DヲタがハマったUSJのある生活

ぶっちゃけいくら安くなる? USJとTDRのチケット&交通費

#連載エッセイ
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「非日常の空間」や「時間」で私たちに夢や希望、興奮やスリルを与えてくれる、東京ディズニーリゾート(以下、TDR)とユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下、USJ)の東西の両テーマパーク。

できれば何度も行きたいものですが、パスポートや滞在費用、交通費を考えるとなかなか難しいですよね。

そんななか、今回は両パークの年間パスポート事情や、それぞれのパークに行く場合の交通手段、そのメリットデメリット、どうすればお得になるの?……などについて触れてみたいと思います。

この記事は書籍『 ひとりディズニー50の楽しみ方 』の関連コラムです。

パスポートはシンプルにUSJがお得?

TDRもUSJも、パークに行くのに「絶対に欠かせない費用」がいくつかあります。まずはパスポート(入園チケット)代。

入園チケットの価格は両パークとも「その日によって料金が違う」という、変動価格制をとっており、土曜日などの混雑予測日には大人1名で10,000円を超えています。

海外パークに比べると、まだまだ安いといわれる日本のテーマパークですが、物価高などの影響もあり、気軽に何度も行ける金額ではないですよね。

そんななか、TDRでは新型コロナウィルスの一時休園から再開した頃から、年間パスポートが復活しない状態が続いています。しかし、USJでは年間パスポートが販売中です。

さらに年間パスポート以外でもTDRではこれまでに複数日(いわゆる2日券、3日券など)で楽しめる「マルチデーパスポート」などの販売がありましたが、現在はまだ休止中です。

USJでは複数日楽しめる「1.5デイ・スタジオ・パス(初日は15時以降入園可)」や「2デイ・スタジオ・パス」などの他、グリーティング撮影が付いたチケットやフリードリンク券がついたものなど、季節などに応じて様々なチケットが販売されています。

金額的に「何度も行きやすい環境」という意味では、現段階ではUSJのほうがかなりお得といえます。

待たれる年間パスポートの再開

新型コロナウイルスの影響があったとはいえ、単純に4年間休止されたままのTDRの年間パスポート。年間パスポートがあれば、いつでも何度でも、時間が空いた時に気軽にパークで散策やショッピング、食事ができるのはとてもありがたいものです。私もよく、夜にインパークしてお酒を楽しんでいました。

パークからの距離にもよりますが、遠方の方でもそれがあるだけで「いつでも行ける」という心の余裕があるのはありがたいですよね。早くそんな日が戻って来るのを期待したいところですね。

そんななか、USJの年間パスポートは現在2種類が販売されています。混雑日に入園ができない除外日がなく、特典が盛りだくさんの「グランロイヤル」というものが約50,000円(税込)、そして混雑日は除外日として年間パスポートで入園できない「スタンダード」はなんと20,000円(税込)です。(どちらも大人料金)

大人1人のパスポートは8,600円~10,400円ですので、2泊3日で3日間入園、もしくはそれ以下でもパスポートの元が取れてしまうという、驚くべき安さです。

しかしながら、スタンダードは除外日が年間約90日もあり、人気のハロウィーンやクリスマスシーズンは、週末はほぼ入場ができません。

また、混雑する春休みの時期(3月)は、平日休日問わず、月の半分が除外日になっているので注意したいところです。

TDRからUSJ間、行くなら交通手段はどうする?

パークに行くのに絶対に必要なパスポート代の他に、やはりどうしても必要になってくるのが交通費。過去のTDRも含め、遠方にお住まいの方でも年間パスポートを持っている方は意外と多いもの。

しかしながら、ネックになるのがやはりこの交通費。できれば安く快適に移動したいものです。

それでは、TDRからUSJ、また逆にUSJからTDRも同じですが、仮に両パークそれぞれから向かう場合、どんな交通手段はお得なのか、どれを選ぶべきなのか……について考えてみたいと思います。

まず、シンプルな移動手段の「新幹線」ですが、東京駅から新大阪駅までは約3時間、そして大人片道約1万5000円程度と考えていいと思います。

もちろん早割や各種の割引等を使えば、若干安く済ませることができますが、特に東海道新幹線は利用者も多く、大きな割引があまりないといえると思います。シンプルに新幹線での往復で大人1人約30,000円となります。

