うつ病になった僕が伝えたいこと

うつ病のボクが気分転換するための方法を紹介【20個】

#連載エッセイ
#うつ病になった僕が伝えたいこと

うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと』(2022年11月8日発売)著者のデラさんに「うつ病のボクが気分転換するための方法」を聞きました!

「うつ病彼氏の恋愛相談」で救われる人が続出!「うつ病の当事者」であったデラさんが今うつ病に悩む全ての人に伝えたいことを本音で語ります。

「うつ病でも気分転換がしたい。そんな人のために書きました」

こんにちは。Twitterでフォロワー約17,000名。ココナラで「うつ病彼氏の恋愛相談」の仕事を約200件。うつ病になって9年目に突入しました「デラさん」です。以前に「講演会」をさせていただき、記事化していただきました。そちらもチェックしていただけると嬉しいです。

うつ病になってしまったボクは「将来のこと…どうしよう」「自分が生きる意味ってなんだろう」「もしダウンする状態が続いたら…」とネガティブなことをグルグル考えていた時期がありました。

あれから丸8年が経過した今のボクであれば「あの時こうすればよかった」「だから、回復が遅くて治りずらかった」ということがわかるようになったんです。

今回は、昔の自分に伝えたい「気分転換」についてを記載していきますね。この記事を読むことによって、うつ病から回復しやすく疲れにくい状態を理解できると思います。

自分がやった20個の気分転換方法

最初にザックリと自分がやっている気分転換の方法です。昔からやっているモノや最近になって始めたものも混ざっています。

調子が悪くなってきたり、ネガティブな思考が続いてきていると感じている時。状況や症状の重さに応じて使い分けをしている。という感じですね。

【筆者のボクがやっている気分転換】
1.呼吸で遊ぶ
2.推理アプリをする
3.銀魂をとりあえず流し見する
4.狂ったように踊る
5.いきなり狂ったように笑い出す
6.通話アプリで誰かと話す
7.数字を永遠に数える
8.過去を振り返る
9.ペットと遊ぶ
10.ゲームに熱中する
11.テトリスみたいな単純ゲーム5分やる
12.肉を食べる(主にステーキ)
13.1人実況をする
14.バッティングセンター行く
15.ゲームセンターでメダルゲームする
16.カードゲームの戦略を考える
17.フラッと散歩する
18.モノマネの練習をする
19.金髪にする
20.もうすぐ死ぬとしたら何をする考える

おそらく、他にも記載していないけど試している方法はもっとあるかもしれません。このように型がいくつもあると思ってください。何が気分転換になるのかは、個人差があります。ですので「絶対にコレがいい」と断言することはできません。

ですが、逆に「こういう効果があるなら気分転換が成り立つ」という考え方はあると思っています。そちらの方法を紹介していきますね。

気分転換の考え方について

ボクが考える気分転換とは「記憶の上書き」をすることだと思っています。もっと細かく言うのであれば、今まで考えていた悩みから解放できる時間を作ること。

事例を出すと、筆者であるデラさんが好きな人にフラれたとします。めっちゃショックで生きてる間ずっとネガティブに考えてしまっている。そんな時に「あること」をすることで5分だけですが、フラれたことを忘れられたとしましょう。

そしたら、この5分間の気分転換は成功。フラれたという記憶を少しだけ上書きすることができた。これがボクが考える「気分転換の定義」でもあります。

ですので、基本的な考え方としては「何も考えられなくなる状態」「集中して無になれる状態」を意識して作っていくニュアンスになります。

ここで勘違いしがちなのが「好きなことだけをしよう」ということではありません。確かに、何かにハマって熱中する感覚と近いですが。気分転換するものは、絶対に好きなことをやれ。という事はありません。むしろ、少し嫌いというか。イヤだなと思うことであったり、疲れるなということを混ぜてもいいと思っています。

何かをすることで気分転換が成立する条件「何も考えられなくなる状態」「集中して無になれる状態」を満たせるなら、何でもいい。

酷使する部位を休ませていく

先ほどは定義について説明をしましたが、そもそも気分転換はなぜ行わないといけないのでしょうか。ボクの考えでは「同じ部位ばかり筋トレすることを防ぐため」だと思っています。

今から読んでいる人にイメージしていただきたいのですが、AとBでどちらがキツイと思いますか?

A.腹筋100回を連続
B.腹筋、スクワット、腕立て伏せ、背筋を25回ずつ

ちなみにボクは運動不足で太っているため、どちらもシンドイことに変わりはありませんが…多くの人はAの方がしんどいはず。実は「脳内」も同じだと思ってまして、苦しいことを続ける事は負担がかかる。

そのため、一度「離れる時間」を意識的に作ることが脳を休めること。疲れを取ること。気分転換の大きな役割だと考えています。


うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと デラさん

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