最速で成功するビジネスアスリート養成講座

最短最速で、達成するための必殺仕事術

#連載エッセイ
#最速で成功するビジネスアスリート養成講座

若手起業家として、大活躍している有田和明の本気のコラム「最速で成功するビジネスアスリート養成講座」
余すことなく、成功の原因を伝えます。

あなたは優柔不断な人ですか?

もしくは即断即決で物事を決めることができる人ですか?

物事を決めるたびに悩んでいたら時間やエネルギーがもったいないですし、フラストレーションですよね。

悩むことが多い人には選択する回数が多いという特徴があります。

ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授の研究では人は1日に最大で3万5000回の選択をしているという結果が出ています。

つまり人間の脳は1日に選択できる数が決まっているのだそうです。

その数以上の選択をしてしまうと脳が決断をすることに疲れを感じ「決断の先送り」が増えてくるそうです。

この3万5000回の選択というのは、例えば朝起きて出社するために

「何を着ていこう?」

「何分の電車に乗ろう?」

「どの改札口を通るか」

「何駅で降りるか」

「どのタイミングでコーヒーを飲むか」

「どんな言葉を使って誰にどんな話をするのか」なども含まれます。

全ての行動を人は選んでいます。

小さい大きい関係なくすべての決断を含めると、すぐに3万5000回に到達しますよね。

考えることや悩むことの回数が増えると、一つ一つの選択のクオリティが下がり、さらに優柔不断になります。

反対に考えることや悩むことの回数を減らすと、一つ一つの選択のクオリティを上げて、大きな決断もスパッとできるようになります。

有名な話ですが、Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズは、同じ種類の服をたくさん持っていて、毎日それを着ていたそうです。

同じ服を何着も持っていることで「服を選ぶ」という選択をしなくて済むようになります。

このように選択の回数を減らすことができます。

大切なのは普段から選択の回数を減らす訓練をすること。

スティーブ・ジョブズのような成功を収めている人の特徴は、的確かつ素早く決断することができることです。

それでは今回は無駄なことを考えず悩まず生活をサポートしていくための、仕事術をお話しします。

使うデジタルツールは「Gmail」!

多くのビジネスツールがありますが、私はGmailのみで充分だと考えています。

大事なことは、使うビジネスツールを絞り、シンプルにすることです。

スラックやチャットワークなどたくさんの素晴らしいビジネスツールが存在していますが、「いつ」「どこで」「どんな」やり取りが行われていたのかということがアプリごとに分散してしまうと、情報の整理ができず頭が混乱します。

そのことに頭を使うことはもったいないです。

また仕事を進めていくうえで、把握しておくことを明記してリストアップしておくことも大事です。

まずは下記4項目を明確にしましょう!

①目的
②目標
③現状
④目標を達成するためにやること

①目的
何のためにこの仕事やタスクを実行するのか。目的が不明確なまま進むと、自分だけでなく、周りも混乱します。

目的が不明確なままで動いている組織の特徴の一つに、組織を一つの体として考えた時に体の部位がバラバラに動いているので、たとえメンバーが一生懸命動いていていたとしても、仕事が前進しないということがあります。

全員で目的を定めて共有することで仕事の方向性を示し、前進させることができます。

②目標
目的を果たすための定量的かつ具体的に数値化したものが「目標」です。

大事なことは期日を細かく切ることです。中長期的なスパンや短期的なスパンで設定しましょう。

③現状
「目標達成に対して、現状どこまで進んでいるのか。」

目標ばかりに目がいっても現状を把握できていなければ明確なTODOを出すことはできません。

④目標を達成するためにやること
ここでは目標達成するためのTODOを書き出しましょう。

たくさん書けばいいわけではなく、目標を達成するために効果があることを書き出すことが大事です。

無駄なことは一つでも省き、目標を達成するために効果があることに100%力を注ぎましょう。

やることを増やすことは、簡単にできます。

しかしやることを断捨離するのが苦手な人が意外と多いと思います。

このTODOにも一つ一つ期日を切って確実に遂行させることが大事です。

情報を一元化する

情報を一つに集約させることが頭の整理整頓をしていくうえで一番大切です。

スマホのメモアプリや手帳、付箋など様々なところにメモをすることによって、どこにメモをしたのかを忘れてしまい、メモを探す時間が発生することは非常にもったいないです。

私はA3用紙一枚に、1ヶ月間のメモを記すように決めています。

顧客リストなどスプレッドシートでまとめたりするものもありますが、

会議や講義の内容を残すことに使用するのはA3用紙一枚のみです。

情報を一元化することでメリットが二つあります。

①情報を一元化することで、頭の中が整理されること。

②書くことのできるスペースが決まっていることで、無駄な情報を省き、必要な情報のみを記すことができるようになること。

最初は慣れるまで時間がかかると思います。

しかし活用し続けることで、情報処理能力が格段に上がります。

その結果仕事のスピードが早くなるのでぜひ実践してみてください。

カバンの中身

カバンの中身は、ビジネスマンの頭の中と言われています。

頭が整理されているビジネスマンは必ずカバンの中身も整理されています。

カバンの中のどこに、何を入れているのかを整理すること。

基本的に私のカバンには、、、

「PC、財布、メモ帳、充電器、本一冊、スマホ」の6つ以外はカバンの中に入ってません。

カバンの中がたくさんのもので溢れてぐちゃぐちゃになっているビジネスマンには生活習慣もだらしない人が多いです。

また荷物が重くなってしまうことは、アポイントをたくさんこなす人にとっては大きな疲労に繋がります。

1グラムでも中身を軽くすることにこだわりベストパフォーマンス、ベストコンディションで仕事をし続けていきましょう。

(画像提供:iStock.com/visualspace)


有田和明
株式会社VISION&Co.代表取締役
神奈川県横浜市出身
学生時代はプロサッカー選手を目指す。高校時代には全国高等学校総合大会(インターハイ)ベスト8、全国高校サッカー選手権3位。
大学卒業後、専門商社に入社。
社会人1年目の時から経営者を目指し、24歳で独立。
現在はキャリア支援事業を通じて、多くのビジネスアスリートを輩出することをテーマに、年間で2000人以上の方が参加する講演会も主催。また20代を中心にフリーランスや独立支援、キャリアアップ形成のサポートにも取り組んでいる。
また、中長期的に繁栄し続ける社会、人に貢献していくために「エシカル」や「サスティナブル」をテーマにしたセレクトショップの経営、アパレルブランド「Galapagos.406」の運営など多岐に渡り活動中。
株式会社VISION&Co. HP:https://www.vision--co.com/
有田和明 オフィシャルサイト:https://www.aritakazuaki.com/
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