ただ、東京駅からTDRがある舞浜駅までは、電車1本で済みますが、大阪駅からUSJまでは、乗り換えが2回ほど必要で、大きな荷物を持って若干複雑な移動をする必要があります。

割高だけど、早くて便利な飛行機

続いては「飛行機」を利用した場合。直近の空港で考えると、TDRは羽田空港、USJは伊丹空港になります。

羽田空港からTDRへは電車でもバスでも行くことができ、時間も短く費用を抑えられます。

対して、USJ直近の伊丹空港からは、電車でももちろん行けますが乗り換えが複雑。一番便利で楽なのは、空港発の「リムジンバス」。片道約30~40分かかりますが、980円でICカードも使用でき、USJ目の前のバス停まで行けるので、便利で速くて楽といえると思います。

どうしても飛行機代は高くなることが多いですが、羽田空港から伊丹空港までは大体片道15,000円前後で、往復30,000円少しかかり、新幹線と大きな差はありません。

また、羽田→伊丹間は飛行機が飛んでいる時間は約45分間とあっという間。ただやはり空港ですので、最低でも出発の30分以上前、理想は1時間前には空港に着いている必要があるため、トータル的な時間で考えると、移動時間は新幹線と大差がない場合もあります。

また、格安航空券も良いですが、一見安く見えても、羽田空港ではなく成田空港、伊丹空港ではなく関西空港(USJまでバスで約1時間半)発着で距離と時間がかかります。格安に見えても諸経費がかかる為、結局あまり変わらない……ということにもなるので注意が必要です。

少し高くなってしまうイメージがある飛行機ですが、ANAやJALでは時々セールを行うことがあり、片道7, 000円~8,000円前後で航空券を購入できることがあります。

こちらのセールを利用すれば往復でも1万数千円前後で往復できるためかなりお得といえます。

ただ、人気の時間帯は売り出し自体がされていなかったり、すぐに満席になることも多いので、注意が必要です。

お得で割安な高速バスを利用する

そして、公共交通機関で金額的に「一番安い」といえるのは、高速バス。TDRもUSJも各都市の主要駅から多くの高速バスが出ており、夜行便であれば、出発して夜寝て、朝起きた頃には到着しているなど、非常に便利でもあります。

金額はかなり差がありますが、片道4,000円~7,000円程度とかなり経済的です。最近では個室タイプの豪華なバスも増えており、長時間ではありますが、その旅自体を楽しむのもアリですね。

ただ、出発地や経由地にもよりますが、東京から大阪までは「約10時間」かかります。

さらに、夜行バスでも休憩を約2時間ごとに取りながら進んでいくため、神経質な方や眠りの浅い方は寝不足で朝に到着する事もあるので、それなりの覚悟も必要です。

どこでも寝られる、あまりそういったことは気にならない……という方にはいいかもしれませんね。

約7時間の長旅だけど…車が一番経済的

そして、これは「いくつかの条件」が整わないと難しいですが、「自家用車で行く」という方法。ただ、いうまでもありませんが、TDRからUSJまでは距離にして、約540キロ、休憩などを考えると7時間以上かかる長旅になります。

また、現実的に1人で往復運転をするのはかなりキツイ状況であり、高速道路の運転に慣れ、3~4時間運転できる方が2名以上いないと相当難しいともいえます。

ただ、かかる交通費はかなりお得になります。

シンプルに、例えば東京(舞浜IC)から大阪(ユニバーサルシティIC)で計算すると、片道約14,000円前後。ETC割引も考慮するとさらに安くなります。

また、ガソリン代も満タンを2回分(約7,000円×往復)で考えると、仮に2人で行った場合、1人当たり往復で約22,000円で済みます。

さらに2人ではなく、4人で自家用車で行った場合であれば、1人当たり往復でも約1万円とかなり安くなります。

色々と条件が整う必要がありますが、シンプルに考えて、自家用車で行くのが一番安いということになると思います。

参考までに、TDRの駐車場は普通乗用車で平日2,500円、 土日祝日3,000円。USJでは3,100円〜3,600円です。

それぞれの交通のメリットデメリット

ご紹介したそれぞれの行き方ですが、もちろんそれぞれメリットデメリットがあります。自分に合う交通手段をチョイスしてみてくださいね。

【新幹線】
メリット
■片道約3時間と旅行にはちょうど良い時間であり、車内でもゆっくり過ごせる
■決められた時間でほぼ確実にスケジュール通り移動ができる

デメリット
■始発が6時台で到着が昼前になるため、その日はあまり遊べない
■同様に帰りも到着時間を考えると、帰宅日の時間が長く取れない

【飛行機】
メリット
■フライト時間が非常に短いため、朝早い便で行けば開園直後には到着して遊べる
■時間厳守。遅刻等の場合は新たにもう一度チケットを買うなど、時間の制約が多い

