蟹座がつらいときに立ち直る5つの方法とは？

人間関係が複雑になったり、いろいろな情報が入ってきたりするいまの時代。
「立ち直れないかも…」と思うほどつらい経験をした、という蟹座の方もいるのではないでしょうか。

この記事では、蟹座のあなたがつらいときに立ち直る5つの方法を、大人気占い師・鏡リュウジ著書『優しさをつらぬけ　蟹座の君へ贈る言葉』より、ご紹介します。
気分の浮き沈みに悩んでいる蟹座の方は、ぜひ記事の内容を最後までご覧ください。

蟹座はつらいときどん底まで落ち込む

12星座のなかでも、魚座・さそり座と並んで感情の星座といわれる蟹座。
いつも人のことを考えて支えてあげているため、自分の感情は後回しにしてしまいがちです。
さらに「母親」のように強くあろうとして、人に頼ろうとしない一面もあります。

その結果、つらいときはとことん落ち込むし、腹が立ったら最初は我慢して、のちのち爆発させるということも少なくありません。
つらい気持ちをひとりで解決しようと努力して、さらに苦しくなってしまうというループに悩んでしまうのです。

ここでは、蟹座がつらいときに立ち直る5つの方法を解説します。
「落ち込んだときはどうやって解決すればいいの？」と思われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

つらいことがあると、心のなかが悲しみでいっぱいになってしまうかもしれません。
そういうとき「悲しみ」ではない別の強い感情で、満たすことを意識してみてください。
例えば、毎回感動して泣いてしまう映画を観る、遊園地に行ってその世界観を精一杯楽しむ、お笑い番組を見て思いっきり笑うなど。

負の感情だけに飲み込まれてしまうと、広い視野で物事が見れなくなったり、すべてのことをマイナスに考えたりします。
別の感情でつらい気持ちを上書きすれば、傷ついた心が回復し、明るい気持ちで前を向けるようになるでしょう。

蟹座はテリトリー意識が強いため、自分が受け入れられる範囲外のことをすると、人より何倍も強いストレスを受けて心が疲れてしまいます。
上司に頼まれると断れず多くのタスクを抱えている、自分の能力以上の仕事を受けてしまうなど。

初めてのことや緊張する出来事が重なると、蟹座にとっては心身ともに大きな負担になるのです。
いまの状況が息苦しいと感じたら、テリトリーの範囲を狭くしてみてください。

仕事を抱えすぎていたら、信頼できる人に任せてみるのもいいでしょう。
「上手くできるかわからない」という不確実な状況から「絶対大丈夫」と思えるところまでテリトリーを狭くすれば、失敗することなく自信をもって物事に取り組めるようになります。

つらいときこそ、自分ではない「誰か」を助けようとするのも、蟹座が立ち直るのにおすすめの方法です。
蟹座は誰よりも愛情深く、気遣いが得意な星座。
自分がつらい状況だとしても「誰かのため」と思うことが、行動する原動力になるのです。

失恋した友達の愚痴を聞いて寄り添ってあげる。炊き出しのボランティアに参加してみる。困っている友人の仕事を手伝う。

蟹座は困っている人を目の前にしたら、自分のつらい感情を忘れてその人を精一杯サポートできます。
悲しいときや落ち込んでいるときこそ、誰かを助けることで巡り巡って自分の心を救えるでしょう。

いつも周囲の人に寄り添って、甘えさせてあげている蟹座のあなた。
誰かを守れる自分であろうとするあまり、自分自身を甘やかすのは苦手です。

しかし、蟹座も人間なのでときには落ち込むこともあるし、つらい感情に押しつぶされそうになることもあります。
そんなときはがんばっている自分を抱きしめて「いつもお疲れ様」と褒めてあげましょう。

そしてプライドを取り払って、周囲の人に愚痴をいったり、悩みを打ち明けたりして頼ってみてください。
限界までひとりで抱え込む必要はありません。
蟹座の優しさに触れた人たちが、あなたを甘えさせてくれるはずです。

12種類の星座のうち、ホロスコープの図で最も下に位置する蟹座。
その位置が示すように、蟹座を形成しているのは「過去」の思い出や出来事です。

直近でなにかあったわけでもないのに、気分が落ち込むことがあればそれは「過去のつらい記憶」が、関係しているかもしれません。
例えば、親や先生から怒られて自信を失った、友達からいじめられた、大事な場面で失敗してしまったなどの経験はありませんか？

普段忘れている記憶でも、ふとした瞬間にそのつらい感情は形を変えて表に出てきてしまいます。
見て見ぬふりをせず、過去の傷と向き合って、つらい思いをした自分の心を抱きしめてあげてください。

なにがつらかったのか、ペットやぬいぐるみなど人以外のものでもいいので話すことで、自分自身の心の傷に気づけて、絆創膏を貼ってあげられます。
そうすれば傷口が開くことはなくなり、前を向いて歩き出せるでしょう。

この記事では、蟹座の人がつらいときに立ち直る方法を5つ紹介しました。
感受性豊かな蟹座は、悲しいことがあればとことん落ち込みます。
そんなときは、自分のがんばりを認めて褒めてあげましょう。
そしてつらいときこそ誰かのために動くことで、気持ち晴れやかにまた進み出せるはずです。

大人気占い師・鏡リュウジ著書の『優しさをつらぬけ　蟹座の君へ贈る言葉』は、蟹座の人がより人生を生きやすくする方法について詳しく解説されています。
いま気持ちが落ち込んでいたり、前に進む足が止まっていたりする人がいたら、ぜひこの本を読んでみてください。