ぼくが出版を志そうと思ったのも、本屋が好きだったというのがある。
本が好きっていうより、本屋が好きだった。
学生のとき、暇なら本屋にいって、
面白そうなものないかなっていつもぼんやり探してた。
本屋さんは宝箱みたいなところだと思ってる。
だから、毎日宝箱をあけて、宝物を確認しにいってたっていう感覚。
「いいの出ろ!」ってまるでおみくじを引くみたいな。
いっぱい本は読んだ。けど、もちろん面白いものばかりじゃない。
“いま話題の”って言われて読んでも、まあまあってのもたくさんあった。
でもね、すごい本って本当にすごい。
「自分にぴったりの1冊」に出会ったとき、
わーってなる。そうなるともう、衝撃だとか、感動だとか、
なんかそんな言葉じゃとても表現しきれないほどの、
泣き出しそうな、叫び出しそうな、とんでもない喜びがあるよね。
この感覚をふだん本を読まない人にも、読む楽しさを忘れちゃった人にも、
もっとたっぷり味わってほしいなと思いながら活動してます。
いままでも、そしてこれからも、
読者のみなさんと、本屋さんを愛してます。
どうぞよろしくお願いします。
サンクチュアリ出版
代表 鶴巻謙介
出版社の人間って、意外と読者と遠い。
18年出版という事業に携わらせてもらって、
こんな事を思います。
せっかく僕たちの本を読んでくれているのに、
本からなにを感じて、
どんなことを考えてくれているのか。
これらを知れる機会は非常に限られています。
だからサンクチュアリ出版では
「読者との出会いの場」をとっても大切にしています。
みなさんと出会って、いろんな話をしたい!
直接会って「生の声」を聞くことが
本作りをする上で僕たちの一番の刺激になるからです。
「世界一、読者と近い出版社」をめざして。
これからも楽しいイベントをいっぱい企画しますので、
僕たちと出会って、
語り合って、
一緒に酒飲んで盛りあがりましょう!
サンクチュアリ出版
取締役副社長 金子仁哉