新生活のスタートとともに、「メイクを始めたい」「自己流のメイクを卒業してイメージチェンジしたい」と思うメイク初心者は多いです。メイク用のアイテムが多すぎて、何から始めたらよいかわからないということも少なくないです。この記事では、メイクに必要なアイテムの選び方・メイクの方法について、詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
メイク初心者のための基本アイテム
メイク初心者が、最初にそろえておくとよい基本アイテムを紹介します。
保湿のためのアイテム
メイクの基礎となる、保湿のためのアイテムを揃えましょう。保湿をしっかりと行い、肌の状態を整えておけば化粧のノリもよくなり、綺麗に仕上がります。十分な保湿を行っておけば、メイク崩れが防止でき、メイクが長持ちします。
化粧水
化粧水の役割は肌の水分補給です。乾燥肌・敏感肌・オイリー肌など、自分の肌タイプに合わせて選びましょう。
乳液
乳液の役割は、水分補給の効果を持続させることです。化粧水をつけた後で肌に伸ばし、化粧水の水分を肌の中に閉じ込めます。
下地を整えるアイテム
下地の役割は、メイク全体のベース作りです。メイクの仕上がりやメイク持ちの長さに、大きく関ります。自分の肌質にあったものの中から、使いやすいものを選びましょう。
メイク下地
メイク下地は肌にファンデーションをなじみやすくさせるために使います。UV・保湿・肌の補正など、様々な効果が付加されたメイク下地があります。肌の赤みが気になる場合はグリーン系、顔色の悪さが気になる場合はピンク系など、自分の肌の色を考慮して選びましょう。
ファンデーション
ファンデーションは、肌の表面を整え、キメを美しく見せてくれる役割があります。メイク初心者には、ナチュラルに仕上がるリキッドファンデーションがおすすめです。自分の肌より一段階濃い色のファンデーションを選ぶとナチュラルに仕上がります。
フェイスパウダー
フェイスパウダーの役割は、ファンデーションの崩れ防止です。固形のプレストタイプとパウダー状のルースタイプがあります。プレストタイプはしっかりメイク、ルースタイプはナチュラルメイクにしあがります。
アイメイク・眉メイクのためのアイテム
アイメイクと眉メイクは、難易度が高いと感じている人も多いです。買う前には、お店で一度使わせてもらい、自分が使いやすいと感じたものを選びましょう。ナチュラルな仕上がりにするには、黒やブラウンなどの色を選ぶことをおすすめします。
アイブロウパウダー
アイブロウパウダーは、眉毛の色を整えるために使われます。自然な印象にするためには、自分の髪の色に合わせて選びましょう。
アイブロウペンシル
アイブロウペンシルは、眉毛の輪郭を作るために使います。ペンシルタイプが使いやすいです。
アイシャドウ
アイシャドウは、目の印象をコントロールするためのアイテムです。アイホール(目の上のくぼみ)を中心に数色をぼかして使います。初心者のうちは、単色使いの方が失敗しにくいです。
アイライン
アイラインには、ペンシルタイプとペンタイプの2種類があります。アイブロウペンシル同様に、ペンシルタイプが失敗しにくくおすすめです。
マスカラ
マスカラは、まつ毛を濃く長く見せる役割があり、マスカラを使うことで目も大きく見えます。汗・涙・皮脂に強いウォータープルーフタイプのものを選びましょう。自分の瞳の色に合わせるよいです。
ポイントメイクのためのアイテム
ポイントメイクのためのアイテムとして、チークとリップについて解説します。チーク・リップをすることで、顔全体を血色よく、健康的に見せる効果があります。チークとリップがあるだけで、顔の表情があかるくなるため、この2つのアイテムはお出かけの際に携帯しておくことをおすすめします。
チーク
チークは頬に付けることで、健康的なイメージを作る役割があります。初心者には健康的にみえるピンク系がおすすめです。レッド系は上級者向きなので避けた方がよいです。ベビーピンク系は透明感、ローズピンク系は少し落ち着いて大人っぽい印象になります。
リップ
リップは唇のメイクに使います。メイクアイテムの中で、カラーバリエーションが最も豊富です。チーク同様、初心者はピンク系を使用し、レッド系は避けましょう。
メイク初心者向け!基本のやり方
基本的なメイクのやり方をパーツごとに解説します。
メイク初心者向け!保湿のやり方
化粧水
化粧水はたっぷり使い、顔全体の肌に浸透させます。つける際には、肌をこすり過ぎず、刺激を与えないようにすることが重要です。500円玉くらいの大きさの量を手のひらに出し、温めてからそっと肌になじませましょう。コットンを使う場合も、肌をたたくなどの刺激を与え過ぎないように注意が必要です。
乳液
乳液の一回の使用料の目安は、10円玉くらいの大きさです。手のひらで温め、手のひら全体を使い、顔の中心から外側に優しく伸ばしましょう。目のまわりの皮膚は非常に薄いため、刺激し過ぎないように優しくつけましょう。
