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一歩踏み出したら「普通の主婦」→「奇跡の主婦」に!/メモレコみっちゃん@un_yome

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3児のママとして子育てと家事に追われながらも、どこか心が満たされない毎日を送っていたみっちゃん。手書き動画「メモレコ」をきっかけにSNSでご縁が広がり、講座を開いたりテレビで紹介されたりと1年で人生が激変! 一歩踏み出すことで起きた数々の奇跡を振り返ります。

1年で激変! タダモノじゃない主婦になるまで

いつも「自分なんて」と思っていた以前の私

9歳・6歳・1歳の子どもがいる私は、8年間、普通の専業主婦でした。2020年の私を思い返すと、子育てと家事に毎日疲弊して、口にすることと言ったら「宿題いつやるの?」「なんで片づけないの?」。子どもを送り出したあとは、ママ友とたまにランチに行く以外はスマホでだらだらネットサーフィン。いつも「自分なんて」と思っていて、SNSは心がざわつくから見ない。「だれかがやってくれるだろう」と人に頼ってばかりで、自分からは行動できない典型的な依存体質でした。

ところが、手書き動画「メモレコ」で一歩踏み出した2021年の私は、1年前の自分とはまるで別人。メモレコ講師やクリエイターとしてのお仕事をはじめ、Twitterのスペースで音声ホストを務めたり、学校のPTAや幼稚園の役員、謝恩会の司会を任されたり……。挑戦の毎日に、「楽しい!」「自分にもできるかも」といつもワクワクしています。さらに、なぜか「お肌キレイだね」「痩せた?」と言われるようになり、「タダモノじゃない主婦」と呼ばれることも。一歩踏み出して挑戦しただけなのに、この1年でさまざまな奇跡が起きたのです

私だって本当は世の中の役に立ちたい!

一歩踏み出したきっかけはコロナ禍でした。東京オリンピックの2020年に3人目を産もうと決めていて、夫と上の子どもたちにも立ち会ってもらうつもりだったのですが、まさかの緊急事態宣言発令。結局たったひとりで入院し、陣痛に苦しみ、出産。病院で出してくれたお祝い膳もひとりでいただくという心細い経験をしました。

そのときに痛感したのが「いつ、なにが起こるかわからない」ということ。ウイルス、大震災、交通事故、戦争……この世の中はもはや「いつ、なにが起こるかわからない」のがスタンダードです。

そう思ったら、「私の人生、このままでいいのかな」という、常に感じていた満たされない気持ちを自覚せざるを得ませんでした。ずっとしまいこんでフタをしてきた本音、「私だって本当は世の中の役に立ちたい」という想いがついに顔を出したのです。

子育ての息抜きに始めたアウトプット

とはいえ、私には学歴も経歴も資格もないし、これといった強みもなく、おまけに自信も時間もありません。こんな「ないないランドの住民」代表の私になにができるんだろう……と悩みました。

ただ、この8年間を振り返ってみて、たしかに行動はできなかったけれどインプットはしてきたことに気づきました。であれば、その学びをアウトプットしてみよう、と思ったんです。そのときちょうど友だちからstand.fm(音声配信アプリ)の話を聞き、しゃべるアウトプットなら私にもできるかもしれないと思ってチャレンジしてみることに。当時、3人目の子どもは7か月。社会とのつながりがなく孤独を感じやすい時期でもあったので、しゃべるアウトプットはとても楽しくいい息抜きになりました。

そんななか、保育士さんに言われて印象的だったのが「子どもは遅いコピー機だよ」という言葉。たしかに子どもは、姿勢も言葉づかいも親の真似をして育ちます。私は子どもたちには「逆境に負けず挑戦する子」になってほしかったので、まずは自分がそういう姿を見せることが大事だと改めて思い、stand.fmで日々の挑戦を報告するように。スクワットとか断捨離とか小さな挑戦でしたが、発信することが強制力になり、挑戦が習慣化していきました。

メモレコを書き始めたのはそのころ。そもそもメモレコというのは、私の夫がつくった言葉。有名人の対談をグラレコ風に書いた、とくに上手でもキレイでもないメモのようなものがTwitterで1日3,000回再生され、これなら私にもできそうだと思ったんです。やってみたらすぐに夢中になり、少し前に軽い気持ちで始めたTwitterにアップするようになったのですが、そこからいろんな方に反応をいただいたり交流が生まれたりするようになりました。

1か月後には、だれでも簡単に書けるメモレコの楽しさをみんなに伝えたくて、ストアカ(教えたい人と学びたい人をつなぐプラットフォーム)で講師にチャレンジ。メモレコ作成の依頼もいただくまでになりました。

なにごとも完璧じゃなくていい

いざ挑戦を始めると、いろんな葛藤が次々に出てきました。それを一つひとつ乗り越えてきてわかったのが、「完璧を目指さなくていい」ということ。

最初は、家事にまで手がまわらないという葛藤がありましたが、少しくらい手を抜いても大丈夫だと気づきました。家族と向き合う時間がもっとほしいと思い、洗濯乾燥機や食洗機を購入しました。Twitterにのめりこみすぎて夫の負担が増え、家庭崩壊寸前になってしまったときは、3人目を初めて保育園に預ける決断をしました。今日の講演が決まってから準備を進める間も、家族全員がコロナに感染し、私は2週間前に胃腸炎になりましたが、今日までなんとかやってこれたのは、完璧を目指すのをやめたから。

