3 健康管理 編
健康は“全てのはじまり”であり、
健康こそが、人生における「限りなく重要な項目」の一つです。
私は、心の健康(安定)を大きく3つに定義しています。
・ストック収入で十分な蓄えがあること
・大切な人たちを愛し、愛されていること
・健康診断で全ての数値が正常であること
「人生で大事な8つの自己管理」の中でも、私は特に、お金・人間関係・健康への意識を強く持ちながら生活しています。
今回は、私が日頃から行っている「人生がうまくいくための健康管理術」について見ていきましょう。
〜仕事における自己管理8箇条〜
1.仕事
2.お金
3.健康
4.家族
5.人間関係
6.学び
7.遊び
8.住まい
目次
①朝一ベランダに出る
私が起きて、朝一番にすることは、ベランダに出ることです。
布団の中で携帯を触るでもなく、トイレに行くでも歯を磨くでもなく、まず、ベランダです。
朝一は、外気に触れ、日光を浴びましょう。
日光を浴びることで、セロトニン(幸せホルモン)が生成されます。
心と身体は連動します。
セロトニンが生成されることで、自分で自分をご機嫌にすることができ、心が整います。
軽い脳疲労であれば、一週間続けるだけでも、「不安」が頭をよぎる回数は減るでしょう。
「太陽の光」を浴びると、脳のセロトニン工場が動き始めます。
調子が悪いからといって、昼近くまで寝たり、テレワークで一歩も外に出ない人は、セロトニン工場がスタートしません。
朝、太陽の光を浴びながら散歩をして、その後に朝食をよく噛んで食べれば、セロトニンは十分に活性化するのです。
自分がご機嫌でいると、人間関係が良好になります。
親しい友人とカフェで1時間おしゃべりをすると、「ああ、楽しかった」と思うはずです。
この時に分泌されているホルモンが、愛とつながりのホルモン「オキシトシン」です。
オキシトシンは、「幸福物質」とも呼ばれ、人と交流して、「楽しい」「幸せ」「癒される」と感じる時に反応します。
赤ちゃんを抱っこする、恋人とハグをする、人との間で「共感」が生まれる、このような時に、オキシトシンは大量に分泌されるのです。
日光を浴びてセロトニンを生成することは、オキシトシンの分泌を促進することにも繋がるのです。
②午前中と寝る前にサプリメントを摂取する
セロトニンの90%は腸でつくられています。
腸でつくられたセロトニンは、迷走神経を刺激して直接脳に影響を与えます。
腸内環境を整えることが、ネガティブな思考を取り除き、心と身体を整えるのに必要な条件になってくるのです。
腸内環境を整えるためには、食事管理が必須です。
ところが、食物の中に含まれる栄養素は、品種改良や土壌の変化によって90%ほど減少していると言われています。
通常の食物から昔と同様の栄養素を摂取しようとすると、10倍程度食べなくてはならないのです。
それは、物理的にも金銭的にも困難です。
であれば、必要な栄養素だけを凝縮したものを作り、それを食べたら良いのでは?という発想から生み出されたのがサプリメントなのです。
私は午前中に執筆しながらサプリを食べ、食事前にもサプリを食べ、寝る前にもサプリを食べ、常に腸内環境を整えながら、必要な栄養素を接種することを心がけています。
ちなみに、私の食生活は次のような流れです。
朝 コーヒーと軽食(タンパク質中心)
昼 食べすぎない(眠くなり仕事の効率が落ちるため)
夜 好きなもの食べる(眠くなっても大丈夫!)