メイク初心者向け!ベースメイクのやり方
化粧下地
化粧下地は、小豆くらいの量を手に取り、中指と薬指でなじませた後、頬の中心から外側に向けて塗り伸ばします。その後、指に残った化粧下地を額・鼻・あごに・首の順に薄くなじませるようにつけます。目元はこすり過ぎないように気をつけて薄くつけましょう。
ファンデーション
リキッドファンデーションは化粧下地と同様の方法で肌になじませます。パウダーファンデーションは、スポンジを使い、Tゾーン・小鼻まわり・頬などになじませるように塗りましょう。
ハイライト・コンシーラー
コンシーラーを使うと、目の下のクマやニキビの跡など気になる部分を目立たなくできます。リキッドファンデーションの場合は、ファンデーションの後で、パウダーファンデーションの場合は、前に使いましょう。
ハイライトは、顔に立体感やツヤを出すために使います。基本的には、ファンデーションの後に使いますが、下地として使えるものもあります。
フェイスパウダー
フェイスパウダーは、ベースメイクの仕上げとして使われるもので、化粧崩れを防止します。パフやブラシにパウダーを軽くつけ、顔全体に薄くのせます。
メイク初心者向け!眉メイクのやり方
アイブロウパウダー
アイブロウパウダーは、使用料がわかりにくく、つけているうちに濃くなってしまうことがあります。眉頭は薄めにつけ、全体的にも濃くなりすぎないよう注意しましょう。
アイブロウペンシル
アイブロウペンシルは、眉毛が足りないところを1本ずつ書き足します。線が太く濃くなり過ぎないように気をつけましょう。
メイク初心者向け!アイメイクのやり方
アイシャドウ
アイシャドウは、単色の場合、アイホール全体に薄くのせてから、上まぶたの目の淵ぎりぎりに重ねてつけます。濃淡のある多色使いをする場合は、薄い色をアイホール全体に、濃い色を目の淵に細くつけましょう。どちらも色の層がくっきりと分かれて見えないように、ぼかすようにつけることをおすすめします。
アイライン
アイラインは目頭から目尻に向かって描いていきます。まつ毛に沿って、細く入れましょう。太く濃く描きすぎると、きついイメージになってしまうので注意が必要です。
マスカラ
マスカラは、根元から毛先に向かってつけましょう。誤ってまぶたなどについてしまった場合、すぐにこするとマスカラが広がり取れなくなってしまいます。マスカラが乾いてから、綿棒でこするときれいに取れるので、慌てずに対処しましょう。
メイク初心者向け!ポイントメイクのやり方
チーク
チークは、笑顔を作ったときに、一番高くなるほほ骨のあたりを中心に、ふんわりと円くのばしましょう。クリームチークは指を、パウダーチークはブラシを使うとよいです。
リップ
リップは、リップブラシを使うことで、はみ出さずキレイに塗れます。唇が荒れている場合は、保湿リップを塗ってから、リップカラーを塗ることをおすすめします。
メイク初心者あるある!こんなメイクはNG!
メイク初心者がしがちな、メイクの失敗を具体的に紹介します。
チークが濃い
チークはメイクになれていないと加減がわからず、濃くなってしまいがちです。チーク用の大きなブラシを使うと薄くつけられます。メイクが完了した後で、チークが濃いと気づいたら、ティッシュペーパーを使って余分なチークを軽くおとします。
ファンデーションがあっていない
ファンデーションの色があっていないと、顔全体が浮いて見えます。明るすぎるものはハイライト用に、暗すぎるものはシャドウ用に使えるので、捨てずに使いきりましょう。購入する前に、実際に使う化粧下地と合わせて試してみることをおすすめします。
アイシャドウが逆効果に
濃い色のアイシャドウを上まぶたに広く塗ると、化粧が濃くなり過ぎるため、濃い色はまつ毛ぎりぎりに細くつけましょう。濃い色はあくまでもアクセントとしてのカラーを使うことをおすすめします。
アイラインがぶれてしまう
アイラインを目にそって、きちんと描くのは、初心者にとって非常に難しいことです。アイラインがぶれないように、一気に描かないで少しずつ書き足すことをおすすめします。失敗してしまった場合は、リップクリームをつけた綿棒で簡単に落とせます。
余分な眉毛を抜いてしまう
余分な眉毛を、毛抜きなどで無理矢理抜くのはトラブルの元です。同じところを継続的に抜いていると、生えなくなってしまうこともあります。眉毛を抜くことでまぶたがたるむ危険性もあります。眉毛は抜かずに、カミソリで剃るかハサミで切って整えましょう。
誰でも最初はメイク初心者!
メイクの初心者は、基本的なメイク法を知った上で、自分に合ったメイク法をみつけましょう。化粧水・乳液には肌を保湿し、メイク崩れを防ぐ役割があります。ファンデーションも、塗り方に気をつけることで、メイクを長持ちさせられます。アイメイクなどのポイントメイクは、初心者のうちはナチュラルメイクを心がけることをおすすめします。
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