『うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと』(2022年11月8日発売)著者のデラさんに「うつ病のボクが気分転換するための方法」を聞きました!
「うつ病ってよく分からないけど、知りたい。そんな人のために書きました」
こんにちは。Twitterでフォロワー約17,000名。ココナラで「うつ病彼氏の恋愛相談」の仕事を約200件。うつ病になって9年目に突入しました「デラさん」です。以前に「講演会」をさせていただき、記事化していただきました。そちらもチェックしていただけると嬉しいです。
うつ病ってワードを聞くことがあっても、具体的にどういう病気なのか。理解できていない方も多いかもしれません。
そう思ったのは、Twitterで発信をしていて間違った解釈をしている人を多く見かけたこと。相談を聞いていて、良かれと思っているけどイヤだと感じる行動をしてる人が多かったから。
うつ病の恋人に適切なサポートをするために、うつ病の人が周りにいるという方に。そして、うつ病かもしれない。そう思っている当事者の方に読んでいただき、参考にしてくれたら嬉しいです。
できるだけ今回は「うつ病」というものを専門用語を省いて記載していきますね。この記事を読むことによって、うつ病のイメージを理解することができると思います。
ボクの感覚で話していくので、医学的に少し違うとか。あるかもしれませんが、WEBとかYouTubeの動画をほぼ見ていないためご了承ください。
目次
うつ病ってこんな病気です。
ズバリ言ってしまうと「脳の疲労が溜まることで起きる、脳の機能が低下する病気」だとボクは思っています。
よく心の風邪とか、メンタルが弱い病気とか言われてきてるかもしれませんが。そうではなく、脳を使いすぎて起きてしまう状態だと思っています。
マラソンなどの長距離走をしていると、息が切れて「ハァハァ」と呼吸が荒くなってくると思います。実は脳も同じだと思っていて、使いすぎたり疲れてくると同様に「ハァハァ」と言っていると思っています。
そして、その状態になると普段「当たり前にできたこと」ができなくなりやすい。走りながら計算問題を出されても、正しい回答を出すことが難しくなるのと同じ。そして、厄介なことに「脳の疲労」は目で確認することができません。
息が荒かったら、他の人の目でもシンドイのだろうと分かることができます。しかし、脳の疲労は本人ですらも気がついていないことが多く。発見するのが困難です。
脳の疲労が溜まると起きる症状。
ドラクエやポケモンなどのRPGゲームでは、レベルが上がる度に使える技が多くなったり強力なわざを使えるようになります。
脳の疲労も疲労が溜まった量が多くなればなるほど、重い症状が出るようになります。最初は軽いものばかり。気づく方が難しいと思いますが、それをスルーすると「茹でカエル」のように気がついたら発症していた。となりやすいです。
最初は「凡ミスが多くなる」「集中力がなくなる」「眠りづらくなる」などの見極めが難しい内容からスタートします。人によっては甘えるなと言いたくなる人もいるかもしれませんね。
そして重くなってくると「文字を読むのがシンドイ」「自分の言葉が出てこない」「感情が分からない」「味がしないor薄く感じる」などの気合いや根性では、どうにもならないゾーンへと突入していきます。
本来は、ここまでの間であれば。後戻りはギリギリ可能だと思います。その前に休んだり、仕事をやめたり、対策を取ることができれば。早い段階で復活をすることもできますし、後遺症も少なくて済むはず。
ここを超えると「手足が震えて動けなくなる」「地球の重力に耐えられなくなる」「ネガティブな感情に支配される」というヘビーな症状に襲われるようになり、ボクは経験したことはないですが「幻覚や幻聴」などの最高クラスの症状が出るようになってしまうと入院レベルにまで発展することもあります。
うつ病になりやすい人の特徴について
そして、このような「脳の疲れを溜めやすい人」には特徴があります。
1.同じことを連続して考えてしまうこと
2.ずっと答えのないことを考えてしまう
3.自分ルールがとても厳しい(プライドが高い)
4.何も考えずに休まる時間を作らない
自分の経験と、他の人の事例から。このような思考をしている人は、脳のダメージを受けやすく回復スピードが落ちる傾向にあります。
逆に、上記の内容に該当しなければ。この状況に気がついて、思考を変えたり工夫をすることで消耗する量を減らすことが可能。
そうすれば、うつ病から回復することも。うつ病の予防にも。そして、1日のパフォーマンスをあげることにも繋がります。