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友達が一人もいないとどうなる?大人が友達を作る5つの方法も紹介

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自分には友達がいないと思ったとき、深い孤独感に襲われることがあります。昔からの友達は仕事が忙しかったり、ライフステージの変化で疎遠になったりして、気づけば休日にひとりぼっちなんてことがあるかもしれません。すると、この先どうなるのかと不安を感じてしまいますよね。

そこでこの記事では、友達がいない人の特徴や、新しい友達の作り方を紹介しています。友達を作るのが苦手な人でも、気づけば友だちに囲まれた生活を送れるようになるかもしれません。

この記事は書籍『 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 』の関連コラムです。

友達が一人もいない人の特徴

友達が一人もいない人の主な特徴を見ていきましょう。

  • 価値観の合う人がいない環境にいる
  • ネガティブな思考を持っている
  • 自分から積極的になれない
  • 他人を信用できない
  • 一人で行動することを好む

詳しく説明していきます。

価値観の合う人がいない環境にいる

価値観の合う人や共通の趣味がある人とは自然と仲良くなるものです。周りの人と考え方が異なっていると、共通の話題が見つからず、仲良くなりにくいもの。このような環境にいると孤立してしまうのです。

ネガティブな思考を持っている

人間関係を築く上で、ネガティブな思考は障害となります。「どうせ自分なんて」と思い、他人との交流を避けてしまえば、友達ができにくくなります。

また、些細な出来事でも悪く解釈してしまい、人間関係を壊してしまうことも。ネガティブな思考が友達作りを困難にしているのです。

自分から積極的になれない

内向的な性格だったり、自分に自信がなかったりすると、自分から積極的に話しかけることができません。受け身でいることで、友達ができにくくなります。

声をかけるタイミングを逃してしまったり、何を話せば良いのか分からずに黙ってしまったりすることが続くと、周囲の人も接し方に困ってしまい、仲を深めることができません。

他人を信用できない

過去に嫌な経験をしていると、人に対して不信感を持ってしまい、良好な関係を築く前に距離を置いてしまいます。相手を信頼できないので心を開くことができません

人を信じることが怖いと感じていると、心から楽しめず、友達ができにくくなるでしょう。

一人で行動することを好む

一人で行動することを好む人は、積極的に人と関わろうとしないため、友達ができにくくなります。一人でいる方が楽だと思っている人も多いので、友達を作る必要性を感じないのです。

一人でいることが普通になっていくと、周りの人も積極的に誘ったりしなくなります。結果的に友達がいない状態が続いていきます。

友達が一人もいないとどうなる?

友達がいなくても平気な人もいますが、友達が一人もいない状態が続くとどうなるのでしょうか。具体的な影響について説明していきます。

休日を有意義に過ごせない

友達がいないと、休日も一人で過ごすことになります。家で一人で過ごしたり、行動範囲も自分が知っているところのみです。会話を楽しむことがないので、充実感を得にくくなることがあります。

休日が単なる休息の時間になってしまい、心のリフレッシュが不十分なままなので、ストレスが溜まりやすくなってしまいます。

相談相手がいない

生きていると、大小さまざまな悩みや問題が生じます。友達がいないと、これらの悩みを気軽に相談することができません。自分一人で抱え込んでしまうことになり、心の負担が大きくなってしまいます。

相談相手がいることで、悩みや問題を客観的に捉えられるので解決策を見つけやすくなるのです。

孤独死のリスク

友達がいない状態が続き、高齢になってくると、社会的にも孤立してしまいがちです。日常的に誰とも連絡を取らない生活を続けていると、何かあっても気づいてもらえないリスクが生じてしまうでしょう。

友達を作る5つの方法

友達が一人もいない状況を変えたいなら、具体的に行動する必要があります。ここでは、友達を作る5つの方法を紹介します。

  1. 友達の定義を柔軟に考える
  2. 環境を変える
  3. コミュニティに入る
  4. 笑顔を意識する
  5. 自分から話しかけてみる

詳しく見ていきましょう。

1.「友達」の定義を柔軟に考える

「友達」と聞くと、なんでも話せる親友を想像するかもしれません。しかし、同じ趣味を持つ仲間や、学校や職場で気軽に話せる人も友達だということができます。

友達を作ろうとして、急に親密にならなくてはいけないと考えないことです。自分のことを全て受け入れてくれたり、どんなときでも自分だけのことを考えてくれたりする人だけが友達ではないのです。

たまにしか会えなくても、プライベートのことはよく知らなくても、一緒にいて楽しいと感じることができる人は友達。そう考えることで、交流が楽しくなって人とのつながりが増えていきます。

2.環境を変える

今いる環境で友達が作りにくいと感じるなら、新しい環境に身を置いてみるのも一つの方法です。新しい学校や職場、住む場所など、環境が変われば新しい出会いがあります。以前の環境では受け入れられなかった趣味や価値観が、新しい環境では友達作りのきっかけになるかもしれません。