人は間違える生きものです。完璧そうに見える人でも100%完璧ではありません。メモレコの魅力もまさにそれ。デジタル文字のように完璧ではないぶん、手書きならではの人間味や温かみが出て、それが見る人に伝わっていきます。挑戦を始めてみて、自分自身も、メモレコも、挑戦も、すべて完璧でなくていいのだと思うことができました。

Twitterやストアカで起きた奇跡のエピソード

メモレコクイズで生まれた交流

完璧じゃなくていいと気づいてから、メモレコを使ってTwitterで始めたことがあります。それは、歴史上の偉人たちの完璧じゃないエピソードを5分で書いて、どの偉人なのかをあててもらう「メモレコクイズ」。制限時間がないと何度でも書き直してしまいますが、あえて5分と決めて、下手でもエイッと投稿するようにしていました。

メモレコの練習がてら始めたクイズでしたが、徐々に反応が増え、みんなでおもしろおかしく回答したり、ほかの人の回答にいいねし合ったりと交流が生まれるように。それがすごく楽しくて、楽しいところに人は集まるんだなと実感しました。メモレコクイズをきっかけにいろんな人たちとの関わりができたことで、想像もしていなかった奇跡が起こり始めます

Twitterで出会ったかけがえのない人たち

メモレコクイズの楽しい回答者だった「どうちょー」さんは、本業はバリバリのキャリアウーマン。ストアカで始めたメモレコ講座の最初の受講者になってくれて、9か月後には家族ぐるみで一緒に旅行する夢も叶いました。メモレコの魅力を理解して、ビジネスとして捉えてくれたのも彼女。商標登録することを勧めてくれ、手続きまでしてくれました。

いまでは私の頼れる相棒の「さりー」ちゃんも、もともとはクイズの回答者で主婦。すごく絵心があるのでメモレコをやろうと誘ったら、メモレコにとどまらずツイモーション(ツイートのメモレコ化)やアイコン販売まで手がけるようになり、一緒につくったインフルエンサーさんへのバースデーカードはメモレコ再生回数新記録を達成しました。最近ではメモレコ座談会を一緒に主催したり、今日の講演資料の挿絵を描いてくれたり……。私がこれまで続けてくることができたのは、彼女がいたから。お互いを高め合える存在です。

フォロワー6万人超の「せら課長」とは、私が送ったDMを通じて知り合いました。Twitterのやり方に迷っているときに、なにを思ったか面識のないせら課長にいきなり相談のDMを送ってしまって(笑)。数日レスがなかったので再度DMしたら、とても丁寧で長文のお返事をくださって感動しました。「Twitterは交流がカギ」とアドバイスをくれたのも課長。ずっとフォロバをいただけていなかったのですが、なんとフォロワー1,000人目を狙ってくれていて、「1,001人目になっちゃった」とスクショをツイートしてくださったときも本当に嬉しかったです。

その後も、課長の夢をメモレコで書かせていただいて、その動画が1万回再生を超えるように宣伝してくださったり、課長のグループコンサルの記録係を任せていただいたり、コンサル仲間とサプライズでつくった寄せ書きメモレコに「幸せすぎて言葉が出ない」とコメントをくださったり……。好きだと思う人には積極的に関わることの大切さを、課長から学びました。

世界一の保育園をつくる夢をもつ「りく社長」は、あるご縁から私のstand.fmに出演してくださり、社長の素晴らしいストーリーにリスナーからものすごい反響をいただきました。第1弾を聴いて感動したという方が音声を文字に起こしてくださって、それが社長の処女作に。リアルでもお会いするなど、SNSにとどまらないお付き合いをさせていただいています。

借金まみれで園児がひとりもいない状況だったとき、りく社長は地道にポスティングをしたそうですが、自分の保育園だけでなく近所のお店のビラも一緒に配ったのだそう。そのお話を聞いて、「人のためにしたことは自分に返ってくるんだ」と感銘を受けました。

だれかの役に立ちたい。関わってくれた人に喜んでもらいたい。私もその一心で活動を続けるうちに、Kindle本の表紙やポスター、YouTube広告など、Twitterの枠を超えて依頼をいただくように。もちろん全部初めての経験でしたが、挑戦を通じてスキルアップでき、「人のため」が自分に返ってくることを身をもって実感することができました。

ストアカがきっかけで取材やテレビ紹介も!

メモレコを書き始めて1か月後に挑戦したストアカでは、1年で150人もの方が私のメモレコ講座を受講してくれました。さらに、ストアカ事務局の方にも注目していただきインタビュー取材を受けたり、今年1月にはなんとフジテレビ系列『ノンストップ!』で紹介いただきました。ストアカの特集だったのですが、テレビ局の方が数ある講座のなかで私を指定してくださったんだそうです。

2020年の私からは想像できない奇跡の連続。一歩踏み出して挑戦したことで運が味方してくれたんです。動けば必ず風が吹く。向かい風もあるかもしれないけど追い風もある。私の力ではないなにかが応援してくれて、ご褒美をくれたんだと思っています。

SNSでの発信を始めてみて、SNSの可能性は本当だったことを実感しました。みんなが本当に興味があるのは、有名人や天才の話より「自分自身」。自分と同じように平凡だった人が変化する、その過程に興味をもちます。だから平凡こそチャンス! 自分の成長過程こそがおもしろいコンテンツになるのだと、いまは自信をもって言えます。