この本は、高橋歩が世界一周を終え、沖縄に移住し、史上最強の自給自足ビレッジ「ビーチロックビレッジ」を作り上げるまでの、8年間(2001〜2008年)のすべてを綴った作品。
無一文で沖縄に移住した高橋歩の、「沖縄で史上最強の楽園を創ろう!」という夢に、日本中から仲間たちが集まり、前例のない大プロジェクトはスタートした。
しかし、待っていたのは次から次へと巻き起こる波乱…。吹きつける逆風に耐え、そして乗り越えながら、折れない心で仲間たちと共に頑張り、遂に出来上がった伝説の自給自足ビレッジ。
まるで何かのドラマのような話だが、すべて真実のノンフィクションストーリーだ。
2008年3月、高橋歩は代表を退き、一緒に作った仲間たちへとビレッジを譲渡。
現在、ビレッジは新たなメンバーで、日々レベルアップを続けている。
本の出版後、「ISLAND SYORY」のドキュメントDVDや、物語に登場するビレッジのバンド「Simap」のCDも発売され、さらなる話題を呼んでいる。
著者プロフィール
高橋歩
1972年東京生まれ。自由人。
20歳の時、映画「カクテル」に憧れ、大学を中退し、仲間とアメリカンバー「ROCKWELLS」を開店。2年間で4店舗に広がる。
23歳の時、すべての店を仲間に譲り、プータローに。自伝を出すために、出版社「サンクチュアリ出版」を設立。自伝『毎日が冒険』をはじめ、数々のベストセラーを世に送り出す。
26歳の時、愛する彼女・さやかと結婚。出版社を仲間に譲り、すべての肩書きをリセットし、再びプータローに。結婚式3日後から、妻とふたりで世界一周の旅へ。約2年間で、南極から北極まで世界数十ヶ国を放浪の末、帰国。
2001年、沖縄へ移住。音楽と冒険とアートの溢れる自給自足のネイチャービレッジ「ビーチロックビレッジ」を創り上げる。同時に、作家活動を続けながら、東京、ニューヨークにて、自らの出版社を設立したり、東京、福島、ニューヨーク、バリ島、インド、ジャマイカで、レストランバー&ゲストハウスを開店したり、インド、ジャマイカで、現地の貧しい子供たちのためのフリースクールを開校するなど、世界中で、ジャンルにとらわれない活動を展開。
2008年、結婚10周年を記念し、家族4人でキャンピングカーに乗り、世界一周の旅に出発。
2011年、東日本大震災を受けて、旅を一時中断。宮城県石巻市に入り、ボランティアビレッジを立ち上げ、2万人以上の人々を受け入れながら、復興支援活動を展開。現在も、石巻市・福島市を中心に、様々なプロジェクトを進行中。
2013年、約4年間に渡る家族での世界一周の旅を終え、ハワイ・ビッグアイランドへ拠点を移す。
現在、著作の累計部数は200万部を超え、英語圏諸国、韓国、台湾など、海外でも広く出版されている。