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【チェックリストあり】SNSに疲れる原因って?対策をして上手く付き合う方法を徹底解説

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「SNSでのコミュニケーションに疲れた……」
「いつも写真映えやいいねのことばかり考えてしまう」
「突然ブロックされてしまった」
などの悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

オンラインでのコミュニケーションが増え、私達の生活に欠かせなくなったSNS。便利に繋がれる反面、SNSでのコミュニケーションに疲れている方も多くいます。この記事では、Jamさん著書『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』から、SNSに疲れる原因や、脱却する方法について解説しています。

SNS疲れや、リアルな人間関係の悩みを解決する方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事は書籍『 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。で 』の関連コラムです。

SNS疲れとはSNSコミュニケーションの精神的・身体的気疲れ

SNS疲れとは、SNSを頻繁に利用して、コミュニケーションに気疲れてしまった状態のことです。

X(旧Twitter)、Instagram、LINEなどを長時間使用して、精神的・身体的疲労を引き起こします。自分の発言に対する反応を過剰に気にしたり、知人の発言にリアクションしなければいけないと義務感を持っている方は多いのではないでしょうか。

上手に使えば便利なSNSですが、他人の目に気にしすぎて疲れてしまうことを「SNS疲れ」と言います。

疲れ度をチェックしてみよう!

あなたのSNS疲れ度をチェックしてみましょう。

  • フォロワーやいいねの数に一喜一憂する
  • 1日に何度もSNSをチェックする
  • Lineで既読がついているか確認したり、返信がないと落ち込む
  • SNSの通知はすぐに確認しないと落ち着かない
  • 常にSNS映えを追求してそのために予定を立てる
  • 充実している友人の投稿にイライラしたり嫉妬したりする
  • 友人の投稿には必ず「いいね」をしないといけないと義務感を持つ
  • 人と会っていてもSNSが気になってそわそわする
  • 自分が投稿したい内容よりも、周囲から反応が得られるかを基準に考えている
  • SNSをしていないと、友人達から取り残されそうで不安になる

5個以上当てはまる場合は、SNSの使いすぎかもしれません。身体的、精神的に疲れていると感じている方は、SNSとの向き合い方を考え直してみてください

SNSに疲れる原因10選

SNSに疲れる原因を10個ご紹介します。

  1. リアクションしなければいけないことが多すぎる
  2. 自分の悪口を言われていると感じる
  3. 理由も分からずブロックされたり、フォローを外される
  4. 苦手な人からの友人申請が断れない
  5. SNSを見るのを辞められない
  6. 人の幸せや成功に嫉妬してしまう
  7. 人の自慢話にイライラする
  8. 「いいね」がたくさん欲しいと思ってしまう
  9. 知らない人から攻撃される
  10. ネガティブな言葉ばかり目が行く

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.リアクションしなければならないことが多すぎる

SNSではコメントへの返信やフォロー返しなど、対応することが多くて気持ちが疲れてしまいます。相手はコメントを送った時点で目的を果たしているのに、返事をしないといけないと思ったり、フォロー返しをしたり、対応することが多くてSNS疲れを引き起こします。

2.自分の悪口を言われていると感じる

身近な人の意味深な投稿を見ると、「もしかして自分のことかもしれない」と不安に感じる方は多いのではないでしょうか。ネガティブな内容は目に止まり、心がえぐられます。言った本人は深い意味はなく投稿していても、見ている側は、自分の悪口を言われていると感じて気疲れしてしまいます。

3.理由も分からずブロックされたり、フォローを外される

SNSは人と簡単に繋がれますが、簡単に離れることもできます。突然ブロックやフォローを外されると、嫌われてしまったと感じ、ストレスが溜まります。システムトラブルや、スパムにのっとられた可能性もあるのに、理由も分からずいきなりブロックされると、不安になってSNS疲れに繋がります。

4.苦手な人からの友人申請が断れない

会社の人や苦手な人から友人申請がきて、断れないことも精神的な負担となります。全く知らない人であればスルーできても、リアルで繋がりのある人は断るのが難しい場合もあるでしょう。プライベートを晒すことになり、投稿する内容に気を遣ってしまいます。楽しめていたSNSが、ストレスの原因になります。

5.SNSを見るのを辞められない

SNSは中毒性があります。YouTubeやInstagramなどを無限に見てしまい、身体の健康に影響が出てしまうこともあるでしょう。ほとんどのSNSは無料で楽しめるので、制限なく使ってしまいます。SNSを見るのがやめられず、目や脳など身体に疲れが出たり、睡眠不足に陥ったりすることがあります。

6.人の幸せや成功に嫉妬してしまう

SNSでキラキラした部分ばかりを投稿している人を見て、自分と比べて落ち込んだり、嫉妬したりすることがあります。SNSで見る内容が相手のすべてだと思い込み、自分にはない幸せそうな様子に劣等感を抱くこともあるでしょう。人の幸せや成功を素直に喜べず、そう思ってしまう自分自身を嫌いになって、SNS疲れへと繋がります。

7.人の自慢話にイライラする

SNSで自分の成功や、自慢をアピールしたがる人は少なくありません。そんな投稿にイライラして、いちいち反応しているとSNS疲れに繋がります。見たくなければその場で閉じればいいものの、ついつい見続けしまい精神的に疲れが溜まってしまうのです。相手は自由に書いているだけなのに、自分で見る選択をして、SNSをストレスに感じます。