また、自分自身の新しい一面を発見できる可能性もあります。今の環境で価値観の合う人がいないと感じている人は、思い切って新しい環境に飛び込んでみましょう。ずっとそこにいたら見ることのできなかった世界が広がっているかもしれません。

3.コミュニティに入る

同じ趣味を持つ人が集まるコミュニティに入れば、共通の話題がある人と知り合うことができます。自然と会話が生まれて打ち解けやすいので、気負わなくても気づけば友達になっていたということもあり得ます。

趣味がないなら、新しい趣味を作ってみましょう。やってみると夢中になれる趣味が見つかるかもしれません。趣味を持つのは楽しいですし、そこから友達ができればもっと楽しくなります。趣味についてはそれほど詳しくなくても、いろいろ教えてもらっているうちに仲良くなれるはずです。

インターネットを通じたコミュニティも多くあります。気になるコミュニティを見つけてみてください。

4.笑顔を意識する

笑顔は人を引き寄せる力があります。初対面の人と接する際には、笑顔を心がけることで相手に良い印象を与えることができます。友達になりたいと思ってくれる人も現れるはずです。

笑顔でいれば、話しかけやすく感じるので、相手の方からアプローチしてくれるかもしれません。意識せずとも、自然と友達ができていきます。

5.自分から話しかけてみる

共通の趣味があったり、笑顔を心がけていると、自然と友達ができやすくなります。しかし、お互いに話しかけてもらうのを待っている人同士だったら、親しくなることはできません。ときには勇気を出して話しかけてみることも大切です。

気の利いた話題が難しいなら、挨拶程度の会話でも問題ありません。相手も話したいと思っているかもしれないのです。自分から話しかけることで相手も親しみを感じ、思ったより会話が弾んでしまうこともあります。

最初は緊張するかもしれませんが、自分からの一歩が、新しい友達を作るきっかけになるのです。

友達がいなくて孤独を感じたときの対処法

友達がいないことで孤独を感じることがあるかもしれません。ここでは、孤独感を減らす方法を4つ紹介していきます。

  • 好きなことに没頭する
  • 自然の中に行く
  • 自分の気持ちを書き出してみる
  • 家族や地域社会とのつながりを持つ

できそうなことがあれば、ぜひやってみてみてください。次から詳しく解説していきます。

好きなことに没頭する

趣味や興味のあることに没頭すると、孤独感を忘れることができます。好きなことをして一人の時間を充実させることで寂しさを感じにくくなるのです。これは、脳がその活動に集中し、ネガティブな感情を排除するからだと言われています。

また、好きなことに没頭して知識や経験を増やすことで、同じ趣味を持つ人と新しい交流が生まれる可能性もあります。孤独感を和らげるだけでなく、友達を作るチャンスにもつながっていくのです。

自然の中に行く

孤独を感じたときは、自然を感じてみましょう。大自然の中に行かなくても、空を見上げたり、風を感じるだけでよいのです。自然を感じてその心地よさに無心になると、孤独な気持ちを忘れられます。

また、自然の中に行くと心が落ち着き、心がリラックスできます。ストレス解消にも効果があるので、孤独を感じたからと言って部屋にこもらず、ふらりと散歩に出掛けてみてはいかがでしょうか。

自分の気持ちを書き出してみる

孤独を感じたとき、自分の気持ちを紙に書き出してみることで心の整理ができます。自分の感情を客観的に見つめ直すことができるので、気持ちが軽くなります。書くことでネガティブな感情が落ち着いていくのです。

書くことで新しい気づきを得られることも。日記を書いたり、将来の自分に向けてメッセージを書くことも効果的です。

家族や地域社会とのつながりを持つ

友達がいなくても、家族や地域の人との関わりを大切にすることで孤独感を軽減できます。家族との会話を増やしたり、地域のイベントに参加したりすることで、人との繋がりを感じられるのです。

ボランティア活動などに参加すれば、社会との接点を持てます。

考え方を変えることで友達ができる

友達が一人もいない人の特徴や、新しく友達を作る方法をご紹介しました。友達は絶対に必要かと言われれば、そうではないのかもしれません。友達がいなくても楽しく生きている人は少なくないはずです。しかし、友達がいることで得られる楽しさや喜びもあります。

大人になると、忙しかったり、同じ環境が続いたりして、新しい友達を作る機会が減るかもしれません。しかし、自分から行動することで友達を作ることはできます

とはいえ、それが難しいから困っているという人は、考え方を変えてみるところから始めてはいかがでしょうか。Jam氏の著書『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』では、心が軽くなる考え方を紹介しています。

一人で抱え込んでしまっている悩みを消して、前向きな気持ちになれれば、自然と友達ができているかもしれません。

この記事は書籍『 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 』の関連コラムです。