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世界一のバリスタがこっそり教えるスターバックスの「裏メニュー」

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コーヒーは毎日飲むけど、味の違いが分からずなんとなくブレンドを頼む人は多いのではないでしょうか?コーヒーの基本的なことから人気のスターバックスのおすすめの頼み方を
『図解 コーヒー一年生』の著者で世界一のバリスタ・粕谷哲さんに教えていただきました。

コーヒーの味は大きく分けて4種類

コーヒーは「カフェインをとりたい」「スイーツの甘さを口の中でいい感じにしたい」「コーヒー本来の味を楽しみたい」などその日によって用途は様々です。
コーヒーの味タイプは大きく分けて以下の4つ。

甘味があって後味すっきりのスタバ・ドトール系

苦味も甘味もしっかりあるけど、後味がしつこくない。このタイプのおかげでコーヒー
が好きになったという人も多いはず。牛乳で割っても、甘くしてもおいしいし、そのまま飲んでもおいしい。世界中の人たちが平均的に好きであろう味です。

味が濃厚でコクがあるコメダ・純喫茶系

どっしりとした味の強さが魅力。ナポリタンやカツサンド、バニラアイスのせのパンケーキなどのハイカロリーな食事と一緒に飲むと特においしいコーヒーです。伝統的な「ザ・コーヒー」として根強い人気があります。

焦げ感のある苦味イタリアン系

エスプレッソで抽出したものをラテにしたり、お湯で割ってアメリカーノにしたりする
ような味わい。イタリアンコーヒーに多く、飲食店の食後のセットコーヒーによく見られ
るイメージです。深煎りの安価な豆が使われることが多いですが、ときどきスペシャルティコーヒーが使われることもあります。

味が透き通った繊細&奥深フルーティー系

豆が本来持っている味を生かしたコーヒー。「コーヒーは黒くて苦いもの」というイメージとはかけ離れ、ワインやお出汁のように複雑で繊細な味わいを楽しみます。コーヒー専門店では浅煎りとして売られていることが多いです(僕のお店をはじめ、深煎りを置いているお店もあります)

この4つのタイプを覚えておくと、その日の気分で飲みたいコーヒー、行くべきコーヒー店がわかるようになりますよ。

自分の好みの味を知るには「浅煎り」「深煎り」の度合いを把握する

焙煎とはコーヒーの味や香りを引き出すために、コーヒー生豆に熱を加えて、煎ること。
その加熱時間と温度によって、だんだん浅煎りから深煎りへと変わっていきます。
浅煎りのうちは酸味が強く、深煎りになるにつれて苦味とコクが出ます。
浅煎りは「フルーティー」とも言われますし、深煎りは「飲みごたえがある」とも言われます。
この焙煎度がぱっと見でわかるよう、コーヒーのパッケージにはたいてい8段階の表示があります。これを飲み比べることで自分の好きなローストがわかってきます。

スターバックスの「フレンチプレス」を試してみる

世界中で愛されているスターバックス。そんなスターバックスでホットコーヒーを頼むとき、ぜひ1度試してみてほしいことがあります。
「フレンチプレスでお願いします」と言ってみてください。
ホットコーヒーだとマシンのコーヒーになるのですが、フレンチプレスでお願いすると豆もいくつか選べるので、その中から気分に合わせてオーダーできます。
疲れているな…と感じるときは深煎りの豆や、ちょっと元気を出したい時は浅煎りなど
気分によって豆を変えるのもおすすめです。
ブランド力で人気が出たと思われがちなスターバックスですが、実は原料調達も力を入れており豆のクオリティが高い。
スターバックスはおすすめのアレンジを聞くと店員さんが教えてくれるので、遠慮なく聞いてみると良いですね。

家でも店でも美味しいコーヒーが飲みたいなら

図解 コーヒー一年生』は、15万部突破した『図解 ワイン一年生』や『図解 ワイン一年生 2時間目 チーズの授業』に続く一年生シリーズです。
人気の秘密は、各特徴を擬人化漫画にした圧倒的な分かりやすさ。
世界一のバリスタが、ゆるいマンガと図解を使って、コーヒーの基礎から淹れ方、各国の豆の種類などこれでもかというほどわかりやすく解説しています。

(画像提供:iStock.com/martinrlee)


図解 コーヒー一年生 粕谷哲(著) 山田コロ(イラスト)

図解 コーヒー一年生

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定価:1,400円(税込1,540円)
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