歯の痛みだけでなく、心の痛みも癒してくれると評判で全国から患者が訪れる、井上裕之先生の本格女性向けエッセイ第二弾。
前作「がんばり屋さんのための、心の整理術」で特に反響の大きかった、「自分の気持ちをうまく外に出せない」という悩みをテーマに、心に響く温かいメッセージが綴られています。
人の気持ちを大事にするあまり、自分を抑えてしまう。
自分の言いたいことや、やりたいことを、後回しにして、みんなのためにガマンしてしまう。
誰かの役に立ちたいと、がんばりすぎてしまう。
……やさしすぎるくらいにやさしいあなた、あなた自身の心は、大丈夫ですか。
パンク寸前では、ありませんか。
「ありのままでいたい」心の底ではそう願っていても、だれかを傷つけたくない、自分の役割や責任を果たさなくては、周囲の目が気になる……
いろんなことを考えすぎて、やはり自分を出すのが怖い、自分を出すのが苦手。
そういう方はたくさんいらっしゃると思います。
そうした心やさしい方が、もう自分の心を犠牲にせず、ありのままの自分を大事にできるように、とこの本は作られました。
ありのままの“あなたらしさ"を、無理せず、少しずつ、自然に、出してゆけるように。
その小さな第一歩(いえ半歩でもかまいません)を踏み出すための、心の処方箋的メッセージを30編お贈りします。
どこからでも読んでいただけますし、ほとんどのページに、やさしい絵が描かれていますので、もし疲れて文字を読むのがしんどいような日も、開いて眺めるだけで、少し心が休まると思います。
やさしくて、がんばり屋さんの方に、ぜひ読んでいただけたらうれしいです。