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子育てに疲れたママへ!手放したい思い込みと気持ちが楽になる方法

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毎日の子育て、本当に大変ですよね。子どもはかわいいし、成長していく姿を見るのは嬉しいのに、気づけばうまくいかないことばかりで自己嫌悪の日々。もっと楽しんで子育てするにはどうしたらいいのでしょうか

この記事では、気持ちが楽になる子育ての考え方を紹介しています。子育てで不安になったり、疲れを感じてしまったりするのはあなただけではありません。子どもとのかけがえのない時間を笑顔で過ごすために、ぜひ参考にしてくださいね。

子育てに疲れたと感じる原因は?

子育てが疲れたと感じてしまう原因をみていきましょう。

自分の時間がとれない

家事や子育てに追われて、自分のための時間がとれないことが疲れにつながります。自分の時間どころか、ゆっくり休む時間もなく、心身ともに疲労が蓄積されていってしまうことも。

子どもが小さいときは24時間体制でお世話をしなければなりませんし、ある程度大きくなっても病気や夜泣きなどでほとんど眠れない夜が続くこともあるでしょう。

子どもが起きている間は子どものお世話に奔走し、子どもが寝たら中途半端になっていた家事を片付けて1秒でも早く眠りたいと思う毎日。自分のためだけの時間はなかなかやってきません

いつも緊張した状態が続いて安らげない

子どもは危険を判断できないので、大人がつねに見守っていなければなりません。気が抜けないので緊張状態が続き、疲れてしまいます

外出するときは、子どもの安全のみならず周囲にも気を遣わなければならない場合もあるでしょう。また、たくさんの情報が飛び交う現代。悲しいニュースを見て、我が子にも同じことが起こったらどうしようと不安になってしまうことも。

このような精神的な負担が疲れにつながることもあります。

何事も予定通りに進まない

子育てに「予定通り」という文字はありません。大人の予測をはるかに上回る行動をとるのが子どもというもの。出発しようと思ったら「トイレ」。いつもより早く出発しなければならない日に限ってコップの牛乳をこぼす。今日は予定通りに出発できた!と思ったら、玄関先で転んで「もう行かない」となります。

普通に歩けば15分の道のりも、気づけば2時間経過しているなんてことも少なくありません。おかげで夕食の準備が遅れ、疲れと空腹で機嫌の悪い子どもをあやしながら食事を作りますが、できた頃には子どもはすっかり夢の中でしょう。

予定通りに進まず、予定を変更したり、あきらめたりする毎日が続いて疲れてしまいます。

周囲の理解や助けがない

子育てをひとりで担っている人も少なくありません。体調がすぐれないときにも頼れる人がいないと、負担が大きくなってしまいます。家族にも大変さをわかってもらえない、助けてもらえないという状況では、疲れて当然です。

すべて自分ひとりでやらなければならない状況は、精神的にも辛さを感じてしまうでしょう。

子育てで頑張っていることを認めてもらえない

毎日頑張って奮闘していても、できて当然とみられがちな子育てや家事。責任も重く、24時間稼働で休みなしの環境はとても過酷ですが、目に見える成果が見えにくいのも事実です。楽をしていると思われたり、さらなる完璧さを求められたりすることも。

頑張っていることを認めてもらえないと、頑張る意欲も低下し、精神的にも体力的にも疲れを感じます

情報があふれていて正解がわからない

今は多くの情報があふれています。子育てにはさまざまな考え方があり、すべてを取り入れるのは不可能に近いでしょう。また、ある時期には「良い」と言われていたことが、いつの間にか「悪い」ことになっている場合もあります。

とくに初めての子育ての場合はわからないことも多く、情報や育児書の通りにならないことで不安を感じたり、疲れにつながってしまったりします。子育てに正解はありませんが、情報に振り回されすぎて疲れてしまうのです。

子育てに疲れたときにありがちな考え方と思い込み

子育てに追われているときに陥りがちな考え方や、必要のない思い込みを説明していきます。

完璧にやらなければと思う

真面目な人ほど、きちんと完璧にしなければと思ってしまいがちです。理想の親になるために、疲れていても頑張ってしまうのです。

しかし、子育には正解がなく、完璧もありません。子どもが安全で健康に過ごすための最低限のことができていれば大丈夫です。自分でここまでできればOKというラインを決め、あとは余裕があれば取り組むくらいの気持ちでよいでしょう。

できない自分はダメだと思う

思い通りにできなくて、自己嫌悪に陥ってしまうこともあります。本当はもっと笑顔でいたいのに、ついイライラして子供にあたってしまい、後から後悔することもしばしば。自分は親として失格だと落ち込んでしまいます

「できなかったこと」に意識が向きがちですが、「できたこと」もそれ以上にあるはず。子どもが元気に成長しているのなら、「元気に成長させること」が「できている」のです。どんなに些細なことでも、「できたこと」に目を向けてみましょう

まわりと比べて落ち込む

お友達のママはいつも綺麗に身なりを整えている。あの子はお行儀がよくて親の言うことをきちんと聞いている。それに比べて自分は……と、他人と比較してしまうことで、自己嫌悪になったり、もっと頑張らなくてはと思ったりしてはいないでしょうか。

どんなに完璧に見える家庭でも、必ず悩みを持っています。自分がどこに幸せを感じるのかという価値観を明確にし、自分の軸を持つとよいでしょう。子どもが笑顔でいることに幸せを感じるのなら、それができていれば他人のことを気にする必要はないのです。

