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2.リスクを取る!たられば思考の卒業!
なぜほとんどの人が主人公のように生きていきたいという想いはあっても、理想の生き方に恐れを感じてしまうのでしょうか。
その原因は、リスクです。
人は、リスクを取ることを恐れています。
それが、挑戦する時のブレーキになっていることが多いです。
どんなポイントがリスクになっているかというと、、、
人に夢を語って、実現できなかったらどうしよう。
努力してうまくいかなかったらどうしよう。
起業するにしても借金をして失敗したらどうしよう。
といった不安で、がんじがらめになってしまっているのではないでしょうか。
私が起業する時、周りの人からは、、、
「絶対に無理だ。」
「リスクがある。」
「危ない。」
と言われてきました。
たしかに、リスクを取って失敗したらどうしようという不安もありました。
そんな不安を抱えていた時に、リスクの本質は何かを考えて答えが出ました。
それは「リスク=危険なこと(デンジャー)」と考えていたのですが、リスクの本質は、、、
「リスク=不確定要素」だということに気づきました。
人は、この未来の不確定なことに不安を感じています。
例えば、株に投資をすることを恐れる理由も自分が買った株が上がるか下がるか分からないからです。
ですが、もしタイムマシンに乗って未来に行き、株価を知ることができれば、みんな借金してでも投資をすると思います。
なぜなら株価が上がるということが、不確定なことではなく、確定していることだからです。
不確定要素があると、前に進めない人の多くは「たられば思考」です。
この会社に就職したら、安定しますか?
この資格を取ったら、給料上がりますか?
自信がついたらチャレンジします。
お金があればチャレンジします。
時間ができたらチャレンジします。
何かが確定してから、チャレンジしようとする癖。
この癖が、自分の成功を妨げている要因です。
最初から、確定していることなんて何一つとしてなかったはずです。
自転車に最初から乗れたわけでもないですし、日本語すら最初から、話せていたわけでもないです。
自信がついてから始めたことなど、何一つとしてないはずです。
これから事業を立ち上げて成果を創っていきたい、組織のリーダーとして活躍していきたいと考えるのであれば、「たられば思考」を卒業することです。
なぜなら、自分の仕事の立場が上がるほど、不確定要素に向かうことになっていきます。
成功する人、主人公はこの不確定要素を信じ、まだ形のない未来を信じて生きる人たちです。
これがビックマウスで生きる人の共通点です。
どんな成功者も、まずは宣言することからスタートしています。
不言実行ではなく、有言実行です。
宣言して行動すること。
その時の胸の高鳴りやドキドキ感はブレーキではなくてアクセルです。
ドキドキは出発のサインです。
ぜひ参考にしてみてください。
(画像提供:iStock.com/Caiaimage/Martin Barraud)
有田和明 株式会社VISION&Co.代表取締役 神奈川県横浜市出身 学生時代はプロサッカー選手を目指す。高校時代には全国高等学校総合大会(インターハイ)ベスト8、全国高校サッカー選手権3位。 大学卒業後、専門商社に入社。 社会人1年目の時から経営者を目指し、24歳で独立。 現在はキャリア支援事業を通じて、多くのビジネスアスリートを輩出することをテーマに、年間で2000人以上の方が参加する講演会も主催。また20代を中心にフリーランスや独立支援、キャリアアップ形成のサポートにも取り組んでいる。 また、中長期的に繁栄し続ける社会、人に貢献していくために「エシカル」や「サスティナブル」をテーマにしたセレクトショップの経営、アパレルブランド「Galapagos.406」の運営など多岐に渡り活動中。 株式会社VISION&Co. HP:https://www.vision--co.com/ 有田和明 オフィシャルサイト:https://www.aritakazuaki.com/ Instagram:https://www.instagram.com/kkk.visionary/ X:https://x.com/kazuaki_arita?s=20 note:https://note.com/kazuari/