8.「いいね」がたくさん欲しいと思ってしまう

SNSは自分の好きなことを自由に発信できるメリットがありますが、いいねやコメントなど、反応を過剰に気にしてしまうことがあります。反応がもらえると嬉しいし、いいねの数字が増えると自己肯定感が満たされるかもしれません。一方で度を超すと、毎日数字をチェックしたり、映えを気にしたり労力を使います。反応が少ないと落ち込んで、次第に疲れへと繋がるでしょう。

9.知らない人から攻撃される

SNSでは、ある日突然知らない人から攻撃されることがあります。鍵をかけていないアカウントは、多くの人に発信できるメリットがありますが、匿名で中傷されるリスクもあります。平和に使っていたSNSを恐怖に感じ、精神的ダメージを受けることになるでしょう。

10.ネガティブな言葉ばかり目がいく

SNSで流れてくる言葉は、いいものばかりではありません。愚痴や悪口が匿名で書かれて、自分に向けられることもあります。「SNSではよくあることだから我慢しよう」と言い聞かせていると、ストレスが蓄積されていきます。ネガティブな言葉にばかり目がいき、SNSに疲れてしまうパターンです。

SNSに疲れやすい人の特徴

SNSに疲れやすい人は次のような特徴があります。

  • 映えに囚われてしまう
  • 長時間使用してしまう
  • SNSで繋がっている友人が多い

映えに囚われてしまう

SNS映えに囚われて、完璧を目指す人は疲れやすい傾向にあります。

  • 写真の加工
  • 配置
  • 色味

など、納得するまで何枚も写真を撮り続けたり、加工をしたり、映えにこだわります。SNS映えに手が抜けなくなり、旅行や食事中でもSNSのことばかり考えてしまいます。自分で満足する投稿ができても、周囲の反応が薄いと落ち込み、次第にストレスになるでしょう

長時間使用してしまう

頻繁にSNSを利用する人は疲れが溜まりやすいです。SNS疲れをしている人の特徴として、スマホを開いたらすぐにSNSをチェックしてしまいます。

  • 送ったメッセージに既読がついていないか
  • 自分が投稿したものに反応があるか
  • 知人の発言に対してリアクションを漏らしていないか

このように、SNSに依存して無限に見てしまいます。結果睡眠不足や、目の疲れで身体的な疲れを引き起こしてしまうのです。

SNSで繋がっている友人が多い

SNSで繋がっている友人が多いのも、SNSに疲れやすい人の特徴です。SNSでは近況を簡単に知れる反面、知りたくない情報を目にしてしまうこともあるでしょう。

  • 私生活が充実している友人
  • 仕事で同じレベルだと思っていた人の成功の報告
  • 同じクループなのに、自分以外で集まっているのを知る

自分が知りたいと思っていなかった情報がたくさん入ってきて、焦ったり、へこんだり、精神的に疲れてしまいます。SNSのフォローが多い人ほど、より多くの情報が入ってきて、ストレスを感じることがあります。

SNS疲れから脱却する5つの方法

SNS疲れから脱却する5つの方法を紹介します。

  1. 使用時間を決める
  2. いいねやフォロワーの数を気にしない
  3. 通知をオフにする
  4. 自分らしさを大切にする
  5. アカウントを使いわける

1.使用時間を決める

SNS疲れから脱却するには、使う時間を制限してみてください。SNSを無限にチェックしてしまうという方は多いはずです。意図的に、スマホを持たない時間を作ることが大切です。「この時間はSNSをチェックしない」と家族や友人に宣言して、制限時間を設けてみましょう。

2.いいねやフォロワーの数を気にしない

いいね数や、フォロワー数を気にしないことが大切です。周囲と比べて、いいねやフォロワーの数が少ないと落ち込んでしまうこともあるでしょう。しかし、SNS内の数字で自分の価値は決まりません。数字に囚われず、気にしなことがSNS疲れから脱却する方法のひとつです。

3.通知をオフにする

いいねやコメントなど、SNSに関する通知をオフにしてみるのもいいでしょう。スマホを触っていなくても、通知がくるからついつい気になって見てしまう方は多いはずです。通知をオフにすると、周囲の投稿や自分への反応が気になりません。結果、SNSに意識がいかず、疲れが溜まりにくいので試してみてください。

4.自分らしさを大切にする

SNSで本来の自分を隠している人は、自分らしさを大切にしましょう。キャラ作りせず、自分に素直でいることで、SNS疲れは軽減されます。周囲の反応を気にして、いつもと違う自分を演じる必要はありません。自分らしさを大切にすることで、ストレスから解放されるでしょう。

5.アカウントを使いわける

プライベートと仕事で関わりのある人と、同じアカウントで繋がっている場合は、使いわけるのもひとつの手段です。投稿するとき、「職場の人に知られたくない……」と気にしすぎると、疲れてしまいます。

それぞれのコミュニティで、自分が見せている顔が異なることもあるでしょう。プライベートと仕事用でアカウントを使いわけることで、ストレスは軽減されるはずです。

疲れ対策をしながらSNSと上手に付き合おう

今回はSNSに疲れる原因と脱却する方法、SNSに疲れやすい人の特徴を紹介しました。Jamさん著書『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』では、SNS疲れについてはもちろん、リアルな人間関係の悩みを解決するヒントが紹介されています。SNSに疲れてしまった方、職場や友人との人間関係で悩みがある方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。心が楽になる考え方がきっと見つかるはずです。

この記事は書籍『 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。で 』の関連コラムです。