だってさ、私、知ってるんですよ(二回目)。「片づけ」をきちんと身につけた人は生き生き輝いて、軽やかに動いて「自分」を生きている率高いんです。周りに片づけのプロとその生徒さんが多いからわかる。
片づけた彼女たちはとてもすっきりしていて、失敗が怖くても挑戦して、内面的にも外見的にも「自分らしさ」を発揮してる。例えずっこけても悩んでも、楽しそうに生きている……ように、私の目には映ってます。なんか行動的でたくましいし、無邪気なんよね。それが元からかというと、そうでもなかったりする。
これって「片づけ」をきっちり習得することで、「自分」を生きられる力がつくってことだと思うんです。
変わったのは私も同じ。10年くらい前までは夫に不機嫌な態度を取りながら「子どもの手が離れたらパートしないとなぁ……」とか「似合う服が減ってきたなぁ……老化?」とか色々迷いながら、不満を抱えながら、行動できないでいる専業主婦でした。
でも、片づけを学んで、SNSで発信をはじめて数年経った今、たくさんのお客様と出会えているし、外見もコロコロ変えて楽しんで、夫の脱サラにも子どもの受験にも賛成できた。なぜか子どもより先に自分が大学生になって仏教を勉強中だし、東京での単独講演も12月の大阪講演も完売。今、コラムだって書いてます。
行動量、何倍になったんだろう。オルタナティブな40歳になったものだなぁ……などと自分でもしみじみしちゃう。専業主婦時代には想像もしなかったこの変化は、間違いなく「片づけ」が関係してると思う。
「片づけ」で培った力を「片づけ以外」に応用できれば、「自分」を生きやすいんです。
これから書いていくことは、人生を見つめ直していたり、人生に飽きかけていて「動きたい!」「変わりたい!」とムズムズしている方々には、とても大事な話になると思う。「あ、私のことかも」と思った方はぜひ読んでいってほしい。
とりあえず今日は、なぜ「片づけ」を習得することで「自分」を生きられる力がつくと思ってるのかを伝えておきます。
「選ぶ力がつくから」です。
以上、終わり。……なんだけど、これだと連載にならないので、また来月ももっと詳しく話していきたいと思う。とにかくね「選ぶ力」が大事。初回はそれだけ覚えておいてください。
これ読んで「なんかいいな」と思った人は、「読んでほしいな」と思う人に伝えてくださいね。中学校や高校の頃、授業中に手紙を回したみたいに。ほなまた。
かとう麻子 1984年高知県生まれ、大阪府在住。 8年間の専業主婦生活を経て、2020年に整理収納アドバイザーとして起業。 現在は社会人学生として仏教を学びながら、落ち着いてるのに落ちない心と尽きない行動力を引き出すモチベーターとして活動中。 オンラインサロンやトークイベントなどを多数開催。一児の母。