夜は、ラーメンも中華も食べるし、お酒を飲むこともあります。
だからこそ、サプリメントで必要な栄養素を摂取する事で、少しでも罪悪感を消し去ろうとしているのです。
③メンテナンスデーを設ける
私は月に1回、必ずメンテナンスデーを設けています。
メンテナンスデーで行うことは下記の通りです。
・良質な睡眠
・歯医者(歯石とり)
・整体/マッサージ
・美容室
睡眠不足は人を消極的にすると言われています。
睡眠不足は、感情のコントロール機能を低下させたり、ストレス耐性が弱くなる原因と言われており、心が乱れやすい原因に繋がります。
私は、睡眠時間もそうですが、睡眠の質にもこだわっています。
睡眠の目的は、脳疲労を減らすためです。
いくら寝ても質が悪く、起きた時に疲労感が残るような睡眠の取り方だと、ワーキングメモリ(脳内で情報を一時的に記憶・処理する能力)はどんどん減る一方です。
良質な睡眠をとることで、1日の稼働時間を効率的に使っていきましょう。
歯のメンテナンスも重要です。
私は、予防歯科派です。
虫歯や歯周病を未然に防ぎ、健康な歯を長く維持し続けることで、美味しくご飯が食べられて、健康寿命が伸びるのです。
毎月ではないですが、ホワイトニングも欠かしません。
美容室も然りですが、見た目の美しさはとても重要です。
整体は、本来の正しい位置に、正しく置くことで、疲れにくい身体が形成されるだけでなく、心や身体をも健康に保ちます。
現代は、パソコンやスマホの見過ぎから、眼精疲労や脳疲労、首や肩の凝りや身体の歪みが生じやすくなっています。
仕事を頑張っている人ほど、整体に通う必要が出てきているのです。
首と骨盤の位置が調整されると、背骨を支える筋肉の緊張がほぐれて、血流も良くなります。
そして副交感神経が刺激を受け、緊張状態からリラックス状態へと変わりやすく、疲労を取りやすい状態になるのです。
④忘年会は11月に開催する
最後は、この時期の過ごし方のワンポイントアドバイスです。
日本人はイベント行事が大好きな民族です。
1月 正月
2月 バレンタイン
3月 ひな祭り、送別会
4月 花見、歓迎会
5月 ゴールデンウィーク
6月(5月末) 誕生日 ※ここは個人的です
7月 七夕、海の日
8月 夏祭り、花火大会
9月 お月見
10月 ハロウィン
11月 忘年会
12月 クリスマス
行事が多いということは、人混みに触れる機会が増えるということです。
師走の仕事の追い込みによる体力・免疫力の低下に加えて、インフルエンザの増加。12月に忘年会を行うというのは、健康管理・体調管理の面でいうと、とても危険な行為なんです。
インフルエンザが流行っている時期に、わざわざウィルスの影響を受けに行っているようなものです。
私のおすすめは、忘年会は11月の間に終わらせておくことです。
12月はどこも混んでいるし、そもそもみんな忙しく予定を合わせにくいことが多いです。
また、忘年会続きで体力も限界に達し、ベストコンディションでない人も多くなる年末。疲労が蓄積していると、会話がチグハグになったりもします。
私も先日、自分の忘年会を開催しましたが、みんな「この時期に忘年会はありがたい」と口を揃えて言っておりました。
私も以前は、仕事を年末締切までやり切り、忘年会へ。休みに入った途端に気が抜け、風邪の菌をもらって寝正月。という勿体無い過ごし方をしていた時期もありました。
11月に前倒しで忘年会を行うようになってからは、布団に虚しく横たわる日々もなくなり、有意義な年末年始を過ごせています。
ちょっとした「微差」ですが、健康管理のためにとても大切なことなので、参考にされてみてはいかがでしょうか。
まとめ
健康的な毎日を過ごすために、効果的なホルモンや栄養素を取り入れ、常に一工夫を凝らしましょう。
良いコンディションを維持する人が、自分が望む結果を得ていくのです。
ちょっとした「微差」が「大差」を生みます。
一生付き合っていく自分の心と身体です。
メンテナンスを常に心がけましょう。
(画像提供:iStock.com/Charday Penn/MTStock Studio/taka4332)
権藤優希 株式会社シーマネジメント代表取締役。 東京都内で飲食店、オーガニックショップ、講演会・ビジネストレーニング事業などを多岐にわたって展開する。 福岡県久留米市生まれ。大学卒業後、日本電気株式会社(NEC)に入社。 新人最速で大型案件を受注し、注目を集める。NECにおいてさまざまな賞を獲得した後、4年目に独立。 起業後はNEC時代のノウハウを活かし、営業の事業において、半年間で業界内世界第2位の記録をつくる。自身の経験をもとに行われている講演会は大人気で、20〜30代の若者を中心に、大きな注目を浴びている起業家。 また、オンラインサロン「ごん×櫻井のモテモテ塾」は、多くのメディアに取り上げられ、話題を集めている。 著書に『自分で決める。』『心が強い人のシンプルな法則』『「話すのが苦手、でも人に好かれたい」と思ったら読む本』『損をしない人の考え方』『あなたの弱みは一瞬で強みになる』がある。