落ち込み、イライラ、モヤモヤした時に自分の味方になってくれる一冊です。
友達や家族に相談も良いですが、納得できる答えじゃなかったり余計に落ち込んだりすることもあります。この本は、どこかのページが必ずあなたの味方になってくれます。
　「生きづらい」「窮屈だ」と感じている人には特にオススメです。自分の考え方と捉え方でこんなに世の中が違って見えるのか～と嬉しい発見ができました。
　その時の気持ちに寄り添ったページが見つかり、あなたを救ってくれますよ。

先月、一緒にいた大好きな母を亡くし、仕事が終わって帰った時の母のいない寂しさもあったのですが、タイミングよく、自分を観る為の本が届いて良かったと感じました。これでいいんだなと。
ほんとは、最初のこの本が届いて私が気にいったら、本が好きな母の為のもお願いしようと思っていたのです。母は、ベッドで毎日本を読んで、昨年は、毎月私が本屋で選んで5冊は読んでました。選ぶのが大変で、たまに、読んだ物を買ってきた事もありましたので。
いずれにしても、今回の本は、今の私の気持ちを鷲掴みで、一気に読めて良かったと思います。

可愛らしいねこの４コマと著者の言葉が素直に頭と心に入ってきました。とても分かりやすく、長文を読むのが苦手な私でも読みやすかったと思います。
過去を振り返り、あの時こうだったんだな、とか今現在を見つめ直すこともできたことに感謝したいです。
孤独というのは今のコロナ禍で多くの人達が抱えているものだと思うのですが、孤独イコール悪い事だけじゃないんだ、必要な事なんだと改めて思えました。
手元に置いておきたい一冊です。

人に言ってもそんなことで悩んでるの？と言われてしまったらどうしようと思うことや、自分しか悩んでいないかもしれないからなかなか人に相談できないようなピンポイントで解決してほしい悩みが全て書いてあって、この本はもしかしたら私の心中を見透かしてるのでは？と思うような内容でした。
人の顔色が気になる、自分が何者か分からない、生きてていいのか…
軽い悩みから気持ちがどん底になるような重い悩みなど、全てを大きな手で包み込んでくれる解決法がたくさん書いてあり、私の気持ちが悩む度、この本を読む度にすっきりすることは言うまでもありません。前作同様、私の人生のサポーターになってもらいたい一作です。

私は先天性の疾患をもつ人たちのトータルケアをしている医師で、患者さんと家族の悩みや躓きに対して助言していますが、ご本の内容全てが、受けている問題と、行っている助言にピッタリ当てはまり、驚きました。日本人の悩みって、ほとんど同じなのですね。特に、先の見えない不安に駆られて出生前診断を受けて、先が見えたら（将来の可能性の一つなのに）ますます不安になって中絶してしまう、という人が多いことにも繋がっていると思いました。