デメリット
■台風などによって欠航することもあり、台風シーズンは注意が必要

【高速バス】
メリット
■とにかく安いので金銭的に余裕のない場合は非常に助かる
■主要都市から出ているので、出発地の選択肢が多い

デメリット
■狭い空間で長時間静かにしなければならない状態で、ストレスがかかる場合も
■眠りの浅い人や神経質な人にとってはかなりキツイ

【自家用車】
メリット
■出発時間は自分の自由なので、若干の遅れなども気にせずに移動ができる
■余裕のある日程が組めれば、途中で別の場所で遊んだりすることもできる
■お土産や荷物の量を気にせずに大量に持ち運びができる

デメリット
■長時間運転になるため、慣れた人や本当に仲の良いグループや仲間でないと厳しい
■眠さや疲れに、ある程度耐える必要がある

USJはイオンカードがお得!年パスにグレードUPも

様々なポイントが貯まるクレジットカード。ほとんどの方が「何かしらのポイント」などを貯めていることが多いと思います。

特に飛行機系のポイントであればマイルを貯めることで、場合によってはタダで行くこともできたりします。

そんななかで、USJに行く場合にお得なのが「イオンカード」。イオンカードはUSJとスポンサー契約を結んでいるため、ポイントが貯まると、ワンデーパスポートに交換することができます

TDRでもJCBカードではパスポートなどに交換ができますが、イオンカードで交換したパスポートは、追加料金で年間パスポートにアップグレードすることができます。

また、イオンカードは種類によってUSJ内のショッピング等ではポイントが10倍になるものもあります。よく行く方にとってはかなりお得ですね。

色々とご自身の貯めているポイントがそれぞれよく行くパークにどれだけお得に繋がっているか……などをあらかじめ調べておくのもいいかもしれませんね。

お得になるためには…普段からのチェックを欠かさない

楽しい体験やワクワクが待っている東西両方のテーマパーク。しかしながら、やはりそれなりに経済的に負担のかかるもの。

そんななか、シンプルにお伝えしたいのは、できるだけ安く快適に行くためには、日々のチェックが欠かせないということです。

お伝えしたように、飛行機も時々半額近いセールを行うこともありますし、クレジットカードやポイントでマイルを貯めている場合、様々なポイントアップのキャンペーンなどもあります。

また、自家用車で行く場合は、ETCの事前登録制の割引がある場合もあります。また、高速バスでも各旅行サイトでクーポン配布やセールをしていることもあり、そうした情報を常にアンテナを張り巡らして、逐一チェックをしておくと、さらなるお得に出会える場合も多くあります。

各種のポイントサイトなどでコツコツ貯めておくのは、なかなか時間も手間もかかるものですが、そうしたものも日々貯めておくことで、結果的にお得にパークを楽しむことができるようになります。

物価高等で厳しいなかではありますが、小さな苦労が大きな幸せに繋がることもあります。そうしたお得なサイトやキャンペーンなども普段から見る癖をつけておくといいかもしれませんね。

情報は記事執筆時のものです。運営状況は変更になる可能性があります。

(画像提供:iStock.com/metamorworks/MarkTantrum/JuliaKa/JuliaKa/Apriori1/zetter/4FR/tongpatong/anyaberkut)


みっこ
約18年間、東京ディズニーリゾートに通う「Dヲタ」。
東京ディズニーリゾートについての裏技や雑学を紹介しているブログ「TDRな生活」で、合計約4500記事、約18年間更新し続けている。ショーやパレードの鑑賞よりも、パークの細かな雑学や物語が大好物。普段は普通の社会人。WEBライターとしても活躍。TV番組への情報提供や、雑誌・週刊誌のディズニー系情報の執筆や取材同行、攻略系ブログ「TDRハック」の執筆にも参加。
著書に『ディズニーに行く前に知っておくと得する66の知識』(文響社)、『ディズニーの待ち時間を劇的に減らす方法』『ディズニーがもっと楽しくなる魔法のトリビア』(KKベストセラーズ)、『ひとりディズニー50の楽しみ方』(サンクチュアリ出版)など。

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