常識と戦う水瓶座が自分らしく輝くには | サンクチュアリ出版ほんよま

近年、200年に一度の星の動きがあり、またコロナウイルスの影響などにより日常のスタイルも大きく変わりました。水瓶座はこの時代をどう生き抜くべきか？　鏡リュウジ著書『常識を突き抜けろ　水瓶座の君へ贈る言葉』よりご紹介します。

水瓶座の基本性格

「エイリアン」であることを恐れない

「変わってるね」「人と全然違うね｣「宇宙人みたい」……あなたは、人からそんなふうにいわれることがないだろうか。確かに、水瓶座はひとりだけみんなと違う意見を口にしたり、まったく違う角度から見ていたりすることが多く、他人の目には、まるで「宇宙人」「エイリアン」のように映ることがある。
でも、それは、話が通じない、空気が読めないということではない。
あなたが、地上にはじめて降り立った宇宙人のように、まっさらな視点で物事を見ているということ。宇宙から地球を俯瞰するように、広い視野でいま起きている状況を見つめられるということ。大勢に流されない少数者の視点を持っているということ。
だから、みんなが当たり前と思っていることを当たり前と思わず、「それってなんのために必要なの?」と本質的な疑問を持つ。
みんなの意見に流されずに、自分の意見を主張できる。誰も考えつかないようなユニークな発想で、問題を解決し、新しいものを生み出す。そう。水瓶座は「エイリアン」や「宇宙人」のように変わった存在でいることで、本来の力を発揮できるのだ。
だから、やりたいこと、やるべきことが見つからないときは、あえて「エイリアン」的な視点に立ってみよう。みんなの外側にいて、天空からの視点を持ち、少数者の側に立つことで、取り組むべきテーマ、変革すべき課題、果たすべき役割が見えてくる。やりたいことや目標が見えてくる。
そのことで、周りから誤解されることもあるかもしれないけれど、気にしなくていい。
人から「変わっている」といわれたり、周りから浮いた存在でいたりするのは、あなたがあなたらしくいられている証拠。「エイリアン」でいることを恐れさえしなければ、あなたはきっと輝く未来をつかむことができる。

水瓶座が自分らしく輝くには？

自分のやり方を通せる「場所」を確保する

能力があるから、何をやっても、結果を出せる水瓶座。でも、一方で「環境」に大きく左右されてしまう傾向がある。水瓶座は、自分のやり方や価値観を大事にするから、それを壊したり、別のやり方を押し付けてきたりする人や環境がすごく苦手。頭の固い上司とか風通しの悪い職場、年功序列のような古いやり方が横行している環境では、モチベーションをなくしてしまい、肝心の独創性や知性を発揮できなくなってしまう。だから、水瓶座はまず、自分のやり方や価値観が通せる「場所」を確保する必要がある。
たとえば、時間を自由に使いたいなら、フレックスタイムを導入している会社、場所に縛られないで仕事したいならリモートワーク中心の環境。無駄な会議が嫌いなら、会議の少ない職場。自分から新しい仕事を開拓していきたいタイプなら、ノルマがあったり、指示通りに動くことを求められたりする場所よりも、結果さえ出せばいろんなチャレンジを許してくれる場所がいい。
とにかく、自分が力を一番発揮できるやり方を通せる場所を確保しよう。あなたがすでに会社に勤めているなら、出世を目指すよりまずはそういう場所やポジションをつくることを意識したらどうだろう。あなたのことを理解してくれる先輩や上司を見つけるのもいい。それが無理なら、小さくてもいいから、あなたのやり方を尊重してくれる職場を探してみよう。自分で起業して自分のやり方が100%通せる場所をつくり出すのもありだ。
大切なのは、「場所」にあなたを合わせるのでなく、自分に合う「場所」を探し出す、確保する、つくり出すこと。それができれば、あなたの能力はきっと大きく開花する。

これからの時代に水瓶座が成功するカギは？

「古い自分」をくつがえす

水瓶座の真骨頂は、常識や古い価値観をくつがえせること。それができるから、人が思いつかないことを発想し、新しいものを生み出すことができる。でも、そんな水瓶座でも、なかなかくつがえせないものがある。それは、「自分」に対する認識。他のことなら、常識を180 度ひっくり返すくらい柔軟なのに、自分のこととなると、真逆の頑固さが出てきて「私はもともとこういう人」と、以前から抱いていしたイメージに固執してしまう。でも、自己認識を変えられないのは、自分の限界を決めてしまうこととイコール。限界を超えるものに出会うと、怖くてチャレンジできなくなる。せっかく画期的なアイデアを思いついても、「自分には粘り強さがないから最後は投げ出すだろう」｢たくさんの人をコントロールできないから、大規模なプロジェクトは無理」･･そんなふうに決めつけて、あきらめてしまう。あなたがこれから壁を乗り越え、もっと大きなことを成し遂げるためには、こうした自分に対する決めつけをくつがえす必要がある。限界を限界と感じない「新しい自分」になる必要がある。方法はただひとつ。自分が固定化してしまっているなら、自分を揺さぶること。やったことのない体験をしてみる、行ったことのない場所に行ってみる、あえて他の人に巻き込まれてみる。行動することが億劫なら、水瓶座らしく発想を転換するだけでもいい。たとえば、短所だと思っていたことを長所ととらえなおして、自分の評価を180度ひっくり返してしまう。とにかく、「古い自分」をくつがえして、自分に「革命」を起こそう。そうすれば、いままで見たことがない新しい自分が姿を表す。あなたの可能性は大きく広がるはずだ。