恋人」「恩人」これらの人を自分よりも守ったり、特別に扱おうとしている傾向があります。

シンプルに考えれば、自分以外の人も同じレベルで考える。ということは、それだけ「思考力」を使う。ということになります。ですので、疲れやすくなったり。消耗しやすくなりますよね。しかも、大切にしたい人の数が多ければ多いほど。

要点をぶっちゃけてしまうと「他人のこと考えるな」ということです。

こんなことを言うと「大切な人を見捨てろっていうのか!」と炎上しそうですが、正確にいえば「他人のことを考える時間を減らす」というのが最大の目的になります。

そのために最初は「自分の損得だけで考えて行動をする」というスタンスから入ることをオススメします。ちなみに、この練習。「どこでやればいいんだ!」と思うでしょうが、過去の旅で試してみてください。

できる方はリアルの世界で「自分だけが喜ぶ選択」を期間限定。うつ病のときだけでも実行してみてください。最初は違和感しかないと思いますが、慣れてくると体力の消耗量が減って驚くほど回復スピードが上昇しますよ。


うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと デラさん

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