自分ひとりですべて抱え込む

責任感が強く真面目な性格の人ほど、自分がすべてやらなくてはと、ひとりで頑張ってしまう傾向があります。頑張れば頑張るほど、孤独に陥ってしまうことも。

親だからといって、すべてを抱え込む必要はありません。家族や周りの人に頼ってもよいのです。有料のサービスや時短家電など、可能であれば活用するとよいでしょう。子育て支援サービスもさまざまなものがあります。使えるものは上手に利用していくことも大切です。

子育てに疲れたママへ。気持ちが楽になる方法

子育てをするうえで大切なこと、心を軽くする考え方を紹介していきます。

「しない」を選択する!「こうあるべき」を手放そう

母乳で育てるべき、手作りをするべき、いつも穏やかでいるべき、しつけをするべき、いっぱい遊んであげるべき、習い事をさせるべき。栄養を考えた手作りの離乳食やおやつ、ホコリをなくすために床を毎日磨き上げる、オムツは2歳の夏までに外す……。

多くの情報が飛び交い、あれもこれもと欲張って自滅してはいないでしょうか。しかしそれは、ただ「しなければならない」と思い込んでいるだけかもしれません。

完璧を求めるあまりイライラしたり、子供と触れ合う時間が削られたりするくらいなら、できる範囲だけでよいのです。できる範囲で全力で頑張っているのですから、手抜きではありません。もちろん、手作りや掃除が大好きなのであればどんどんやりましょう。

大切なのは、やりたくないことをカットし、やりたいことをやっている姿を子供に見せること。子供は親が笑顔でいることで安心を感じるのです。

たとえ5分でも自分の時間を楽しむ

毎日の子育てや家事に追われていると、自分のことは後回しになってしまいがち。少しでも時間ができたら、家事や子供のことをしてしまうことも多いでしょう。

しかし、たとえ5分でも自分のためだけに時間を使ってみることをおすすめします。ささやかなことでもモチベーションアップにつながりますよ。

また、女性であればおしゃれを楽しむのもよいでしょう。おしゃれは自分のためのもの。たとえばネイルが好きなら、指先の「かわいい」が頑張る活力になってくれるかもしれません。気分がアガるアイテムを生活にひとつ取り入れてみるのもよいでしょう。

十分頑張っているのだから、ときには自分にご褒美をあげよう

子どもが元気に育っている、それだけでも十分頑張っている証拠。この記事を読んでいるのですから、子育てに真摯に向き合っているといえるでしょう。たまには自分にご褒美をあげてもよいのではないでしょうか。

買い物をしたり、映画やドラマをゆっくり観たり。家族にお願いして、ひとりの時間を楽しむのもよいですね。時短家電の導入や家事代行サービスを利用するのもおすすめです。たとえば、水回りだけでも掃除のプロにピカピカにしてもらうことで、気分もスッキリするはずです。

できなくてもいい、弱音を吐いてもいい

親だからといって、聖人君子ではありません。失敗もすれば、弱音を吐きたいときもあるでしょう。疲れて、しんどくて、思い通りにいかなくて、心が折れそうな毎日が続くのですから。

しかしそれは、それだけ真剣に子育てをしている証拠だといえます。不器用でも、できなくても、自分なりに精一杯頑張る姿は本当にすてきです。親が笑顔でいるなら子どもはハッピーなのです。

永遠に続く夜泣きはなく、イヤイヤ期もやがて通り過ぎてゆく

連日の夜泣きで睡眠がしっかりとれない、子供のイヤイヤが激しくて毎日ヘトヘトになってしまうという人もいるでしょう。本当に、毎日おつかれさまです。

夜泣きもイヤイヤ期もいつか必ず終わります。そうはいっても、渦中にいる親にとっては、いつかではなく「今」なんとかして欲しいと思うものですよね。

たとえば買い物に連れて行けば、ひとつの行動ごとに全身で暴れることも少なくありません。周りに白い目で見られていると感じて重い気持ちになってしまうのではないでしょうか。

なかには辛辣な言葉をかけてくる人もいるのは事実ですが、大半の人は「そんな時期もあるよね」「うちもあったな、懐かしいな」「頑張れ」「何かお手伝いできることあるかな?」と温かく見守ってくれています

大切な成長の一環、今だけのかわいさだと思って気長に付き合いましょう。写真や動画に残し、後から見返してみると笑い話になっているはずです。

うまくいかないこともあるけれど、大切なのはママが笑っていること

小さな命が誕生した感動も束の間、すぐに育児というリアルな毎日が始まります。愛する子どものために「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と思い、余裕をなくしてしまうこともあるでしょう。

そうするうちに子育てに疲れを感じるようになり、追い込まれてしまうのです。

子育てて一番大切なのは、親が自分らしく笑っていることです。真面目な人ほど自分を追い込んでしまいがち。育児には正解がありませんから、親が心地よく、笑顔でいられるやり方を選んでいきましょう。

まとめ

なかなか思い通りにはいかないのが子育てです。完璧を求めすぎると疲れてしまいます。自分のできる範囲で大丈夫。大切なのは、親が笑顔で子供と向き合うことです。

12人を産んだ助産師であるHISAKO著の『5万組を子育て支援して見つけた しない育児 』では、育児において「実はしなくていいこと」を紹介しています。しなくていいことを手放し、余裕と笑顔をとりもどしましょう。ぜひ本書を手元に置いて、ちょっとした空き時間に少しずつ読み進めてみてください。「そうだったのか!」という驚きとともに、心がスッと軽くなっていきますよ。


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